グローバルAIファンドの投資対象と運用方針は?
グローバルAIファンドの投資対象と運用方針は?
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2025/06/18 10:10
男性
30代
最近AI関連の話題をよく耳にするので、将来性に期待して「グローバルAIファンド」への投資を考えています。ただ、どんな会社に投資しているのか、どうやって選ばれているのかがよく分かりません。米国のIT企業ばかりに偏っていないかも気になっています。実際の投資先や運用の考え方について、初心者でも分かるように教えてください。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
グローバルAIファンドは、AIに関連する世界中の企業に投資することを目的としていますが、実際にはアメリカ企業が全体の8〜9割を占めています。代表的な投資先には、AI向け半導体で知られるNVIDIA、クラウドや生成AIを手がけるマイクロソフト、自動運転技術を持つテスラなどが含まれています。また、AIを活用した新薬開発を行うイーライリリーや、金融のデジタル化に取り組むモルガン・スタンレーなど、IT分野以外の企業にも投資しています。これは、AIの応用範囲が広く、医療や金融、産業など多様な分野で活用が進んでいることを反映しています。
運用会社は、①技術的な強みがあるか、②成長が長く続きそうか、③資金を効率的に使っているか、という3つの観点から企業を選定し、40〜100社程度に分散して投資しています。組入銘柄は定期的に見直され、1社に偏らないよう調整される仕組みになっています。
ただし、米国株への集中度が高いため、アメリカ市場が下落した場合の影響は避けられません。また、ドル建ての資産であるため、円高になると円ベースの価値が下がる可能性もあります。こうしたリスクを踏まえたうえで、すでに保有している資産とのバランスを見ながら投資比率を決めたり、購入タイミングを分散するなどの工夫が重要です。
AI分野は将来性の高いテーマである一方、値動きの大きさや市場の偏りもあるため、自分に合った投資かどうかを判断するには、ポートフォリオ全体の見直しも含めて専門家に相談するのがおすすめです。ファンドの特性や投資目的に応じた最適な組み入れ方について、プロの視点からアドバイスを受けることで、納得感のある選択ができるでしょう。
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男性30代
“グローバルAIファンドの仕組みと投資対象は何ですか?”
A. AI関連企業に世界分散投資するテーマ型投信で、設定来基準価額約4.5倍。集中投資のため市場平均を超える値動きリスクが大きい。
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“テーマ型投資信託のリスクはどの程度高いの?”
A. 年率ボラ15〜25%、下落時▲40〜60%とインデックスの約1.5〜2倍動く高リスクです。投資は資産の1割以内に抑え、少額・分散で段階的に行うのが無難です。
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“テーマ型投資信託を選ぶ際のポイントは?”
A. 構造的成長テーマか確認し、銘柄分散・低コスト・安定運用・規模・為替ヘッジを比較し、資産の1〜2割に抑えると安心です。
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“テーマ型投資信託と個別株投資の違いは?”
A. テーマ型投信は専門家運用で分散し手間が少ない反面コストが発生します。個別株は分析が必要ですが集中投資で高リターンを狙えます。
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“NISAやiDeCoでテーマ型投資信託は活用できる?”
A. NISAは成長投資枠で非課税メリットを活かせますが、iDeCoの主力には向きません。両制度ともインデックスをコアにし、テーマ型は資産の1〜3割を目安にサテライトで活用するのが無難です。
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“テーマ型投資信託は長期投資に向いている?”
A. テーマが構造変化を伴うなら長期も有望ですが、ブーム失速・高コストでリスク大。資産の1〜2割に抑え、定期点検が無難です。
関連する専門用語
分散投資
分散投資とは、資産を安全に増やすための代表的な方法で、株式や債券、不動産、コモディティ(原油や金など)、さらには地域や業種など、複数の異なる投資先に資金を分けて投資する戦略です。 例えば、特定の国の株式市場が大きく下落した場合でも、債券や他の地域の資産が値上がりする可能性があれば、全体としての損失を軽減できます。このように、資金を一カ所に集中させるよりも値動きの影響が分散されるため、長期的にはより安定したリターンが期待できます。 ただし、あらゆるリスクが消えるわけではなく、世界全体の経済状況が悪化すれば同時に下落するケースもあるため、投資を行う際は目標や投資期間、リスク許容度を考慮したうえで、計画的に実行することが大切です。
組入比率
組入比率とは、投資信託や株式ポートフォリオの中で、ある銘柄や資産クラスが全体の純資産に対してどれだけの割合を占めているかを示す指標です。たとえば特定の株式に10%、債券に40%、現金に5%といった形で表示され、数字が大きいほどその資産が値動きやリターンに与える影響が大きくなります。 投資家は組入比率を確認することで、自分の運用資産がどの地域や業種、資産タイプに偏っているかを把握し、リスク分散やリバランスの判断材料にできます。
リバランス
リバランスとは、ポートフォリオを構築した後、市場の変動によって変化した資産配分比率を当初設定した目標比率に戻す投資手法です。 具体的には、値上がりした資産や銘柄を売却し、値下がりした資産や銘柄を買い増すことで、ポートフォリオ全体の資産構成比率を維持します。これは過剰なリスクを回避し、ポートフォリオの安定性を保つためのリスク管理手法として、定期的に実施されます。 例えば、株式が上昇して目標比率を超えた場合、その一部を売却して債券や現金に再配分するといった調整を行います。なお、近年では自動リバランス機能を提供する投資サービスも登場しています。
時価総額
時価総額、株式時価総額とは、ある上場企業の株価に発行済株式数を掛けたものであり、企業価値や規模を評価する際の指標。 時価総額が大きいということは、業績だけではなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味する。
為替変動
為替変動とは、異なる通貨間の交換レートが時間とともに上昇・下落する動きを指します。外国株式や外貨建て債券に投資する際、現地通貨で値上がりしても円に換算すると損益が縮小する、あるいは逆に拡大することがあります。為替レートは各国の金利差、経済成長率、物価動向、地政学リスクなど多様な要因で変動し、短期的には市場心理や投機的な売買による影響も大きくなります。 長期投資では為替変動がリターンを押し上げる場合もあれば、思わぬ損失要因となることもあるため、為替ヘッジや通貨分散などのリスク管理策を検討し、運用成果を円換算で把握する姿勢が重要です。
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