米国株式市場の休場スケジュールを教えて下さい
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2025/08/29 08:41
男性
30代
米国株式市場は日本の祝日とは異なるため、投資を始めたばかりの私には取引可能な日が分かりにくいです。特に米国株を購入していると、祝日や休場日に注文が反映されず、思わぬ取引機会を逃す可能性があるのではと不安です。年間を通じてどのような休場スケジュールになっているのか、また休場日前後の取引で注意すべき点があれば教えていただけますか。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
米国株式市場(ニューヨーク証券取引所やナスダック)には、毎年あらかじめ定められた休場日があります。主に、元日(1月1日)、独立記念日(7月4日)、感謝祭(11月第4木曜日)、クリスマス(12月25日)など、米国の主要な祝日に合わせて取引が停止されます。また、レイバーデーやメモリアルデーといったアメリカ特有の祝日も休場対象です。さらに、祝日が土曜日に当たる場合は直前の金曜日、日曜日に当たる場合は翌月曜日が休場になることもあります。
加えて、感謝祭の翌日やクリスマスイブなど、一部の日には取引時間が短縮される「半日立会い」が設定されます。そのため、通常通りの時間で発注しても取引が成立しないケースがあるため注意が必要です。
投資家にとっては、休場日前後は売買注文が滞りやすく、為替相場とのタイムラグや流動性の低下が起こる点に気を付ける必要があります。特に日本との時差も影響するため、発注タイミングが実際の取引開始時刻とずれることが多く、年初や年末の休場スケジュールを把握しておくと安心です。
証券会社のウェブサイトや取引画面でも毎年最新の休場カレンダーが公開されています。取引をスムーズに進めるためには、事前に確認しておくことを強くおすすめします。
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ニューヨーク証券取引所(NYSE)
ニューヨーク証券取引所(NYSE:New York Stock Exchange)とは、アメリカ・ニューヨークにある世界最大級の証券取引所であり、株式市場の中心地のひとつとして世界中の投資家から注目されています。ウォール街に本拠地を構え、200年以上の歴史を持つこの取引所では、主にアメリカの大企業の株式が売買されています。 上場企業には、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソン、バークシャー・ハサウェイなどの世界的な大企業が名を連ねており、厳格な上場基準と透明性の高い取引制度によって信頼性が保たれています。また、NYSEは「立会場取引(フロア取引)」を今も一部で維持しており、証券取引所の象徴的な存在でもあります。 投資信託やETF、外国株式などを通じて、日本の投資家もNYSE上場銘柄にアクセスできるため、グローバル分散投資を考えるうえで欠かせない基礎知識のひとつです。
NASDAQ(ナスダック)
NASDAQ(ナスダック)とは、アメリカの代表的な株式市場の一つで、特にハイテク企業をはじめとする成長企業が多く上場していることで知られています。正式名称は「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」で、その頭文字をとってNASDAQと呼ばれています。 ニューヨーク証券取引所(NYSE)と並ぶ主要市場であり、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの大手テクノロジー企業を含む多くの企業が上場しています。NASDAQは電子取引を採用しており、取引スピードや透明性が高いのが特徴です。また、証券会社(マーケットメーカー)が仲介する「ディーラー市場」としての特性も持っています。 NASDAQには「NASDAQ Global Select Market」「NASDAQ Global Market」「NASDAQ Capital Market」の3つの市場区分があり、企業の規模や条件によって異なります。また、「NASDAQ総合指数」はNASDAQ全体の動向を示し、「NASDAQ100指数」は時価総額の大きい非金融セクターの100銘柄で構成される指数として、世界中の投資家に注目されています。
半日立会い
半日立会いとは、証券取引所において通常よりも短い時間だけ取引が行われる特別な営業日のことを指します。日本の株式市場では、年末最終営業日や祝日の前などにこの半日立会いが設定されることがあり、通常の午前・午後の取引に比べて、午前中のみで終了するのが一般的です。 この日は市場の取引時間が短いため、売買の機会も限られ、取引量が少なくなる傾向があります。そのため、株価の値動きが平時よりも不安定になる場合があり、投資家にとっては注意が必要です。カレンダー上は営業日でも、取引スケジュールが通常とは異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
為替相場
為替相場とは、異なる通貨同士を交換する際の比率、つまり「どれくらいの円で1ドルを買えるか」といった為替レートのことを指します。たとえば、1ドル=150円という為替相場であれば、1ドルを手に入れるためには150円が必要という意味になります。この相場は常に変動しており、通貨の需要と供給、経済指標、金利差、政治情勢などさまざまな要因によって日々変わっていきます。 投資や貿易、旅行などに大きく影響するため、為替相場は世界中の投資家にとって非常に重要な情報となっています。特に外貨建て資産に投資する際には、為替の動きが収益に直結するため、注意深く見る必要があります。
流動性
流動性とは、資産を「現金に変えやすいかどうか」を表す指標です。流動性が高い資産は、短時間で簡単に売買でき、現金化しやすいという特徴があります。例えば、上場株式や国債は市場で取引量が多く、いつでも売買できるため、流動性が高い資産とされています。 一方、不動産や未上場株式のように、売買相手を見つけるのが難しかったり、取引に時間がかかったりする資産は、流動性が低いといえます。 投資をする際には、自分が必要なときに資金を取り出せるかを考えることが重要です。特に初心者は、流動性が高い資産を選ぶことで、急な資金需要にも対応しやすく、リスクを抑えることができます。