iDeCoとDBの併用かDBへ移管かを検討しています。 併用と移管の掛金控除の違いを教えてください。
解決済み
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2025/03/14 17:40
男性
40代
前職は企業型DC単体でしたが、転職しDBとiDeCoを併用できると知りました。 安定性と成長性をどちらも取りたいと考えていて、併用を考えています。 まず、併用の場合の掛け金の掛金控除について詳細を教えていただけますでしょうか。 例えば併用した場合、iDeCoの掛け金は所得税と住民税控除になり、DBの控除は社会保険料の控除になる等
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
iDeCoとDBを併用する場合、iDeCoの掛金上限は月1万2,000円(年14万4,000円)で、全額所得控除の対象となります。一方、DBの掛金は企業が拠出し、個人が追加負担できませんが、企業負担分が社会保険料の算定対象外となるため、保険料負担が抑えられる可能性があります。ただし、「社会保険料控除」として適用されるわけではない点に注意が必要です。
前職が企業型DC単体だった場合、DCは確定拠出型で運用リスクを個人が負うのに対し、DBは確定給付型で企業がリスクを負い、将来の給付が一定です。企業型DCの資産をDBへ移管するとiDeCoに加入できなくなりますが、マッチング拠出部分はiDeCoへ移管するか、現金で受け取る必要があります。
安定性を重視するならDB、成長性を求め税制優遇を活用したいならiDeCoとの併用が適しています。ただし、制度の詳細や自身の状況に応じた最適な選択をするためには、専門家に相談することをおすすめします。