楽天生命の生命保険「スーパー終身保険」の保障内容と付帯サービスを教えてください。
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2025/07/23 08:31
男性
30代
楽天生命の生命保険である「スーパー終身保険」には、死亡時だけでなく高度障害時にも保険金が出ると聞きます。また、生前に受け取れるリビング・ニーズ特約や24時間の健康相談なども付くそうですが、具体的にどのような条件と内容なのでしょうか。保障とサービスの範囲を総合的に把握したいのですが、詳しく教えていただけますか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
楽天生命の生命保険「スーパー終身保険」の基本保障は、「死亡保険金」と「高度障害保険金」です。高度障害とは両眼失明や中枢神経系の重度障害など、終身にわたり介護を要する状態を指し、発生時に死亡保険金と同額が支払われます。
加えてリビング・ニーズ特約が自動付帯されており、医師により余命6ヵ月以内と診断された場合、死亡保険金の全部または一部(上限3,000万円)を生前給付として受け取れます。指定代理請求特約も自動付帯され、被保険者が請求できない事情があるときに事前指定した代理人が保険金を請求でき、家族の負担を軽減します。
付帯サービスとして、24時間健康サポートデスクが年中無休で医師・看護師らに健康、医療、介護、育児、メンタルヘルスの相談を行えます。さらにセカンドオピニオンサービスでは、重大疾病の診断内容や治療方針について専門医の意見を無料で受けられます。
これらのサービスは保険期間中いつでも利用可能で、保険金請求と無関係に活用できる点が特徴です。保障金額の設定次第で相続対策や葬儀費用確保にも役立つため、ライフプランに合わせて金額と特約の範囲を確認して加入すると安心です。
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関連する専門用語
死亡保険金
死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。
高度障害保険金
高度障害保険金とは、生命保険や個人年金保険などにおいて、被保険者が「高度障害状態」と認定されたときに支払われる保険金のことです。高度障害状態とは、両目の視力を永久に失った場合や、手足の機能が著しく損なわれて回復が見込めないような重い障害を指します。このような状態になると、通常の生活や仕事が困難になるため、生活支援の目的で保険金が支払われます。 多くの場合、高度障害保険金は死亡保険金と同額であり、死亡時と同様の保障が受けられる仕組みです。受け取った保険金は、医療費や介護費用、生活資金に活用されることが多く、予期せぬ重い障害に備えるための大切な保障の一つとなっています。
リビング・ニーズ特約
リビング・ニーズ特約とは、生命保険の被保険者が余命6か月以内などの診断を受けた場合に、死亡保険金の全部または一部を生前に受け取れる仕組みです。 医療費や介護費など多額の出費が急に必要になる場面で、保険金を先に受け取ることで生活資金を確保しやすくなります。受け取った後も契約を消滅させずに続けられるケースが多く、残りの保険金や保障内容は契約時の条件に従って変動します。 税金面では非課税枠や控除の対象になることもあり、利用前に受取額や相続税・所得税への影響を確認することが大切です。
指定代理請求特約
指定代理請求特約とは、被保険者ご本人が病気やけがなどで自分の意思を示せない状態になったときに、事前に指名しておいた家族などが代わりに保険金や給付金を請求できる仕組みです。 これにより、緊急時でも手続きが滞らず、治療費や生活費を早く受け取れる可能性が高まります。保険会社が設定した条件(意思能力の喪失や高度障害など)を満たすと代理請求が可能となり、請求後は受取人名義の口座へ保険金が支払われます。 投資や資金計画の観点では、万一のときに資金繰りを安定させる安全網として役立つため、ライフプラン全体のリスク管理を強化する手段の一つといえます。