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新興国株式市場全体の動向を測る代表的な指数は何ですか?

新興国株式市場全体の動向を測る代表的な指数は何ですか?

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2025/08/12 10:49


男性

30代

question

最近、新興国への投資に興味を持ちました。ただ、新興国といってもたくさんの国があるので、一つひとつ見るのは不可能に近いので、指数を活用したいと考えています。新興国株式市場の代表的な指数にはどのようなものがありますか?


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

新興国株式市場全体の動きを測る代表的な指数は、米国のMSCI社が算出する「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」です。この指数は、中国やインドなど24か国の大型株・中型株を中心に約1,200銘柄以上で構成され、各国株式市場の時価総額の約85%を網羅しています。そのため、世界中の機関投資家や個人投資家が新興国市場の基準(ベンチマーク)として広く利用しています。

具体的には、2025年時点で中国が約30%と最も大きな割合を占め、台湾、インド、韓国がそれに次ぐ割合となっています。新興国と一括りにいっても、実際には中国市場の影響を大きく受けることを理解しておく必要があります。

また、この指数は米ドル建てで算出されているため、日本の投資家は為替変動の影響も考慮しなければなりません。実務では、指数に連動するETFや投資信託を通じて手軽に分散投資を行い、為替リスクにも配慮した資産配分や、定期的なリバランス(保有比率の見直し)を行うのが一般的です。

新興国市場は短期的な価格の変動(ボラティリティ)が高い傾向がありますが、先進国市場にはない高成長の可能性や人口増加といった長期的なメリットもあります。そのため、長期視点で一部をポートフォリオに取り入れることが、資産運用の安定性や収益性を高める上で効果的です。

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A. 新興国株式はリスクや価格変動が大きく、期待したほどリターンが高くないため初心者には不向きなためです。

関連する専門用語

ベンチマーク

ベンチマークとは、特定の目標や標準として用いる指標のことを指し、ビジネス、金融、技術など様々な分野で利用されます。この指標を用いて、パフォーマンスの測定や戦略の効果を評価し、改善点を見つけることができます。特に投資分野においては、ベンチマークはポートフォリオのパフォーマンスを評価するための基準点として活用され、特定の市場指数や同業他社の成績などが用いられます。 たとえば、投資ファンドの管理者は、自身のファンドのパフォーマンスをS&P 500やナスダックなどの市場指数と比較して評価することが多いです。この比較によって、ファンドの戦略が市場全体と比べてどの程度効果的であるか、またはリスクが適切に管理されているかを判断します。 ベンチマークは、透明性と目標設定を促進し、継続的な改善を目指すための重要なツールです。しかし、ベンチマークを選定する際には、その適切性や関連性を慎重に評価する必要があります。適切でないベンチマークを選ぶと、誤った方向性を示すことがあり、結果的にパフォーマンスの誤解を招くことになるためです。したがって、目標とする成果と密接に関連する、かつ実現可能なベンチマークを設定することが極めて重要です。

投資信託

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用によって得られた成果は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。 この商品の特徴は、少額から始められることと分散投資の効果が得やすい点にあります。ただし、運用管理に必要な信託報酬や購入時手数料などのコストが発生することにも注意が必要です。また、投資信託ごとに運用方針やリスクの水準が異なり、運用の専門家がその方針に基づいて投資先を選定し、資金を運用していきます。

リバランス

リバランスとは、ポートフォリオを構築した後、市場の変動によって変化した資産配分比率を当初設定した目標比率に戻す投資手法です。 具体的には、値上がりした資産や銘柄を売却し、値下がりした資産や銘柄を買い増すことで、ポートフォリオ全体の資産構成比率を維持します。これは過剰なリスクを回避し、ポートフォリオの安定性を保つためのリスク管理手法として、定期的に実施されます。 例えば、株式が上昇して目標比率を超えた場合、その一部を売却して債券や現金に再配分するといった調整を行います。なお、近年では自動リバランス機能を提供する投資サービスも登場しています。

ボラティリティ

ボラティリティは、投資商品の価格変動の幅を示す重要な指標であり、投資におけるリスクの大きさを測る目安として使われています。一般的に、値動きが大きい商品ほどそのリスクも高くなります。 具体的には、ボラティリティが大きい商品は価格変動が激しく、逆にボラティリティが小さい商品は価格変動が穏やかであることを示します。現代ポートフォリオ理論などでは、このボラティリティを標準偏差という統計的手法で数値化し、それを商品のリスク度合いとして評価するのが一般的です。このため、投資判断においては、ボラティリティの大きい商品は高リスク、小さい商品は低リスクと判断されます。

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