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低解約払戻金型終身保険の特徴を教えてください。

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2025/07/18 14:47

ライフイベント生命保険貯蓄型保険
ライフイベント生命保険貯蓄型保険

女性

30代

question

終身保険を検討していますが、低解約払戻金型という仕組みが分かりません。オリックス生命の終身保険RISEは保険料が安いと聞きましたが、払込期間中に解約するとどの程度不利になり、将来の保障や資金計画にどのような影響があるのでしょうか?


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

オリックス生命の終身保険「RISE」は、保険料払込期間中の解約払戻金を標準型の約七割に抑制し、その分だけ月払保険料を低減した無配当終身保険です。払込完了と同時に抑制が解除され、返戻金は払込保険料総額を上回る水準に回復し、その後も終身で死亡・高度障害保障を維持します。

短期解約では元本割れが大きいため、途中で資金化する予定がある人には適しません。無配当のため配当による増加は期待できず、インフレにも連動しませんが、長期で保有し続ける前提ならコスト効率に優れます。

保険料控除の活用が可能で、相続対策や葬儀費用の備えとして有効です。払込方法は終身払と短期払が選択でき、短期払は総保険料が増える一方、返戻金の回復時期が早まります。加入前に解約予定の有無や払込期間を試算し、預貯金や運用商品との組み合わせを踏まえて検討することが重要です。

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ライフイベント貯蓄型保険生命保険

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解約返戻金

解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。

低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険とは、保険期間が一生涯続く終身保険の一種で、一定期間内に解約した場合の返戻金(契約を途中でやめた際に受け取れるお金)が通常の終身保険よりも低く設定されている保険です。主に保険料を安く抑えるための仕組みで、長期間継続することを前提に作られています。 保険会社にとっては途中解約による支出が少ないため、その分保険料を割安にすることができるというメリットがあります。短期間で解約すると大きく元本割れしてしまうため、長期的な保障や資産形成を目的とした人向けの商品です。終身保障がありながら、支払い負担を抑えたいという人に選ばれることがあります。

終身保険

終身保険とは、被保険者が亡くなるまで一生涯にわたって保障が続く生命保険のことです。契約が有効である限り、いつ亡くなっても保険金が支払われる点が大きな特徴です。また、長く契約を続けることで、解約した際に戻ってくるお金である「解約返戻金」も一定程度蓄積されるため、保障と同時に資産形成の手段としても利用されます。 保険料は一定期間で払い終えるものや、生涯支払い続けるものなど、契約によってさまざまです。遺族への経済的保障を目的に契約されることが多く、老後の資金準備や相続対策としても活用されます。途中で解約すると、払い込んだ金額よりも少ない返戻金しか戻らないこともあるため、長期の視点で加入することが前提となる保険です。

保険料払込期間

保険料払込期間とは、契約者が保険会社に対して保険料を支払い続ける必要がある期間のことです。この期間が終わるまでは、保険契約を維持するために定期的な保険料の支払いが求められます。払込期間には、「終身払い」と呼ばれる一生涯支払い続けるタイプと、「有期払い」といって一定の年齢や年数までで支払いを終えるタイプがあります。 有期払いの場合、払込期間が終了しても保障は継続することが多く、将来の支出を軽減する目的で選ばれることもあります。一方で、払込期間が短いほど、月々の保険料は高くなる傾向があります。保険を選ぶ際には、保障内容だけでなく、支払い負担やライフプランに合った払込期間を考慮することが大切です。

生命保険料控除

生命保険料控除とは、個人が支払った生命保険料に応じて、所得税や住民税の課税所得額を一定金額まで減らすことができる税制上の優遇制度です。この控除によって、納める税金が軽減されるため、実質的に保険料の一部が戻ってくる効果があります。 対象となる保険は、「一般生命保険」「介護医療保険」「個人年金保険」の3つの区分に分かれており、それぞれに控除限度額が設けられています。控除を受けるには、保険会社から発行される控除証明書を年末調整や確定申告の際に提出する必要があります。保険による万一への備えと、節税効果の両方を得られる制度として、多くの人に活用されています。初心者にとっても、生命保険を契約する際にはこの控除制度の存在を知っておくことで、より効果的な保険選びや家計管理につなげることができます。

無配当型保険

無配当型保険とは、保険会社が運用益を保険契約者へ配当金として分配しないタイプの保険です。契約時に決められた保険金額や保険料が満期まで変わらないため、将来の受取額や支払額をあらかじめ把握しやすいという特徴があります。 配当がない分、保険料が有配当型より割安になるケースが多く、保障をシンプルかつ手頃なコストで確保したい方に向いています。ただし、運用成績が好調でも契約者に追加の還元はないため、高いリターンを期待したい場合には他の金融商品と併用してバランスを取ることが大切です。

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