三菱東京UFJの定期預金のおすすめな点や注意点を教えて下さい。
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2025/10/31 09:18
男性
60代
銀行にお金を預けるなら安心できるところが良いと思い、三菱UFJ銀行の定期預金が気になっています。どのような点がおすすめなのか、また金利や途中解約の注意点など、利用する前に知っておいたほうがいいポイントを教えてください。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
三菱UFJ銀行の定期預金は、大手銀行ならではの安心感と使いやすさが魅力です。全国に店舗網があり、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」からも手軽に申し込みができます。
金利は通常時、メガバンクの中で横並びの水準ですが、時期によっては特別金利キャンペーンが行われることがあります。
商品ラインアップも豊富で、一般的な「スーパー定期」や高額預け入れ向けの「大口定期」のほか、毎月積み立てる「自動つみたて定期」や、自由に満期日を指定できる「期日指定定期」など、目的に応じて選べます。自動継続や自動解約の設定もできるため、管理がしやすい点もメリットです。
一方で注意点もあります。まず、中途解約すると大幅に利息が下がるため、原則として満期まで預けることが前提です。ただし、ほかの銀行でも、同じように中途解約をするとペナルティがあるケースがほとんどです。
特別金利で契約しても、途中で解約すれば優遇金利は適用されません。また、自動継続を設定している場合、満期後も自動的に同条件で再預入されるため、再度金利を見直したい場合は満期前に確認が必要です。
なお、現在の正式名称は「三菱UFJ銀行」であり、商品検索やキャンペーン情報を調べる際にはこの名称で探すようにしましょう。
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中途解約
中途解約とは、契約期間が満了する前に利用者の都合で契約を終了することを指し、定期預金・保険・投資信託など幅広い金融商品に使われます。中途解約では、利息や運用益が減るだけでなく、元本割れや手数料の発生といったコストが生じる場合があります。 たとえば投資信託では、解約時に「信託財産留保額」と呼ばれる費用が差し引かれます。これは、解約によってファンドが保有資産を売却する際のコストを公平に負担するための仕組みで、一般的には基準価額の0.1〜0.5%程度が設定されています。たとえば120万円分を解約し、信託財産留保額が0.3%の場合、3,600円が差し引かれ、残りの金額が支払われます。 一方、定期預金では中途解約時に約定金利が適用されず、普通預金並みの低い「中途解約利率」が使われるため、受取利息が数円にとどまることもあります。 さらに保険商品では、特に契約初期に解約すると解約返戻率が低く、払込総額を大きく下回ることが多いです。たとえば200万円支払った学資保険を5年目で解約すると、返戻金が170万円前後となり、実質30万円の損失となるケースもあります。 このように中途解約は、利息・手数料・税金・元本割れリスクのいずれかを伴うため、急な資金需要があっても即時解約が最善とは限りません。生活防衛資金や他の調達手段を検討しつつ、満期まで保有した場合の利得や保障との比較を行い、総合的に判断することが重要です。
元利継続型
元利継続型とは、満期を迎えた定期預金や定期積金などの金融商品において、元本だけでなく利息も含めた全額をそのまま同じ条件で再び預け直す方法のことを指します。 たとえば、100万円を預けて利息が1万円ついた場合、満期時には合計101万円となり、この全額を新しい預け入れとして自動的に継続するのが元利継続型です。この方法では、利息も次の運用対象となるため、複利効果が期待でき、長期的な資産形成に有利とされています。 一方で、金利や条件が変更されることもあるため、再預け入れ時の内容を確認することが大切です。また、資金を使う予定がある場合は、継続されることで引き出しのタイミングを逃す可能性もあるため注意が必要です。





