投資の知恵袋
Questions
夜間PTSとは、通常のPTSと何が違うのでしょうか。
回答済み
1
2026/09/30 17:34
男性
40代
夜間PTSという言葉を見ましたが、通常のPTS取引と何が違うのかよく分かりません。取引できる時間帯が違うだけなのか、株価の決まり方や手数料、注文の通りやすさにも違いがあるのでしょうか。仕事終わりに株を売買できるなら便利そうですが、初心者が使うときの注意点も知りたいです。
回答をひとことでまとめると...
夜間PTSは取引時間の違いだけでなく、価格形成・流動性・スプレッドに注意し、指値注文を基本に慎重に使うべき取引手段です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
夜間PTSは便利そうに見える一方、通常取引と同じ感覚で使ってよいのか迷いやすい仕組みです。特に初心者は「夜に取引できるメリット」と「価格がぶれやすいリスク」を分けて考えることが大切です。
PTSとは、証券取引所を通さずに株式を売買できる私設取引システムです。通常のPTSには日中取引と夜間取引があり、夜間PTSは主に夕方から深夜にかけて取引できる時間帯を指します。仕事後に決算発表や海外市場の動きを見て売買できる点はメリットです。
ただし、夜間PTSは参加者が少なく、売買注文の量も限られやすいため、東証の終値と異なる価格で約定することがあります。買いたい人と売りたい人の注文が合った価格で株価は決まりますが、板が薄い銘柄では価格が大きく飛ぶこともあります。
手数料は証券会社によって異なり、通常の国内株式取引と同水準の場合もあります。ただし実質的には、売値と買値の差であるスプレッドが広がりやすく、不利な価格で売買してしまう点に注意が必要です。
初心者が使うなら、成行注文ではなく必ず指値注文にし、出来高の多い銘柄を少額で試すのが基本です。夜間PTSは便利な補助手段ですが、通常取引の代わりではありません。急いで売買する場ではなく、価格・出来高・ニュースを確認したうえで慎重に使う取引方法と考えましょう。
