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ソニー生命が提供する変額型商品「バリアブルライフ」と「SOVANI」の違いを教えてください。

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2025/09/22 09:25

生命保険
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女性

30代

question

ソニー生命には「バリアブルライフ」と「SOVANI」という二つの変額型の商品があります。どちらも同じ変額保険の仲間だと思うのですが、名前が違うだけで中身も同じなのでしょうか?それとも目的や仕組みに大きな違いがあるのでしょうか?初心者にも分かりやすく教えてください。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

ソニー生命が提供する「バリアブルライフ」と「SOVANI」は、いずれも投資信託で運用する「変額型」の商品ですが、性格や目的は大きく異なります。バリアブルライフは生命保険としての死亡保障を基盤に資産形成を組み合わせた商品であり、一方のSOVANIは老後の年金資金づくりを中心に据えた変額個人年金保険です。名前が似ているため「同じ仕組みでは?」と思われがちですが、実際には設計思想も使い方も違います。

バリアブルライフとSOVANIの比較

観点バリアブルライフSOVANI
商品区分変額保険(終身型/有期型)変額個人年金保険(平準払/一時払)
主目的死亡・高度障害の保障を備えながら資産運用老後の年金資金形成(将来の年金額が運用で増減)
受取の基本死亡保険金(基本保険金額は保証、運用成果で上乗せ)/解約返戻金(最低保証なし)年金として受取(最低保証なし)。死亡給付はあるが補助的
最低保証の有無基本保険金額は保証。解約返戻金は最低保証なし年金額・解約返戻金・死亡給付すべて最低保証なし
運用メニュー8つの特別勘定16の特別勘定(最大8つまで選択可能)
加入年齢・告知0~85歳。告知・診査が必要0~85歳。無告知型(健康状態に関係なく加入可能)
代表的な費用(商品パンフレット参照)保険料繰入時3.0%、維持費用 年1.2%、災害死亡保障費用 年0.003%など+特別勘定の信託報酬
向いている人相続や死亡保障を重視しつつ資産形成を考えたい人告知不要で少額から積立し、老後資金を効率的に準備したい人

バリアブルライフは死亡や高度障害の保障を確保しつつ資産形成を組み合わせた生命保険で、死亡保険金の基本額は保証されるため、相続や家族への保障を重視する方に安心感があります。一方のSOVANIは変額個人年金保険であり、老後資金づくりを主な目的に、月3,000円から積立が可能で告知も不要という始めやすさが特徴です。ただし年金額や解約返戻金には最低保証がなく、市場リスクを前提に活用する必要があります。

両者は同じ変額型という枠に属しながら「保障+資産形成」と「老後資金形成」という位置づけが異なります。自分にとってどちらが適しているか迷う場合は、投資のコンシェルジュの無料相談を是非ご活用ください。

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変額個人年金保険

変額個人年金保険とは、契約者が支払った保険料をもとに保険会社が株式や債券などで運用し、その運用成果に応じて将来受け取る年金額が増減するタイプの個人年金保険です。 一般的な個人年金保険が一定額の年金を将来受け取れるのに対して、変額タイプでは運用がうまくいけば受け取れる年金額が増える可能性がありますが、運用が悪ければ年金額が減るリスクもあります。 また、死亡時には死亡保険金が支払われる仕組みもあり、資産形成と保障を兼ね備えた商品です。老後資金の準備として活用されることが多く、長期的な資産運用を考えるうえで検討されることがある保険の一つです。

変額保険

変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。

特別勘定

特別勘定とは、主に保険会社が提供する変額保険や年金商品などで使われる仕組みで、契約者から預かったお金を、会社の他の資産とは分けて管理するための専用の勘定のことです。 この仕組みにより、運用による損益は契約者に直接反映され、保険会社の経営状況とは切り離して資産が守られる仕組みになっています。 たとえば、変額保険では、特別勘定の中で株式や債券などの資産を運用し、その運用結果によって将来受け取る金額が変動します。初心者にとっては、特別勘定は「自分のお金がどのように運用されているかが見える透明な箱」とイメージすると理解しやすいです。

死亡保険金

死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。

解約返戻金

解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。

最低保障額

最低保障額とは、公的年金や保険商品などにおいて、たとえ支給額が本来の計算より少なくなった場合でも、「これだけは必ず支給される」と制度的に保証されている最低限の金額のことをいいます。たとえば、年金制度では保険料を長期間納めてきたにもかかわらず、支給額が非常に低くなってしまう場合、生活の安定を図るために一定の額を下回らないよう保障される仕組みが用意されていることがあります。 また、生命保険や年金保険などの民間商品でも、将来の運用実績に関係なく受け取れる最低金額を「最低保障額」として設定している場合があります。このような保障は、経済的な不安定さや運用リスクを軽減し、加入者の安心感を高める目的で設けられています。最低保障額は、制度の信頼性と安定性を支える重要な考え方の一つです。

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