投資の知恵袋
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「NISAでゴールドを買うのはもったいない」と聞きましたが、なぜでしょうか。
回答済み
1
2026/07/15 15:13
女性
30代
新NISAでゴールド(純金積立や金ETFなど)を購入するのは「非効率」「もったいない」と言われる理由が知りたいです。値上がり益が非課税になるはずなのに、なぜ株式や投資信託より不利とされるのでしょうか。
回答をひとことでまとめると...
新NISAでゴールド投資が「もったいない」と言われるのは、配当や分配がなく複利成長が期待しにくく、非課税メリットを最大化しにくいためです。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
新NISAでゴールドを買うのが直ちに誤りというわけではありません。ただ、「もったいない」と言われるのは、NISAの非課税メリットが、金よりも株式や株式投資信託のほうで生きやすいからです。金融庁も、つみたて投資枠を長期・積立・分散投資に適した商品に限定しており、対象は株式インデックス型が中心です。
金は配当や利息を生まないため、主な収益源は値上がり益だけです。一方、株式や投資信託は値上がり益に加え、配当や企業成長の恩恵も期待でき、長期では複利効果を生かしやすい資産です。限られたNISA枠を使うなら、成長資産を優先したほうが制度との相性はよいと考えられます。
加えて、金ETFは成長投資枠の対象でも、信託報酬や売買コストがかかります。純金積立はNISA対象外となる場合もあり、同じ金投資でも制度上の扱いが異なります。さらに、金地金の譲渡益は一定の条件で譲渡所得の特別控除50万円が使えるため、NISAを使わなくても税負担が抑えられる余地があります。
そのため、NISAでゴールドを持つなら主力ではなく補完と考えるのが基本です。株式中心の資産形成に、インフレや有事への備えとして一部組み入れるかを、コスト・リスク・分散効果の観点から判断するのがよいでしょう。
