専門用語解説
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CBDC(中央銀行デジタル通貨)
CBDC(中央銀行デジタル通貨)とは、国の中央銀行が発行するデジタル形式の法定通貨のことです。現在私たちが使っている紙幣や硬貨と同じく、国家によって価値が保証される通貨ですが、完全に電子的な形で発行され、スマートフォンや専用のアプリなどを通じて利用されます。 これはビットコインなどの暗号資産とは異なり、価格の安定性や信用力が国家の信用によって支えられているのが特徴です。CBDCの導入により、現金を持ち歩かなくても安全で即時的な決済が可能になるほか、金融サービスにアクセスできない人々への支援(金融包摂)や、送金コストの削減などの効果も期待されています。 また、将来的には金融政策の新しい手段として、利子付きのデジタル通貨の発行や流通量の管理など、経済全体への影響力を高めるツールとしても注目されています。資産運用を考える際にも、通貨制度の変化や金融システムの進化がどのように市場に影響するかを理解するために、重要な用語となります。
CPU
CPUとは「Central Processing Unit(中央演算処理装置)」の略で、コンピュータや電子機器の中で情報処理の中心を担う部品のことです。人間の頭脳にたとえられることが多く、プログラムの命令を解釈して計算を行い、機器全体を制御します。 パソコンやスマートフォンだけでなく、自動車や家電、産業機器など多様な分野で利用されています。資産運用の観点では、CPUを設計・製造する企業は技術力と市場支配力を持つことが多く、成長性が高いため株式市場でも注目されやすい存在です。
GPU
GPUとは「Graphics Processing Unit(グラフィックス処理装置)」の略で、もともとは映像や画像を滑らかに表示するために開発された半導体チップです。多くの演算を同時並行で処理できる特徴を持ち、パソコンやスマートフォンの画面描画、ゲーム機、映像編集などに利用されてきました。 近年では、その並列処理能力がAIやディープラーニング、データ解析、仮想通貨のマイニングなどにも応用され、需要が急拡大しています。資産運用の観点では、GPUを手掛ける企業は次世代技術の中心に位置するため、長期的な成長が期待される注目分野です。
Cboe Japan PTS(シーボー・ジャパン・ピー・ティー・エス)
Cboe Japan PTS(シーボー・ジャパン・ピー・ティー・エス)とは、日本における私設取引システム(PTS:Proprietary Trading System)の一つで、Cboeグローバル・マーケッツ(米国の大手取引所運営会社)の日本法人が運営しています。東京証券取引所のような公的取引所とは異なり、PTSは証券会社などが独自に運営する取引市場で、株式の売買が可能です。Cboe Japan PTSでは、取引手数料の安さや、夜間取引が可能な点、競争的な価格提示などが特徴とされ、個人投資家にとっても利便性の高い選択肢となっています。リット市場の一種として、透明性を保ちながら証券取引所と競争関係にあり、株式市場の多様化・活性化に寄与しています。
CMOSセンサー
CMOSセンサーとは、カメラやスマートフォンなどに搭載されている撮像素子の一種で、光を電気信号に変換して画像を作り出す役割を持っています。従来主流だったCCDセンサーに比べて消費電力が少なく、高速で画像処理ができるため、スマートフォンやデジタルカメラを中心に広く普及しました。 近年では自動運転車のカメラや監視カメラ、医療機器などにも利用が拡大しており、今後の成長が期待される分野です。資産運用の観点では、CMOSセンサーを製造する企業は映像技術やIoT、自動運転などの成長市場と深く結びついており、投資対象としても注目されています。
仕入税額控除
仕入税額控除とは、事業者が行う課税取引に関連して負担した消費税額を、納付すべき消費税額から差し引く仕組みを指す制度上の概念です。 仕入税額控除という言葉は、消費税の申告や経理処理を理解するうえで中核となる用語ですが、「支払った消費税はすべて戻ってくる」という単純な理解で使われることも少なくありません。実際には、消費税の仕組みの中で、取引段階ごとの税負担を調整する役割を持つ制度的な概念として位置づけられています。 この用語が登場・問題になる典型的な場面は、消費税の納税額を計算する局面です。売上にかかる消費税額と、仕入や経費に含まれる消費税額を整理する際に、「どこまでが仕入税額控除の対象になるのか」という視点が判断の入口になります。決算や確定申告、税務上の説明の中で、この用語が前提知識として使われます。 誤解されやすい点として、「経費に消費税が含まれていれば必ず控除できる」という思い込みがあります。仕入税額控除は、あくまで課税取引との対応関係を前提とする仕組みであり、取引の性質によって扱いが異なります。この前提を理解せずに処理を行うと、消費税額の計算を誤り、結果として納税額の見積もりを外す原因になります。 また、仕入税額控除という言葉が、「還付」や「補助」のような意味合いで捉えられることもありますが、実際には消費税の二重課税を調整するための計算構造の一部です。支払った消費税が個別に返ってくる仕組みではなく、あくまで差引計算として整理される点を押さえる必要があります。 仕入税額控除を理解する際には、「消費税がどのような流れで最終消費者に負担される設計になっているか」という全体像の中で捉えることが重要です。この用語は節税手段を示すものではなく、制度の前提となる計算概念です。消費税を正しく理解するための基準点として、この言葉の位置づけを押さえておくことが、実務や判断の土台になります。
死因贈与契約
死因贈与契約とは、「自分が亡くなったときに、ある財産を特定の人に贈与する」という約束を生前に結ぶ契約のことです。遺言と似ていますが、死因贈与は契約であるため、贈与する側と受け取る側の双方の合意が必要です。この契約が成立すると、贈与者が亡くなった時点で契約が効力を発し、指定された人が財産を受け取れるようになります。生前に意志を確実に伝えておく方法の一つであり、特定の人に感謝の気持ちを込めて財産を渡したいと考える方に向いています。ただし、相続税の対象となるため、税務上の確認や、後々のトラブルを防ぐための契約書の作成が重要になります。
JICC(株式会社日本信用情報機構)
JICCは、正式名称を株式会社日本信用情報機構といい、日本の指定信用情報機関の一つです。主に消費者金融や信販会社、クレジットカード会社などから、個人の借入残高や返済履歴、契約内容などの信用情報を収集・管理しています。 金融機関はJICCの情報を利用して、ローンやクレジット契約を申し込んだ人の返済能力や信用力を客観的に判断します。JICCの情報には延滞や債務整理といったネガティブな情報も登録されるため、信用力に直接影響します。資産運用や将来の投資計画を立てる際には、信用情報の状態が融資条件や金利に影響するため、JICCの役割を理解しておくことは重要です。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)
J-FLEC(金融経済教育推進機構)とは、「ジャパン・ファイナンシャル・リテラシー・アセスメント・コンソーシアム(Japan Financial Literacy and Education Consortium)」の略称で、日本における金融リテラシー、つまりお金や資産運用に関する知識や判断力の向上を目的とした団体です。金融庁や学識経験者などが連携し、日本人の金融リテラシーの現状を調査したり、改善のための教育プログラムを検討・推進したりしています。特に「金融リテラシー調査」という形で、定期的に国民の知識レベルや行動傾向を分析し、金融教育の必要性を明らかにする活動が知られています。投資を始める際、自分の金融知識がどのくらいあるかを確認するために、J-FLECの提供する情報はとても参考になります。
JSHI認定ホームインスペクター
JSHI認定ホームインスペクターとは、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(Japan Society of Home Inspectors、略称JSHI)が認定する、住宅の状態を調査・診断する専門家のことです。この資格は、ホームインスペクションの基礎知識だけでなく、建築構造、設備、劣化の診断に関する一定の技術力と倫理観を有していることを証明するものです。 主に中古住宅の売買時に第三者として公正な立場から建物の状況を調査し、購入者や投資家が安心して判断できる情報を提供します。JSHI認定インスペクターは、建築士資格を有していることが多く、既存住宅状況調査技術者とのダブル資格で活動しているケースもあります。不動産投資の現場では、信頼性の高い調査を求める人々にとって心強い存在です。
自営業
自営業とは、会社や組織に雇われるのではなく、自分自身で事業を営んで収入を得ている働き方を指します。たとえば、個人で飲食店を経営している人や、フリーランスで働くデザイナーなどが自営業にあたります。自分で仕事の内容や働き方を決められる自由がある一方で、収入が不安定になりやすく、年金や健康保険などの社会保障も自分で管理する必要があります。資産運用においては、将来の収入が不確実であることが多いため、計画的な資産形成やリスク管理が特に重要になります。また、退職金制度がないため、老後の資金を自分で準備しておく必要があります。
JCR(日本格付研究所)
JCR(日本格付研究所)とは、「Japan Credit Rating Agency, Ltd.」の略で、日本国内に拠点を置く主要な信用格付機関の一つです。企業や金融機関、政府、地方自治体などが発行する債券などに対し、信用力を等級で評価し、投資家にとっての信用リスクを判断するための情報を提供しています。 たとえば、企業が社債を発行する場合、JCRがその信用度を「A」や「BBB+」などの形で示し、その格付が投資家の判断材料になります。JCRの格付は、日本の機関投資家に広く信頼されており、国内外の資金調達や債券投資において重要な役割を果たしています。R&Iと並び、日本を代表する格付機関として、多くの金融市場関係者に利用されています。
JGBi
JGBiとは、「日本国インフレ連動国債(Japanese Government Bond indexed to inflation)」の略称で、日本政府が発行する、物価(消費者物価指数:CPI)の変動に応じて元本や利子の支払い額が調整される国債のことです。一般の固定利付国債と異なり、将来のインフレによる購買力の目減りに備えるための手段として設計されています。 JGBiでは、元本が物価指数に連動して増減するため、インフレが進めば実質的な償還額が増え、デフレが起きれば減る仕組みです(ただし、日本では元本保証の仕組みがあり、元本が下がっても額面金額は保証されるケースが一般的です)。そのため、JGBiはインフレヘッジ(インフレ対策)として機関投資家や長期資産を保有する個人投資家に注目されています。 資産運用の観点では、JGBiは将来の物価上昇リスクを織り込んだ投資戦略を構築するうえで有効な商品であり、実質金利や市場のインフレ期待を読み取る手がかりとしても利用されます。インフレをテーマとした経済分析やポートフォリオ構築において、知っておくべき重要な金融商品です。
JDR形式(日本版預託証券)
JDR形式とは、「Japanese Depositary Receipt(日本版預託証券)」の略で、海外のETFや株式などを日本国内の証券取引所を通じて売買できるようにした仕組みです。 本来、外国籍のETFや株式に投資するには、海外の証券口座や外貨の用意が必要になりますが、JDR形式を利用すれば、円建てで、国内の証券会社を通じて手軽に取引することが可能になります。 この仕組みでは、信託銀行などが海外のETFを実際に保有し、その保有分に対応する預託証券(JDR)を日本国内で発行・上場します。投資家は、そのJDRを売買することで、間接的に海外のETFに投資していることになります。 JDR形式の商品には、以下のような特徴があります。 - 為替リスク:円建てで取引できますが、実際には外貨建て資産に連動しているため、為替変動の影響を受けます。 - 運用コスト:現地ETFに加え、預託や信託にかかる追加のコストが発生する場合があります。 - 分配金の課税:現地で源泉徴収されたうえで、日本でも課税される可能性があり、二重課税となるケースもあります。 それでも、国内の取引所で購入できる手軽さや、海外資産への分散投資の手段としての有用性から、JDR形式は、特に投資初心者にとっても活用しやすい選択肢のひとつとなっています。
J.D.パワー(顧客満足度調査)
J.D.パワーとは、アメリカに本社を置くマーケティングリサーチ会社で、主に顧客満足度や品質に関する調査で知られています。自動車業界での評価が特に有名ですが、日本でも金融・保険・不動産など幅広い分野での調査を行っており、その結果は企業選びや商品評価の参考情報としてよく使われています。 J.D.パワーの調査は、実際の利用者からアンケートを集めて分析するもので、中立性と信頼性が高いとされています。資産運用の分野でも、証券会社や銀行、保険会社などの顧客満足度ランキングでその名を目にすることがあり、サービスの質を見極める一つの指標として活用できます。
JPX(日本取引所グループ)
JPX(日本取引所グループ)は、日本の株式市場や先物市場などを運営する企業グループで、東京証券取引所や大阪取引所を傘下に持っています。日本国内の金融商品取引の中枢として機能しており、上場企業の審査、市場のルール整備、価格情報の提供などを行っています。 投資家にとっては、株式やETFの売買を安心して行うための基盤を提供している重要な存在です。略称の「JPX」は、海外の取引所とも提携しているグローバルな金融インフラとしても知られています。
JPX日経インデックス400
JPX日経インデックス400は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される株価指数。 算出者はJPX総研及び株式会社日本経済新聞社。ROEや企業統治に着目して全東証上場銘柄から選ばれた400銘柄から構成。
JPXプライム150指数
JPXプライム150指数とは、東京証券取引所が提供する新しい株価指数のひとつで、日本を代表する企業の中から「資本収益性」と「成長性」の観点で選ばれた150社で構成されています。 具体的には、プライム市場に上場する企業のうち、ROE(自己資本利益率)やROIC(投下資本利益率)などの指標をもとに、資本効率が高く、将来の成長が期待される企業が選ばれます。 この指数は、単に規模の大きな企業ではなく、質の高い経営をしている企業を重視しており、「持続的な企業価値の向上」を評価するという視点が特徴です。投資家にとっては、日本の上場企業の中でも、より選び抜かれた成長性と収益性を兼ね備えた企業群に注目するための指標として利用されます。また、この指数に連動するETFもあり、分散投資の手段としても活用されています。
JPYコイン
JPYコインとは、日本円と価値が連動するように設計されたステーブルコインの一種です。1枚のJPYコインは常に1円の価値を持つことを目指して発行され、その裏付けとして発行主体が日本円やそれに準じる安全な資産を保有しています。 円建てで利用できるため、日本国内での送金や決済に活用しやすく、外国為替のリスクを気にせず利用できる点が特徴です。暗号資産取引所やブロックチェーン上での決済手段として利用されるほか、日本の法律である資金決済法の枠組みに基づいて取り扱われるため、法的な信頼性も確保されています。
J-FLEC認定アドバイザー
J-FLEC認定アドバイザーとは、金融リテラシーの向上を目的とする団体「J-FLEC(ジャパン・ファイナンシャル・リテラシー・アセスメント・コンソーシアム)」が認定する、金融教育の専門知識を持ったアドバイザーのことです。この資格を持つ人は、家計の見直しや資産形成、金融商品の選び方などについて、正しい知識に基づいたアドバイスができると認められています。投資初心者やお金に関する判断に自信がない方が、信頼できる相談相手として活用できる存在です。特に中立的な立場でアドバイスを行うことが求められており、特定の商品を売ることが目的ではない点が大きな特徴です。
J-REIT(Japan Real Estate Investment Trust)
J-REIT(ジェイリート)とは、「Japanese Real Estate Investment Trust」の略で、日本国内で設立・運用される不動産投資信託のことです。東京証券取引所を中心に上場しており、オフィスビル、商業施設、住宅、物流施設、ホテルなど、多様な不動産に投資します。投資家から集めた資金で不動産を取得・運用し、賃貸収入や売却益を原資として、利益の90%以上を分配することで法人税の軽減を受ける仕組みになっています。 J-REITは、税制優遇を受けられる点や比較的安定した分配金が期待できることから、国内投資家にとって魅力的な資産運用手段の一つです。ただし、日本経済や不動産市場の動向、金利変動、自然災害リスクなどの影響を受けるため、慎重な運用が求められます。もともとREITは米国で生まれた仕組みですが、日本の法律や市場環境に適応した制度が整備され、J-REITとして発展しています。
JEPI(JPMorgan Equity Premium Income ETF)
JEPIとは、米国の運用会社J.P.モルガンが提供する「JPMorgan Equity Premium Income ETF」の略称です。主に米国の大型株に投資しつつ、カバードコール戦略を組み合わせることで、安定的なインカム(分配金)を投資家に提供することを目的としています。 株価の値上がり益だけでなく、オプション取引によるプレミアム収入を得られるため、比較的高い分配利回りが期待できる点が特徴です。その一方で、株価上昇局面ではオプション取引によって上昇益が制限される可能性があるため、大きな値上がりを狙うというよりは、安定収入を重視する投資家に向いた商品といえます。資産運用の観点では、分配金重視の投資戦略を取りたい人に人気があり、米国ETFの中でも注目度が高い存在です。
支援金
支援金とは、特定の目的や状況にある個人や事業者を支えるために、制度や方針に基づいて拠出される金銭を指す用語です。 この用語は、生活支援、事業継続、災害対応、制度移行など、何らかの支援が必要と判断される場面で登場します。支援金は、売買や労働の対価として支払われるものではなく、一定の条件や位置づけに基づいて給付される点に特徴があります。そのため、収入や報酬とは異なる文脈で扱われ、制度理解の前提としてこの言葉が用いられます。 支援金が混乱を招きやすいのは、「もらえるお金」「返さなくてよいお金」といった感覚的な理解が先行しやすい点です。実際には、支援金は無条件に配られるものではなく、支援の趣旨や対象を定めた制度設計の中で位置づけられています。この前提を理解せずに捉えると、支援金の性質や扱いを誤解しやすくなります。 よくある誤解として、支援金は補助金や給付金と同じ意味で使えるという認識があります。しかし、これらの言葉は実務上、目的や根拠、手続きの整理の仕方が異なる場合があります。支援金という言葉は比較的広い概念であり、具体的な制度名や法的性質を直接示すものではありません。この曖昧さを意識せずに使うと、制度の中身を取り違える原因になります。 また、支援金は「受け取った時点で完結するもの」と考えられがちですが、実務上は、使途の制限や報告、後続の確認が前提となることもあります。支援の目的に沿って使われたかどうかが重視されるため、単なる金銭の移転として理解すると、制度の射程を見誤ることになります。 支援金という用語を正しく理解することは、金額そのものよりも、「なぜ支給されるのか」「どのような位置づけの資金なのか」を整理することにつながります。制度の意図と対象を読み取るための、包括的で柔軟な概念として位置づけられます。
塩漬け
塩漬けとは、株式や投資信託などに投資した後、価格が大きく下落し、損失が膨らんでしまったことで、売却する判断ができずに長期間そのまま保有し続けている状態を指します。本来、投資は値上がり益や分配金を得ることを目的としますが、含み損が大きくなると、売却によって損失が確定することへの心理的抵抗から、「いずれ値を戻すかもしれない」という期待のもとで手放せなくなることがあります。 塩漬けになった資産は、実質的に運用の自由度を失っており、他の有望な投資機会に資金を振り向けることができなくなるため、「機会損失」の原因にもなります。さらに、損切り(損失を受け入れて早期に見切る判断)ができない状態が続くことで、投資全体のパフォーマンスを長期的に押し下げる要因となる場合もあります。 塩漬けを防ぐためには、感情に左右されず、事前にリスク許容度を見極めたうえで売却基準を設け、定期的にポートフォリオの見直しを行うことが重要です。また、値下がりの背景や回復可能性を冷静に分析し、戦略的な損切りを選択することも、長期的な資産形成には欠かせない判断となります。