オリックス生命の医療保険で、給付金が支払われないケースがあれば教えてください。
オリックス生命の医療保険で、給付金が支払われないケースがあれば教えてください。
回答受付中
0
2025/08/05 07:38
男性
60代
オリックス生命の医療保険に入っていても、給付金が払われない場合があると聞き、不安です。どのような入院や手術、契約状況が対象外になるのでしょうか。代表的な不支給事由と注意点を具体的に知りたいです。
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
オリックス生命の医療保険は、病気やケガの治療を目的とした入院・手術に給付金を支払いますが、いくつかの代表的な不支給事由が定められています。
まず、契約上の「支払事由」に該当しない場合は給付金の対象外です。入院日数が契約ごとに設定された支払限度日数を超えた期間分も支払われません。がん特約を付加していても、責任開始日前にがんと診断確定されていたときは対象外となります。
さらに、自己傷害・戦争行為・犯罪行為など約款で定める免責事由に該当する場合、給付金は支払われません。告知義務違反や詐欺行為などにより契約が解除・取消・無効となった場合も同様です。
契約が失効している間に入院や手術を受けた場合や、穿刺・吸引などの処置、美容整形、自己都合による人工妊娠中絶など治療目的外の入院・手術も対象外です。
具体的な範囲は商品別に異なるため、給付金請求前に「保険金・給付金ご請求の手引き」や約款の「お支払いできない場合」を確認し、不明点はコールセンターに相談してください。
関連記事
関連する専門用語
責任開始日
責任開始日とは、保険会社や投資信託などが契約上の責任を正式に負い始める日のことです。 保険の場合は、この日以降に発生した事故や病気が補償の対象となりますし、変額年金のような投資性保険では、この日から運用がスタートして基準価額の変動が契約者に反映されます。 申し込みや審査が終わっても、保険料が着金しなければ責任開始日が確定しないケースがあるため、実際の保障・運用がいつ始まるのかを確認しておくことが大切です。
支払限度日数
支払限度日数とは、医療保険において入院給付金などが支払われる上限の日数のことを指します。たとえば「入院1日につき給付金が出るが、1回の入院につき60日まで」といったように、保険会社ごとに定められた日数制限があります。 この上限を超えた入院日数に対しては、原則として給付金は支払われません。そのため、長期入院のリスクに備えるには、支払限度日数が十分に長いか、あるいは延長保障があるかどうかを確認することが大切です。 保険選びの際には、保障内容や保険料と合わせてこの支払限度日数も比較検討することが重要です。
告知義務違反
告知義務違反とは、主に保険契約を結ぶ際に、自分の健康状態や過去の病歴、職業などについて、保険会社から求められた情報を正確に伝えなかったことを指します。 生命保険や医療保険などに加入する際、契約者は申込書などでいくつかの質問に答える必要がありますが、その際に虚偽の申告や重要な事実を意図的に隠すと「告知義務違反」となります。 この違反が発覚した場合、たとえ保険料を払い続けていても、保険金が支払われなかったり、契約が解除されたりする可能性があります。資産運用の一環として保険を利用する人にとっては、信頼性と保障の維持のためにも、正確な告知がとても重要です。
免責事項
免責事項とは、契約や約款において、特定の条件下では責任や補償の対象外とする内容を明示した条項のことです。たとえば、保険契約では「故意による事故」や「戦争・地震による損害」などが免責事項として定められており、これらの場合には保険金が支払われないことがあります。また、金融商品やサービスの利用規約でも、「運用結果は保証しない」「提供情報に基づく損失は自己責任」といった免責事項が設けられています。 これは、提供者側の責任の範囲を明確にし、予期しないリスクやトラブルからの法的責任を軽減するためのものです。免責事項は、契約書や利用規約を理解するうえで非常に重要なポイントであり、特に金融や保険の場面では慎重に確認することが求められます。
給付金
給付金とは、特定の条件を満たした場合に支給される金銭のことを指します。主に公的機関や保険会社が支払うもので、社会保障制度に基づくものや、保険契約に基づくものがあります。例えば、医療保険では入院や手術時に給付金が支払われ、失業保険では失業中の生活支援として給付金が提供されます。支給条件や金額は制度や契約内容によって異なり、受け取るためには申請が必要な場合が多いです。




