はなさく生命の「はなさく変額保険」のプラン内容を教えてください。
はなさく生命の「はなさく変額保険」のプラン内容を教えてください。
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2025/10/08 09:05
女性
30代
変額保険は運用成果だけでなく保障範囲も商品ごとに異なると聞きます。はなさく変額保険ではニーズに応じてプランを選べるそうですが、各プランでどのリスクを具体的にカバーでき、どのような人に適しているのでしょうか?
回答
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
はなさく生命の「はなさく変額保険」には「基本プラン」と「障害・介護プラン」の二つがあります。
基本プランは死亡保険金と高度障害保険金を最低保証付きで備える標準構成で、万一の際に家族へまとまった資金を残しつつ運用成果も享受できます。
一方、障害・介護プランはこれらに加え、身体障害者福祉法1〜4級に該当する障害状態、または公的介護保険で要介護1〜5と認定された場合にも同額の保険金が支払われ、長期の生活支援や介護費用リスクまでカバーします。保障範囲が広いぶん保険料はやや高くなりますが、介護リスクへの備えを重視したい人や一家の大黒柱が長期障害を負った場合の収入減を不安視する世帯には有効です。
逆に、死亡保障だけで十分な人や保険料を抑えたい人は基本プランが合理的です。プラン選択時は家計負担と将来リスクを比較し、長期契約を前提に無理なく払込みを続けられる額に設定することが重要です。
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変額保険
変額保険とは、死亡保障を持ちながら、保険料の一部を投資に回すことで、将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が運用成績によって変動する保険商品です。 保険会社が提供する複数の投資先から自分で選んで運用することができるため、運用がうまくいけば受け取る金額が増える可能性があります。 ただし、運用がうまくいかなかった場合は、受け取る金額が減ることもあります。保障と資産運用の両方を兼ね備えた商品ですが、元本保証がない点には注意が必要です。投資初心者の方には、仕組みを十分に理解したうえで加入することが大切です。
死亡保険金
死亡保険金とは、生命保険契約において、被保険者が死亡した際に受取人に支払われる保険金のことを指す。受取人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかの課税対象となる場合がある。
高度障害保険金
高度障害保険金とは、生命保険や個人年金保険などにおいて、被保険者が「高度障害状態」と認定されたときに支払われる保険金のことです。高度障害状態とは、両目の視力を永久に失った場合や、手足の機能が著しく損なわれて回復が見込めないような重い障害を指します。このような状態になると、通常の生活や仕事が困難になるため、生活支援の目的で保険金が支払われます。 多くの場合、高度障害保険金は死亡保険金と同額であり、死亡時と同様の保障が受けられる仕組みです。受け取った保険金は、医療費や介護費用、生活資金に活用されることが多く、予期せぬ重い障害に備えるための大切な保障の一つとなっています。
要介護状態
要介護状態とは、加齢や病気、障害などによって、日常生活において入浴や食事、排せつ、移動といった基本的な動作を一人で行うことが難しくなり、継続的な介護が必要と判断された状態のことを指します。この判断は、介護保険制度の認定調査と主治医の意見書に基づいて市区町村が行い、「要支援」から「要介護1〜5」までの段階に分けられます。段階が上がるほど介護の必要性が高いことを意味します。この認定を受けることで、介護保険サービスを利用できるようになり、生活支援や介護費用の軽減が可能となります。高齢期の生活設計や医療・保険商品との関係でも重要な概念です。
介護保険制度
要介護状態になった高齢者やその家族の負担を社会全体で支えるために設けられた公的保険です。40歳以上の国民が加入者となり、保険料を納めることで、要介護認定を受けた際に訪問介護やデイサービス、施設入所など多様な介護サービスを自己負担1割〜3割の範囲で利用できます。 給付内容や利用者負担割合は、所得区分や要介護度によって異なるほか、市区町村が主体となって保険料率や地域のサービス体制を決定しているため、住んでいる自治体ごとに細かな違いがある点も特徴です。必要な介護を適切に受けながら、家計への影響を抑えるためには、要介護認定の申請やケアマネジャーによるケアプラン作成など、制度の手続きを理解し、早めに相談することが大切です。





