ライフネット生命がやばいと言われる3つの理由とは?保険の特徴・メリット・デメリット、保険料の見積もり結果を徹底解説

ライフネット生命がやばいと言われる3つの理由とは?保険の特徴・メリット・デメリット、保険料の見積もり結果を徹底解説
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公開:
2025.09.25
更新:
2026.02.17
ライフネット生命は「安くてシンプル」と言われる一方、「やばいのでは」「支払いは大丈夫か」といった評判もあり、加入・見直し時に判断材料が不足しがちです。放置すると、必要保障の不足や告知ミスによる不支給などのリスクにもつながります。この記事では、会社の信頼性(理念・財務指標)から、主要商品8種の特徴、メリデメ、向き不向き、加入前の確認点までを比較軸で整理して解説します。
ライフネット生命の基本情報
ライフネット生命は、ネット型の生命保険会社です。従来の生命保険業界の常識を覆し、インターネットを活用した新しいビジネスモデルで保険料の削減を実現しています。
経営理念と特徴
ライフネット生命の経営理念は「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」というものです。
最大の特徴は、保険料の内訳を公開している点にあります。保険料に含まれる手数料が何%なのかを明確にすることで、顧客との信頼関係を構築しています。
また、営業担当者や代理店を持たない完全オンライン型のビジネスモデルを採用しており、人件費や店舗運営費を削減することで保険料の低価格化を実現しました。商品ラインナップをあえて絞り込み、シンプルでわかりやすい保障内容にすることも同社の大きな特徴といえるでしょう。
運営の安全性
保険会社の安全性を測る重要な指標である「ソルベンシー・マージン比率」において、ライフネット生命は2025年3月時点で1,722.2%という高い数値を維持しています。
この比率は、通常の予測を超える保険金支払いが発生した場合の支払い余力を示すもので、200%以上あれば健全とされています。ライフネット生命の財務健全性は十分に高いといえるでしょう。
ライフネット生命が「やばい」と言われる3つの理由
ライフネット生命について「やばい」という評判を見かけることがあります。この評判の背景には、主に3つの理由が存在しています。ここでは、それぞれの理由について客観的なデータをもとに検証していきましょう。
理由1:保険商品が他社よりも少ない
ライフネット生命の商品ラインナップは8種類のみで、大手生命保険会社と比較すると限定的です。この商品数の少なさが「選択肢がない」「ニーズに合わない」という不満につながり、「やばい」という評価の一因となっています。
たとえば、日本生命や第一生命といった大手生保では、死亡保険だけでも定期保険、終身保険、養老保険、収入保障保険など多様な商品を取り揃えています。
また、ライフネット生命には貯蓄型商品が一切ありません。学資保険や個人年金保険、終身保険といった、将来の資産形成を兼ねた保険商品を求める方には選択肢がありません。
理由2:保障内容がシンプルすぎる
ライフネット生命の商品設計はシンプルで、特約の種類も限定的です。この点が「保障が手薄い」という評価につながっています。
同社の保険商品は基本保障に特化しており、カスタマイズの自由度が低いのが特徴です。たとえば医療保険では、先進医療特約やがん治療特約などの基本的な特約しか用意されていません。
他社では10種類以上の特約から自由に選択できる商品も多いなか、ライフネット生命の選択肢の少なさは物足りなく感じる方もいるでしょう。特に持病がある方や、手厚い保障を求める方にとっては、ニーズを満たせない可能性があります。
一方で、このシンプルさは「わかりやすさ」という長所でもあります。複雑な保険商品に苦手意識がある方や、必要最低限の保障で十分という方にとっては、むしろメリットといえるかもしれません。
理由3:保険金が支払われなかった人がいる
ライフネット生命の保険金支払い拒否率が他社と比較してやや高いという指摘があります。この背景には、主に「告知義務違反」が原因として挙げられています。
オンライン申込みの手軽さが裏目に出て、告知事項を軽視してしまうケースが多いようです。対面販売では営業担当者が告知の重要性を説明しますが、ネット申込みではその機会がありません。
実際の支払い日数については、書類到着から平均2.91日という早さを実現しており、業界でもトップクラスのスピードです。つまり、適切に告知を行い、支払い要件を満たしている場合は、迅速に保険金が支払われているということになります。
告知義務違反を防ぐためには、健康状態や既往歴を正確に申告することが不可欠です。この点を理解している方にとっては、支払い拒否率の高さは大きな問題にはならないでしょう。
ライフネット生命が取り扱っている保険商品
ライフネット生命は「本当に必要な保険だけを提供する」という方針のもと、商品ラインナップを8つに絞り込んでいます。死亡保障、医療保障、がん保障、就業不能保障、認知症保障という5つのカテゴリーで展開しており、それぞれシンプルでわかりやすい設計となっています。
定期死亡保険「かぞくへの保険」
「かぞくへの保険」は、万が一のときに遺された家族の生活費や教育費に備えるための定期死亡保険です。配当や解約返戻金がないぶん、保険料を抑えた設計になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険金額 | 500万円~1億円(100万円単位)※51歳以上は300万円から |
| 保険期間 | 年満了:10年・20年・30年から選択、歳満了:65歳・80歳・90歳まで |
| 特徴 | 配当・解約返戻金なし、価格.com保険アワード2024年第1位 |
| 対象年齢 | 20歳~70歳 |
シンプルさを重視しているため、資産形成や貯蓄性を求める方には不向きですが、子育てや住宅ローン返済期など一定期間だけ大きな保障が必要な世代に適しています。
終身医療保険「じぶんへの保険3」「じぶんへの保険3レディース」
終身医療保険は、一生涯保険料が上がらない医療保険です。日帰り入院から長期入院まで幅広くカバーし、手術給付金も含まれています。
| 商品名 | 対象 | 保障内容 |
|---|---|---|
| じぶんへの保険3 | 男女共通 | 入院給付金、手術給付金、先進医療特約(選択可) |
| じぶんへの保険3レディース | 女性限定 | 上記に加え、女性特有の病気で入院給付金上乗せ |
終身型なので一生涯にわたり保障が続き、保険料も加入時に決まったまま変わりません。特に生活習慣病や女性特有の疾病を幅広くカバーできる点が評価されています。
医療費の不安を長期的に解消したい人や、年齢を重ねても保障を切らしたくない人に適しています。シンプルながらも必要な範囲を押さえた設計が特徴です。
定期保険と終身保険の違いに関しては、こちらの記事をご覧ください。
定期医療保険「じぶんへの保険Z」「じぶんへの保険Zレディース」
定期医療保険は、保険期間を限定することで加入時の保険料を抑えた医療保険です。終身タイプと比較すると、若い世代の保険料負担が軽くなるため、まずは最低限の医療保障を確保したい方に適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険期間 | 10年更新(最長90歳まで自動更新) |
| 入院給付金日額 | 5,000円・8,000円・10,000円・12,000円・15,000円から選択 |
| 特徴 | 更新時に年齢に応じて保険料が上がる |
| 対象年齢 | 20歳~70歳 |
更新型の医療保険で、若いうちは保険料が抑えられるのがメリットです。10年ごとの更新時に年齢に応じて保険料が上がる仕組みのため、将来的には負担増となる点に注意が必要です。
短期的にコストを抑えて医療保障を確保したい人や、まずは最低限の保障を準備して後から見直したい人に向いています。
ライフネット生命の医療保険は、こちらの記事でも解説しています。あわせて参考にしてみてください。
がん保険「ダブルエール」
「ダブルエール」は、がん診断から治療まで幅広くサポートするがん保険です。がんと診断された時点で一時金が受け取れるため、治療方法の選択肢を広げることができます。
| タイプ | 診断一時金 | 治療サポート給付金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シンプル | 100万円 | なし | 最も基本的な保障 |
| ベーシック | 100万円~300万円 | 月10万円 | バランス型 |
| プレミアム | 100万円~300万円 | 月10万円 | 上皮内新生物も同額保障 |
がんと診断された時点でまとまった一時金を受け取れるため、治療方法や生活設計の選択肢を広げやすいのが特徴です。ベーシックからプレミアムまで3つのプランが用意されており、ニーズに合わせた保障が選べます。
ベーシックまたはプレミアムでは、入院・通院にかかわらず、所定のがんの治療費についてサポートを受けられます。がん家系の方や、がんに対する経済的不安を強く感じる方に適した商品といえるでしょう。
「ダブルエール」に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
就業不能保険「働く人への保険3」
「働く人への保険3」は、病気やケガで長期間働けなくなったときの収入減少に備える保険です。入院だけでなく、在宅療養も保障の対象となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給付金月額 | 10万円~50万円(5万円単位) |
| 支払対象外期間 | 60日または180日から選択 |
| 給付タイプ | 標準タイプ(満額給付)、ハーフタイプ(540日間は半額給付) |
| 保険期間 | 55歳・60歳・65歳・70歳まで |
長期間働けなくなった場合の生活費を補う商品で、在宅療養にも対応している点が強みです。収入の減少に備えられるため、特に一家の収入を支える立場の人にとって有効です。
給付タイプや支払対象外期間を選べるため、自分の働き方や家計状況に応じた設計が可能です。ただし短期の休業には対応しにくいため、補完的な位置づけとして考えると良いでしょう。
就業不能保険の仕組みやメリットなどを知りたい場合は、こちらの記事もご覧ください。
認知症保険
40歳から70歳までの方が加入できる認知症保険は、認知症や軽度認知障害(MCI)と診断されたときに一時金が支払われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約可能年齢 | 40歳~70歳 |
| 認知症診断一時金 | 100万円~500万円(50万円単位) |
| MCI診断一時金 | 認知症診断一時金の20% |
| 保険期間 | 終身(保険料も一生涯変わらない) |
終身型で保険料も一生変わらないため、将来的な負担が見通しやすい点も安心材料です。高齢化社会に対応したニーズの高い保障といえるでしょう。
介護費用の備えや家族の経済的負担を軽減したい人に適しています。40〜70歳の加入可能年齢に該当する方は、老後の安心を高める手段として検討の余地があります。
ライフネット生命の4つの強みやメリット
ライフネット生命には、オンライン専業保険会社ならではの強みがあります。保険料の安さだけでなく、利便性や透明性の高さも評価されています。
強み1:手続きがオンラインで完結する
ライフネット生命のメリットは、申込みから契約まですべてオンラインで完結できる点です。保険の見積もりから申込み、必要書類の提出まで、24時間365日いつでも手続きが可能となっています。
従来の対面販売では、営業担当者との日程調整や複数回の面談が必要でしたが、ライフネット生命なら自宅にいながら15分程度で申込みが完了します。クレジットカード決済にも対応しており、印鑑や口座振替依頼書の郵送も不要です。
また、医師の診査や健康診断書の提出も原則として必要ありません。告知事項への回答だけで加入できるため、健康な方にとっては非常にスムーズな手続きとなります。
契約後のマイページでは、契約内容の確認や住所変更、受取人変更などの各種手続きもオンラインで行えるため、継続的な利便性も高いといえるでしょう。
強み2:保険料の透明性が高い
ライフネット生命は、保険料の内訳を公開しています。保険料に含まれる手数料が何%なのかを明確にすることで、顧客との信頼関係を構築しています。
一般的な生命保険会社では、保険料の内訳はブラックボックスとなっており、どれだけが保障に充てられ、どれだけが経費に使われているのか不明瞭です。しかし、ライフネット生命では「純保険料」と「付加保険料」の割合を公開しています。
この透明性により、自分が支払う保険料のうち、実際に保障に使われる部分と運営コストの部分が明確になります。保険選びにおいて「なぜこの金額なのか」という疑問に答えてくれる、画期的な取り組みといえるでしょう。
強み3:24時間申込みができる
インターネット専業の強みを活かし、24時間365日いつでも保険の申込みが可能です。仕事で忙しい方や、日中に時間が取れない方でも、深夜や早朝、休日など、自分の都合の良いタイミングで手続きができます。
見積もりシミュレーションも個人情報の入力なしで利用でき、保険料を何度でも試算できます。年齢や保険金額を変更しながら、自分に最適なプランを じっくり検討することが可能です。
さらに、申込み途中で中断しても、マイページに情報が保存されるため、後日続きから再開できる機能も便利です。これにより、家族と相談しながら、時間をかけて検討することもできます。
チャットサポートも用意されており、申込み中の疑問をリアルタイムで解決できる体制も整っています。対面販売のような押し売りの心配もなく、自分のペースで保険選びができる環境といえるでしょう。
強み4:給付金の支払いスピードが早い
ライフネット生命の給付金支払いスピードは業界トップクラスで、書類到着から平均2.91日で支払いが完了しています。最短では書類到着当日の支払いも可能となっており、緊急時の経済的負担を軽減します。
オンラインでの給付金請求にも対応しており、書類の郵送時間を省略できます。マイページから必要書類をアップロードすれば、さらに迅速な対応が期待できるでしょう。
また、支払い状況はマイページでリアルタイムに確認でき、「書類受付中」「審査中」「支払い手続き中」といったステータスが表示されます。いつ振り込まれるのかという不安を解消できる仕組みです。
2024年度の実績では、保険金・給付金の支払い件数の96%以上が5営業日以内に完了しており、この迅速さは顧客満足度の高さにもつながっています。
ライフネット生命の3つのデメリットや注意点
ライフネット生命には多くのメリットがある一方で、オンライン専業という特性上、避けられないデメリットも存在します。保険選びで後悔しないためにも、これらの注意点を十分に理解しておくことが重要です。
デメリット1:対面相談ができない
ライフネット生命最大のデメリットは、営業担当者による対面での相談ができない点です(対面代理店での相談窓口は可能)。保険は複雑な金融商品であり、自分に最適なプランを選ぶには専門知識が必要になることもあります。
電話やチャットでの相談窓口は用意されていますが、資料を見ながらの説明や、図解を使った解説などは対面に比べて制限があります。特に保険に詳しくない方にとっては、文字や音声だけの説明では理解しにくい場合があるでしょう。
また、ライフプランニングのような総合的な相談も難しくなります。従来の保険営業では、家族構成や将来の計画を聞きながら、必要保障額を算出してくれますが、オンラインではすべて自己判断となります。
人によっては、「ライフネット生命は審査が厳しい」と感じることもあるようです。詳しくは、こちらのQ&Aを参考にしてみてください。
デメリット2:商品の選択肢が少ない
ライフネット生命の保険商品は8種類のみで、大手生命保険会社と比較すると選択肢が限定的です。シンプルさを追求した結果ですが、細かなニーズに対応できない場合があります。
たとえば、学資保険や個人年金保険、養老保険といった貯蓄型の商品は取り扱っていません。資産形成を兼ねた保険を検討している方には不向きといえるでしょう。
終身保険も販売していないため、一生涯の死亡保障と貯蓄機能を求める方のニーズには応えられません。相続対策として終身保険を活用したい方は、他社を検討する必要があります。
デメリット3:特約のカスタマイズができない
ライフネット生命の保険商品は、特約の種類が少なく、カスタマイズの自由度が低いのが特徴です。基本保障はしっかりしていますが、個別のニーズに細かく対応することは困難です。
医療保険では、先進医療特約とがん治療特約程度しか選択肢がありません。他社では、通院特約、退院後療養特約、介護特約など10種類以上の特約から選べる商品も多いなか、物足りなさを感じる方もいるでしょう。
三大疾病や七大疾病での保険料払込免除特約もないため、重い病気になったときの保険料負担が継続する点も注意が必要です。
保障内容をシンプルにすることで保険料を抑えているため、このトレードオフは理解しておく必要があります。手厚い保障よりも、わかりやすさと保険料の安さを優先する方向けの設計といえるでしょう。
ライフネット生命が向いている人の3つの特徴
ライフネット生命は、すべての人に最適な保険会社というわけではありません。オンライン専業という特性を活かせる人にとっては、魅力的な選択肢となります。ここでは、ライフネット生命が特に向いている人の特徴を解説していきます。
特徴1:保険料を抑えたい人
ライフネット生命は、保険料の安さを重視する方に最適な選択肢です。店舗や営業員を持たない分、運営コストを大幅に削減し、その分を保険料の引き下げに反映しています。
特に20代から30代の若い世代にとっては、他社と比較しても競争力のある保険料設定となっています。子育て世代で教育費や住宅ローンの負担が大きい時期に、保険料を抑えられるメリットは大きいでしょう。
また、配当や解約返戻金がない掛け捨て型に特化することで、純粋な保障に対するコストパフォーマンスを高めています。貯蓄は別の方法で行い、保険は最低限の保障に絞りたいという合理的な考えの方に向いています。
保険の見直しで固定費を削減したい方にとっても、有力な選択肢となるでしょう。現在加入している保険から乗り換えることで、年間数万円の節約につながるケースも少なくありません。
保険金と保険料の関係は、こちらの記事でも解説しています。あわせてご覧ください。
特徴2:シンプルな保障で十分な人
複雑な特約や細かい保障内容よりも、基本的な保障がしっかりしていれば十分という方に、ライフネット生命は適しています。商品設計がシンプルなため、保障内容を理解しやすく、迷うことなく選択できるためです。
「死亡保障は〇〇万円」「入院したら1日〇〇円」という基本的な保障があれば安心という方にとって、余計な特約がない分、保険料も抑えられます。保険の仕組みを複雑にしたくない方には理想的な商品設計といえるでしょう。
また、必要最小限の保障から始めて、ライフステージの変化に応じて見直していくという考え方の人にも向いています。シンプルだからこそ、保障内容の過不足を判断しやすく、定期的な見直しも容易です。
保険営業員の提案に流されることなく、自分で必要な保障を判断できる方にとっては、透明性の高いライフネット生命の商品は安心感があります。
特徴3:ネット操作が得意な人
インターネットやスマートフォンの操作に慣れている方にとって、ライフネット生命の利便性は大きな魅力となります。24時間いつでも手続きができる環境は、忙しい現代人のライフスタイルにマッチしています。
オンラインバンキングやネットショッピングを日常的に利用している方なら、保険の申込みも違和感なく行えるでしょう。マイページでの契約管理も、他のWebサービスと同様の感覚で利用できます。
書類のアップロードやPDFのダウンロードなど、基本的なファイル操作ができれば、給付金請求もスムーズに行えます。
契約内容の確認も検索機能で簡単に行え、必要な情報にすぐアクセスできる利便性は、従来の保険にはない魅力といえるでしょう。
ライフネット生命が向いていない人の特徴
ライフネット生命のシンプルな商品設計やオンライン完結型のサービスは、すべての人のニーズを満たすわけではありません。保険に求めるものは人それぞれ異なるため、同社のサービスが合わない方も存在します。
ここでは、ライフネット生命が向いていない人の特徴を解説します。
特徴1:手厚い保障を求める人
ライフネット生命の保険商品は基本保障に特化しているため、手厚い保障や複雑な特約を求める方には不向きです。持病がある方や、あらゆるリスクに備えたい方のニーズには応えきれない可能性があります。
たとえば、がんと診断されたら保険料の支払いが免除される「保険料払込免除特約」や、要介護状態になったときの「介護保障特約」などは用意されていません。これらの保障を重視する方は、他社の商品を検討すべきでしょう。
また、入院時の差額ベッド代を補償する特約や、退院後の通院保障を充実させたい方にも物足りない内容です。実際の医療費負担をより幅広くカバーしたい場合は、特約の充実した保険会社を選ぶ必要があります。
特徴2:保険による資産形成を検討している人
貯蓄型の保険を希望する方にも向いていません。終身保険や養老保険、個人年金保険といった、保障と貯蓄を兼ねた商品は取り扱っていないため、資産形成を保険で行いたい方は他社を選択することになります。
ただし、保険を通じた資産形成は手数料が重くなりがちです。「保険は保険、投資は投資」と割り切り、投資に回したいお金はNISAやiDeCoに回すことも検討してみてください。
特徴3:対面での相談重視の人
保険は人生における重要な買い物のひとつであり、専門家と対面で相談しながら決めたいという方には、ライフネット生命は適していません。オンライン専業のため、営業担当者による訪問や店舗での相談はできない仕組みです。
ファイナンシャルプランナーによるライフプランニングを受けたい方や、家計全体を見ながら保険設計をしてもらいたい方には不便でしょう。電話やチャットでの相談は可能ですが、資料を広げながらの説明や、家族同席での相談には限界があります。
保険の知識に自信がない方にとっても、対面サポートの不在は大きなデメリットです。専門用語の説明や、保障内容の詳細な解説を受けたい場合、文字や音声だけのコミュニケーションでは理解が困難かもしれません。
また、保険金請求時のサポートも基本的にはオンラインや電話対応となります。重要な手続きで不安を感じたときに、担当者が訪問してくれる安心感を求める方には向いていないといえるでしょう。
ネット型保険と対面型保険の違いに関しては、こちらのQ&Aも参考にしてみてください。
特徴4:特約を自由に選びたい人
保険商品をカスタマイズして、自分だけのオーダーメイド保障を作りたい方には、ライフネット生命の商品ラインナップは物足りないでしょう。特約の種類が限定的で、組み合わせの自由度が低いためです。
他社では、先進医療特約、通院特約、女性疾病特約、三大疾病特約など、10種類以上の特約から必要なものだけを選択できる商品があります。しかし、ライフネット生命では基本的な特約しか用意されていません。
特定の病気に対する保障を手厚くしたい方や、家族構成に応じて細かく保障内容を調整したい方のニーズには対応できません。たとえば、がん家系なのでがん保障だけを特に充実させたいといった要望には応えられない設計です。
【保険商品ごと】ライフネット生命の保険料を見積もり
ライフネット生命の公式ホームページで、実際の保険料を見積もりできます。簡易的に、30歳の男女で保険商品ごとの月額保険料をシミュレーションしました。
| 保険の種類 | 30歳男性 | 30歳女性 |
|---|---|---|
| 定期死亡保険 | 1,886円 | 1,442円 |
| 終身医療保険 | 1,578円 | 1,701円 |
| 定期医療保険 | 765円 | 1,275円 |
| がん保険 | 2,341円 | 2,793円 |
| 就業不能保険 | 1,901円 | 1,713円 |
上表のシミュレーション結果はシンプルな保障内容であり、保障を充実させると保険料は増します。あくまでも目安として参考にしてみてください。
ライフネット生命加入時の3つの注意点
ライフネット生命への加入を検討する際は、いくつかの重要なポイントに注意が必要です。オンライン申込みの手軽さゆえに見落としがちな点や、後々トラブルになりやすい事項について、事前に理解しておくことが大切です。
注意点1:告知事項を正確に申告する
ライフネット生命で最も注意すべき点は、告知事項を正確に申告することです。
オンライン申込みでは、健康状態や既往歴について自己申告で回答します。対面販売のように営業担当者が詳しく確認してくれることがないため、つい軽く考えてしまいがちですが、これは重大な契約違反につながります。
たとえば、過去5年以内の入院歴や現在治療中の病気、定期的に服用している薬などは、すべて正確に申告する必要があります。「このくらいなら大丈夫だろう」という自己判断は禁物です。
告知義務違反が発覚した場合、保険金が支払われないだけでなく、契約自体が解除される可能性もあります。支払った保険料も返還されないケースが多いため、正直な申告が何より重要です。
注意点2:保障内容の詳細を確認する
シンプルな商品設計とはいえ、保障内容の詳細は必ず確認しておく必要があります。特に、支払い条件や免責事項については、約款をしっかりと読み込んでおきましょう。
医療保険では、入院給付金の支払い限度日数や、手術給付金の対象となる手術の種類を確認することが重要です。日帰り入院は対象となりますが、検査入院は対象外となるケースもあるため注意が必要です。
がん保険の場合、責任開始日から90日以内にがんと診断されたときは給付金が支払われません。また、上皮内新生物の扱いもプランによって異なるため、どこまでが保障対象なのか明確に理解しておきましょう。
就業不能保険では、支払対象外期間が60日または180日に設定されています。この期間内に復職した場合は給付金が受け取れないため、短期の療養には対応できない点を理解しておく必要があります。
注意点3:他社の商品と比較する
ライフネット生命の保険料は「業界最安水準」ですが、必ずしも最安値ではありません。加入前には必ず複数社の見積もりを取って、比較検討することをおすすめします。保険料だけでなく、保障内容や特約の種類も含めて総合的に判断することが大切です。
また、現在加入している保険がある場合は、解約のタイミングにも注意が必要です。新しい保険の責任開始日を確認してから解約しないと、無保険期間が生じるリスクがあります。保険の乗り換えは慎重に行うべきでしょう。
よくある質問(FAQ)
2025.10.10
男性30代
“ライフネット生命の保険料は、なぜ他社より安いのでしょうか?その理由を教えてください。”
A. ライフネット生命の保険料が安いのは、営業や店舗維持などのコストを抑えたネット完結型の仕組みと、シンプルな商品設計による効率的な運営が理由です。
2025.08.12
男性40代
“ライフネット生命の保険に加入したあと、解約する方法を教えてください。”
A. 解約は書面またはウェブから手続き可能です。必要事項を記入し、本人確認書類を提出すれば完了します。解約日や返戻金の有無を事前に確認しましょう。
2025.11.05
女性30代
“ライフネット生命の見積もりの評判を教えて下さい。また、確認すべき注意点があればあわせて教えて下さい。”
A. ライフネット生命は、保険料の安さとネット完結の手軽さが評価されていますが、保障内容や告知条件を自分で正確に理解して選ぶ必要があります。見積もりでは総支払額・支払条件・告知内容を確認することが重要です。

金融系ライター
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1,000記事以上の執筆実績あり。
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1,000記事以上の執筆実績あり。
関連する専門用語
ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社がどれだけ予想外のリスクに耐えられるかを示す指標のことです。たとえば、大地震や大事故のような予測できない大きな支払いが必要になった場合に、その保険会社がしっかりと対応できるかどうかを判断するために使われます。 この比率が高ければ高いほど、経営の安定性があり、万が一のときでも契約者に対する保険金の支払い能力があると見なされます。保険会社の健全性をチェックする上でとても重要な数字です。
告知義務違反
告知義務違反とは、主に保険契約を結ぶ際に、自分の健康状態や過去の病歴、職業などについて、保険会社から求められた情報を正確に伝えなかったことを指します。 生命保険や医療保険などに加入する際、契約者は申込書などでいくつかの質問に答える必要がありますが、その際に虚偽の申告や重要な事実を意図的に隠すと「告知義務違反」となります。 この違反が発覚した場合、たとえ保険料を払い続けていても、保険金が支払われなかったり、契約が解除されたりする可能性があります。資産運用の一環として保険を利用する人にとっては、信頼性と保障の維持のためにも、正確な告知がとても重要です。
死亡保険
死亡保険とは、契約者が亡くなった場合に、遺された家族や指定された受取人に保険金が支払われる保険のことです。この保険は、主に家族の生活費や子どもの教育費、住宅ローンの返済など、被保険者の死後に経済的な困難が生じないように備えるためのものです。 投資とは少し性質が異なりますが、万が一のリスクに備えるという点で、資産運用やライフプランの一環として重要な位置を占めています。また、保険の種類によっては、一定の年数を超えると解約返戻金が発生するため、長期的な資産形成の手段として活用されることもあります。
がん保険
がんと診断されたときや治療を受けたときに給付金が支払われる民間保険です。公的医療保険ではカバーしきれない差額ベッド代や先進医療の自己負担分、就業不能による収入減少など、治療以外の家計リスクも幅広く備えられる点が特徴です。通常は「診断一時金」「入院給付金」「通院給付金」など複数の給付項目がセットされており、加入時の年齢・性別・保障内容によって保険料が決まります。 更新型と終身型があり、更新型は一定年齢で保険料が上がる一方、終身型は加入時の保険料が一生続くため、長期的な負担の見通しを立てることが大切です。がん治療は医療技術の進歩で入院期間が短くなり通院や薬物療法が中心になる傾向があるため、保障内容が現在の治療実態に合っているかを確認し、必要に応じて保険の見直しを行うと安心です。
認知症保険
認知症保険とは、契約者が将来、医師により認知症と診断された場合に給付金が支払われる保険です。認知症と診断されたときに一時金としてまとまった金額を受け取れるタイプや、その後の介護や生活支援のために定期的に給付金が支払われるタイプがあります。 高齢化社会が進む中で、認知症は誰にとっても身近なリスクになっており、それに備えるための商品として注目されています。認知症になると、自分でお金の管理や生活が難しくなるため、早めの備えが重要です。 この保険は、医療保険や介護保険とは異なり、認知症という特定の状態に焦点を当てて保障するもので、家族への経済的・精神的負担を軽減する役割もあります。資産運用というよりは、老後の安心を支える「リスク管理」の手段として、初心者にも理解しやすい保険です。
就業不能保険
就業不能保険とは、病気やけがで働けなくなり、収入が得られなくなった場合に、一定期間ごとに保険金が支払われる民間の保険商品です。この保険は、入院や自宅療養などで仕事を続けられない状況が長引いたときに、生活費やローン返済などの家計の負担を軽減するために設けられています。 公的な障害年金制度ではカバーしきれない部分を補う目的があり、自営業者やフリーランスなど、収入の保障が不安定な人に特に注目されています。保障内容や支払期間、免責期間などは契約ごとに異なるため、自分の職業やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。







