純金融資産について
純金融資産について
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2026/02/18 18:15
男性
60代
純金融資産についてのコラムを見ましたが、基本的に言われているのは、金融資産(現預金・株、投資信託、債権・保険の解約返戻金)から負債を引いた金額を純金融資産との定義ですが、負債の分類に保証分は含むのでしょうか? 即ち、例えば法人の代表で法人の借り入れに代表が保証をする事を日本では広く行われていると認識しています。 また、金は実物なので、流動性は高いですが、純金融資産には含めない認識ですが、その認識で良いのでしょうか。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
ご質問の前提として重要なのは、「純金融資産」という言葉は何の目的で使っているかによって整理の仕方が変わるという点です。資産階層の分類のために使うのか、それともご自身の資産戦略や将来設計のために使うのかで、保証や実物資産の扱いは異なります。
一般的な定義では、純金融資産とは金融資産から金融負債を差し引いた金額です。金融資産には現預金、上場株式、投資信託、債券、解約返戻金のある保険などが含まれ、金融負債は住宅ローンなど返済義務が確定している債務を指します。
この定義に基づく場合、法人借入に対する代表者保証は通常含めません。代表者保証は「偶発債務」と位置づけられ、現時点で確定している負債ではないためです。統計や資産階層の議論でも、純金融資産には含めないのが一般的です。
金融機関が個人の資産状況を評価する際も、保証はまず偶発債務として認識されます。そのうえで会社の財務状況や収益力を踏まえ、実質的な影響を判断します。したがって、純金融資産という数値そのものには含めないものの、オーナー経営者の場合は保証残高を別枠で把握しておくことが重要です。
金については、実物の地金やコインは実物資産であり、純金融資産には含めません。一方、金ETFのような金融商品(例:SPDRが提供する金ETFなど)は金融資産に該当するため含まれます。
純金融資産は便利な指標ですが、それ自体が目的ではありません。何のために把握するのかを定めて初めて、適切な定義が決まります。
もしご自身の状況に即して整理したい場合は、投資のコンシェルジュの無料相談をご活用ください。前提を明確にしたうえで、資産の捉え方を一緒に整理いたします。
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現物資産(実物資産)
現物資産とは、紙や電子上の権利ではなく、実体のある形で存在する資産を指します。代表例として金や原油などのコモディティ、不動産、インフラ施設、機械設備などが挙げられ、いずれも手に取るか現地で確認できる「モノ」としての価値を持ちます。 これらは価格がインフレに連動しやすく、貨幣価値の目減りを防ぐ手段として投資家に選ばれる一方、市場規模や取引手続きの複雑さから現金化に時間がかかる場合があります。 したがって、長期的な資産防衛や分散投資の一環として有効ですが、流動性や保管コスト、地域の規制といった要素を踏まえて検討することが大切です。
連帯保証
連帯保証とは、借金などの債務を負っている人が返済できない場合に、代わりに支払う責任を負う保証の形の一つです。通常の保証と違い、連帯保証人は本人とまったく同じ立場で責任を負うため、本人に請求する前にいきなり連帯保証人に全額請求されることもあります。 そのため、連帯保証になるということは、実質的に自分の借金のようなリスクを負うことになります。親族や知人の頼みで安易に引き受けてしまうと、思わぬ経済的な負担を抱える可能性があるため、慎重な判断が必要です。
金融負債
金融負債とは、個人や企業が将来的に返済しなければならないお金のことで、金融機関などからの借り入れやローン、クレジットカードの未払い残高などが含まれます。たとえば、住宅ローンや自動車ローン、教育ローン、カードローンなどが代表的な金融負債です。 これらは資産形成の一部として計画的に活用されることもありますが、返済能力を超える借入は家計を圧迫し、資産運用にも悪影響を与える可能性があります。金融負債は、資産と対になる存在であり、純金融資産を算出する際には必ず考慮されます。自身の財務状況を正しく把握し、健全なバランスで管理することが、安定した資産運用の第一歩となります。
金融資産
金融資産とは、現金や預金、株式、債券、投資信託など、金融市場で取引可能な資産のことを指します。不動産や貴金属のような実物資産とは異なり、換金性が高く、運用によって価値が変動する特徴があります。個人の資産運用においては、金融資産を適切に分散し、リスクとリターンのバランスを取ることが重要とされます。企業の財務管理においても、金融資産の保有状況は流動性や資金繰りに影響を与えるため、戦略的な管理が求められます。
純金融資産
純金融資産とは、個人や世帯が保有する金融資産のうち、借金などの負債を差し引いたあとの純粋な資産のことを指します。たとえば、預貯金や株式、投資信託、保険などの「プラスの資産」から、住宅ローンやカードローンなどの「マイナスの資産(負債)」を差し引いた金額が純金融資産です。この数値がプラスであれば、資産が負債を上回っていることを意味し、経済的に安定した状態といえます。 逆にマイナスであれば、借金の方が多いということになります。純金融資産は、家計の健全性を判断するうえで重要な指標とされており、資産運用を考えるうえでもまず自分の純金融資産がどの程度あるのかを把握することが大切です。
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