アフラック生命が販売している終身保険の中でも、持病がある人でも加入できる無選択型終身保険の特徴は?
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2025/07/25 08:32
男性
60代
糖尿病や高血圧などの持病があり、一般の終身保険に申し込んでも健康告知で断られるのではと心配しています。アフラックの「終身保険どなたでも」は審査なしで加入できると聞きましたが、保険料や保障内容にデメリットがあるとも耳にしました。どのような人に向き、どの点に注意すべきでしょうか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
アフラック生命の生命保険「終身保険どなたでも」は無選択型の終身保険で、満40歳から満80歳までなら健康告知や医師の診査が不要です。そのため、糖尿病・心疾患・過去のがん治療歴などで他社審査に通りにくい人でも死亡保障を持てる点が最大のメリットです。
一方、無選択型の特性上、標準型より死亡リスクが高い層を幅広く受け入れるため、同じ保障額でも保険料は割増しになります。また契約後一定期間(例:2年間)は疾病死亡に対して満額の死亡保険金が支払われず、払込保険料相当額や所定の金額に限定される「削減期間」が設けられています。
災害死亡は初年度から満額支払われますが、病気による早期死亡リスクを重視する場合は注意が必要です。健康状態に問題がない人や告知で通過可能な人は、割安な一般の終身保険を選ぶ方が長期の保険料負担を抑えられます。
加入前には、保険料と削減期間中の保障額を比較し、持病の治療費や家計負担とのバランスを確認しましょう。
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無選択型保険
無選択型保険とは、過去の病歴や現在の健康状態について詳細な告知をしなくても加入できる保険のことです。一般的な保険では、加入時に健康診断や告知書の提出が求められ、その内容によっては契約を断られる場合があります。 しかし無選択型保険は、この審査を行わない、または極めて簡素にすることで、持病がある方や高齢の方でも加入しやすくした仕組みです。その分、保険料は通常より高めに設定され、保障額も限定的になるものの、誰でも受け入れられる安心感を提供します。
死亡保険金
死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。