オリックスのがん保険では、給付金をどのように請求すればよいですか?
オリックスのがん保険では、給付金をどのように請求すればよいですか?
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2025/08/17 09:33
男性
30代
がんと診断され、診断給付金(診断確定時の一時金)や手術・放射線・抗がん剤に伴う給付の請求を検討しています。オリックスのがん保険で、契約内容の確認から書類準備、申請、支払までの全体像と注意点を、初心者にも分かるように具体的に知りたいです。どのように進めればよいですか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
オリックス生命のがん保険で給付金を請求する際は、ウェブサイトまたは書面による手続きが可能です。オリックス生命ではウェブでの手続きを推奨しており、パソコンやスマートフォンから請求内容を入力し、必要書類の画像をアップロードすることで請求できます。
入院・手術・通院をした方の請求ページ
https://www.orixlife.co.jp/customer/procedures/sick/
給付金請求書類のダウンロードページ
https://www.orixlife.co.jp/customer/payment/guide/benefits.html
ウェブ手続きの最大のメリットは、郵送でのやり取りが不要なため手続き完了までの日数が短縮される点と、コールセンターの営業時間外でも手続きが可能である点です。ウェブサイトの受付時間は午前6時から翌午前2時までとなっています。操作が不安な方は、ご家族や営業担当者にお手続きを代わってもらう「代行入力」も利用できます。
一方、書面での請求を希望される場合は、まず請求書類を取り寄せ、必要書類と合わせて同社へ返送する流れとなります。どちらの方法を選択する場合でも、事前に保険証券または証券番号、そして正式な手術名が分かる書類(診療明細書など)を準備しておく必要があります。
請求手続きを開始する際は、必ず病気やケガをした方ご本人から連絡する必要があります。電話連絡時には、証券番号(複数契約がある場合は全件)、被保険者のお名前、入院などの原因(事故・病気)、具体的な請求内容(入院・手術名・通院など)、入院日と退院日などの詳細を確認されます。がん通院給付金を請求する場合は、がんの治療のための通院の有無についても確認があります。
給付金請求に必要な書類は、オリックス生命の公式サイトから簡単にダウンロードできますが、一部の場合は電話での書類取り寄せが必要となります。具体的には、病気やケガをした本人が亡くなっている場合、本人以外が手続きを行う場合(代筆者・指定代理請求人・代理請求人など)、本人が未成年の場合などです。このような特殊なケースでは、保険金・給付金お問合せ窓口から請求書類を取り寄せる必要があります。
お支払いまでのスケジュールについては、原則として必要書類が同社に到着した日の翌営業日から5営業日以内に指定口座への送金が行われます。送金された当日にお客様の口座に着金する仕組みとなっています。ただし、書類の不足や記入漏れがある場合は同社から連絡があり、必要な書類がすべて揃った日の翌営業日から5営業日以内の送金となります。
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指定代理請求人
指定代理請求人とは、戸籍謄本や住民票、埋葬許可証などの公的書類を、本人に代わって請求できる特別な代理人のことです。通常、住民票や戸籍関係の請求は本人や親族に限られますが、指定代理請求人は法律に基づいてあらかじめ届け出を行い、承認を受けることで、離れた家族や代理人が窓口で書類を取得できるようになります。 例えば、高齢者や病気などで役所に出向けない人が、あらかじめ指定代理請求人を登録しておくと、スムーズに必要書類を手に入れることが可能です。終活や相続手続き、改葬許可申請などにおいて、利便性を高める仕組みとして利用されています。
代理請求人
代理請求人とは、本人に代わって役所や関係機関に対し、公的書類や証明書などを請求できる人のことです。通常、戸籍謄本や住民票などの公的書類は本人や親族が請求しますが、やむを得ない事情で本人が手続きをできない場合、代理請求人が委任状を提出して請求を行います。 代理請求人は一時的に委任を受けて行動する点で、あらかじめ登録される「指定代理請求人」とは異なります。終活や相続手続き、改葬許可申請などで必要な書類を取り寄せる際、代理請求人を立てることで手続きを円滑に進めることができます。




