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不動産投資信託(REIT)の仕組み・利回り・メリットとリスクを初心者にもわかりやすく解説

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REIT

不動産投資信託(REIT)の仕組み・利回り・メリットとリスクを初心者にもわかりやすく解説

難易度:

執筆者:

公開:

2025.01.09

更新:

2026.06.12

基礎知識REIT不動産投資オルタナティブ投資

REIT(リート)とは、投資家から集めた資金で複数の不動産を運用し、賃料収入や売却益を「分配金」として投資家に還元する金融商品です。

数万円程度の少額から不動産に投資でき、物件管理の手間も不要なため、不動産投資の入門商品として人気が高まっています。一方で、価格変動や金利上昇、投資法人の倒産といったリスクも存在するため、仕組みの正しい理解が欠かせません。

本記事では「REITとは何か」という基礎知識から、分配金の仕組み、メリット・デメリット、失敗しない銘柄選びのポイントまで、専門家の視点でわかりやすく解説します。

サクッとわかる!簡単要約

REITとは、投資家から集めた資金で不動産を運用し、賃料収入などの収益を分配金として還元する不動産投資信託です。利益の90%超を分配すると法人税が実質的にかからない仕組みのため、株式より高い利回りが期待できます。数万円〜十数万円から購入でき、証券取引所でいつでも売買できる手軽さも魅力でしょう。一方で、金利上昇や不動産市況の悪化、投資法人の倒産といった特有のリスクも存在します。本記事を読めば、REITの仕組みからNAV倍率などを使った銘柄選び、新NISAで分配金を非課税にする方法までを把握できます。

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目次

REITとは?不動産投資信託の仕組みをわかりやすく解説

REITの基本的な仕組み

J-REITとは?米国REITとの違い

公募REITと私募REITの違い

REITと現物不動産投資・投資信託との違い

現物不動産投資との違い

一般的な投資信託との違い

REITに投資する3つの方法(個別銘柄・投資信託・ETF)

REITの分配金と利回りの仕組み

利益の90%超を分配すると法人税が実質免除される

REITの分配金利回りの目安

利回りの高さだけで選んではいけない理由

REIT投資のメリット

少額から不動産に分散投資できる

安定した分配金(インカムゲイン)が期待できる

換金性が高く、いつでも売買できる

運用をプロに任せられ、管理の手間がかからない

REIT投資のデメリット

投資法人の倒産・上場廃止リスクがある

元本保証がなく、価格変動リスクがある

現物不動産のような節税・融資のメリットがない

運用の裁量がない

金利上昇局面に弱い

REIT投資のリスクと注意点

不動産市況の変動リスク

金利変動リスク

スポンサーに関するリスク

自然災害リスク

流動性リスク

REITの種類|投資対象となる不動産の用途で分類

単一用途特化型REITの特徴

複合型・総合型REITの特徴

失敗しないREITの選び方|5つのチェックポイント

①NAV倍率で割安・割高を判断する

②LTV(有利子負債比率)で財務の健全性を見る

③スポンサーの信用力と実績を確認する

④分配金の実績と中身をチェックする

⑤新設REITより運用実績のあるREITを優先する

REITの始め方・買い方|3ステップで簡単にスタートできる

ステップ①証券会社で口座を開設する

ステップ②投資する銘柄・商品を選ぶ

ステップ③注文を出して購入する

NISAの成長投資枠でREITに投資するメリット

REITに関するよくある質問

Q. REITはいくらから買えますか?

Q. REITの利回りはどのくらいですか?

Q. REITは「やめとけ」と言われることがあるのはなぜですか?

Q. REITと株式投資はどちらがよいですか?

REITとは?不動産投資信託の仕組みをわかりやすく解説

REITとは、多数の投資家から集めた資金でオフィスビルやマンション、商業施設などの不動産を購入・運用し、得られた収益を投資家に分配する仕組みの金融商品です。投資家は不動産そのものではなく、REITが発行する「投資証券」を購入します。

つまりREITは「不動産版の株式」のような存在であり、不動産のオーナーになる代わりに、不動産から生まれる収益を受け取る権利を少額で持てる商品だと言えるでしょう。まずは基本的な仕組みから順に見ていきます。

REITの基本的な仕組み

REITの主体となるのは「投資法人」という、不動産投資のためだけに設立された法人です。投資法人は投資家からの出資金と銀行からの借入金を元手に不動産を取得し、運用します。

  1. 実際の物件の選定や管理は、投資法人から委託を受けた「資産運用会社」と呼ばれる不動産運用のプロが担います。そこから得られた賃料収入や売却益が、コストを差し引いたうえで投資家に分配される流れです。

投資家から見ると「お金を出すだけで、プロが運用した不動産収益の分け前を受け取れる」仕組みと言えます。

J-REITとは?米国REITとの違い

日本の証券取引所に上場しているREITは「J-REIT」と呼ばれます。J-REITは2001年に市場が創設され、現在は東京証券取引所に50銘柄以上が上場する、時価総額十数兆円規模の市場に成長しました。

REITの仕組みはもともと1960年代の米国で生まれたものです。米国REITは市場規模が日本の10倍以上と大きく、データセンターや通信インフラなど投資対象の幅も広いという特徴があります。

日本国内の投資信託を通じて米国REITに投資する方法もありますが、その場合は為替変動リスクも加わる点に注意しましょう。

公募REITと私募REITの違い

REITには、証券取引所に上場している「公募REIT(上場REIT)」と、非上場の「私募REIT」の2種類があります。個人投資家が証券口座で売買できるのは、基本的に公募REITです。

私募REITは年金基金などの機関投資家向けに販売される商品で、市場価格の変動がなく安定した運用が期待できる反面、最低投資額が数億円単位と高額になります。本記事では、個人が投資できる公募REIT(J-REIT)を中心に解説します。

REITと現物不動産投資・投資信託との違い

REITは「不動産投資」と「投資信託」の両方の性質を持つ商品ですが、それぞれと明確な違いがあります。違いを理解しないまま投資すると、「想定していた商品と違った」というミスマッチが起こりかねません。

ここでは、現物不動産投資・一般的な投資信託との違いを整理します。

現物不動産投資との違い

REITと現物不動産投資の最大の違いは、「必要資金の大きさ」と「換金のしやすさ」です。主な違いを表にまとめました。

比較項目REIT現物不動産投資
必要資金数万円〜十数万円程度数百万円〜数億円
換金性取引時間中いつでも売却可能売却に数か月かかることも
物件管理不要(プロに一任)自分または管理会社が対応
融資(レバレッジ)投資家自身は原則利用できない銀行融資の活用が可能
物件の選択・裁量なし自由に選択・改修できる
分散投資1銘柄で数十物件に分散少数の物件に集中しがち

REITは少額・低い手間で始められる反面、融資によるレバレッジや物件選びの裁量といった、現物不動産ならではの醍醐味はありません。「手軽さのREIT、裁量の現物不動産」と覚えておくとよいでしょう。

一般的な投資信託との違い

REITは法律上、投資信託の一種ですが、株式や債券に投資する一般的な投資信託とは次の3点が異なります。

比較項目一般的な投資信託REIT
取引方法1日1回算出される基準価額でのみ売買可能株式と同様、取引時間中はリアルタイムの市場価格で売買可能
分配方針分配金を出さず再投資へ回すファンドも多い税制上の理由から利益のほとんどを分配金として支払う
投資対象ファンドにより様々収益源は不動産。株式市場と異なる値動きをする場面も多く、分散投資先としての価値がある

1つ目は「取引方法」です。一般的な投資信託は1日1回算出される基準価額でしか売買できませんが、上場しているREITは株式と同じく、取引時間中ならリアルタイムの市場価格で売買できます。

2つ目は「分配方針」です。投資信託には分配金を出さずに再投資へ回すファンドも多くありますが、REITは後述する税制上の理由から、利益のほとんどを分配金として支払います。

3つ目は「投資対象」で、REITの収益源はあくまで不動産です。株式市場とは異なる値動きをする場面も多いため、分散投資先としての価値があります。

投資信託については、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。

REITに投資する3つの方法(個別銘柄・投資信託・ETF)

ひと口に「REITに投資する」と言っても、実は3つの方法があります。自分に合った方法を選ぶことが、REIT投資の最初の分かれ道です。

1つ目は、上場している個別のREITを直接購入する方法で、銘柄を自分で選びたい人に向いています。2つ目は、複数のREITに分散投資する「REIT型投資信託」で、100円程度から積立購入が可能です。

3つ目は、東証REIT指数などに連動する「REIT ETF(上場投資信託)」です。1本で市場全体に分散投資でき、信託報酬(保有コスト)も低い傾向があるため、銘柄選びに自信がない初心者の有力な選択肢になります。

REITの分配金と利回りの仕組み

REITの最大の魅力は、株式の配当よりも相対的に高い「分配金利回り」です。なぜREITは高い利回りを実現できるのでしょうか。その答えは、REITだけに認められた税制上の特例にあります。

利益の90%超を分配すると法人税が実質免除される

REITを運営する投資法人には、租税特別措置法にもとづく税制優遇があります。具体的には、利益の90%超を投資家に分配するなどの要件を満たすと、分配金を経費として扱えるため、法人税が実質的にかかりません。

  1. 一般の株式会社は、利益にまず法人税が課され、さらに内部留保を確保した残りから配当を行います。これに対しREITは、利益のほぼ全額を課税前に投資家へ届けられる仕組みです。

この「法人税の二重課税を避けられる構造」こそが、REITが高利回りになりやすい根本的な理由と言えます。

REITの分配金利回りの目安

J-REITの分配金利回りは、市場全体の平均でおおむね年3〜5%程度で推移してきました。東証プライム市場の株式の平均配当利回りが2%台であることと比較すると、相対的に高い水準です。

分配金の支払いは年2回(6か月ごとの決算)という銘柄が主流です。決算月は銘柄ごとに異なるため、決算月の異なる複数銘柄を組み合わせれば、毎月のように分配金を受け取るポートフォリオも組めます。

利回りの高さだけで選んではいけない理由

「利回りが高い銘柄ほどお得」と考えるのは危険です。なぜなら、分配金利回りは「分配金÷投資口価格」で計算されるため、価格が大きく下落した銘柄ほど利回りが高く見えるからです。

  1. 市場平均より極端に利回りが高い銘柄は、財務やスポンサーへの不安から売られている可能性があります。利回りの数字だけでなく、「なぜその利回りなのか」という背景まで確認する習慣をつけましょう。

REIT投資のメリット

REITには、現物の不動産投資にはない手軽さと、株式投資とは異なる収益の安定性という2つの強みがあります。ここでは、個人投資家にとって特に重要な4つのメリットを紹介します。

少額から不動産に分散投資できる

REITは数万円〜十数万円程度から購入できます。現物の不動産投資で必要となる数百万円単位の頭金と比べると、参入のハードルは格段に低いと言えるでしょう。

しかも、1つのREITは通常数十棟の物件を保有しているため、1銘柄買うだけで自動的に物件の分散が効きます。少額でこれだけの分散を実現できる不動産投資の手段は、REITのほかにほとんどありません。

安定した分配金(インカムゲイン)が期待できる

REITの収益源は、景気変動の影響を受けにくい賃料収入が中心です。賃貸借契約は数年単位で結ばれるケースが多く、収益の予測可能性が高いという特徴があります。

  1. さらに税制上、利益の90%超が分配されるため、投資家は安定したインカムゲイン(保有中に得られる収益)を見込めます。値上がり益だけに頼らない資産運用をしたい人に向いた商品です。

換金性が高く、いつでも売買できる

上場REITは、証券取引所の取引時間中であればいつでも時価で売却できます。買い手探しや契約手続きに数か月を要する現物不動産と比べて、圧倒的に資金化しやすい点が強みです。

急にまとまった資金が必要になった場合でも、数営業日で現金化できる流動性の高さは、長期の資産形成において大きな安心材料になります。

運用をプロに任せられ、管理の手間がかからない

物件の選定、テナント募集、修繕、賃料交渉といった不動産運用の実務は、すべて資産運用会社のプロが行います。投資家自身に不動産の専門知識や管理の手間は必要ありません。

本業が忙しい会社員や、不動産の実務経験がない初心者でも、プロの運用成果をそのまま享受できる点はREITならではの利点です。

REIT投資のデメリット

メリットの多いREITですが、現物不動産投資と比較した場合の弱点も明確に存在します。投資前に必ず把握しておきたい5つのデメリットを解説します。

投資法人の倒産・上場廃止リスクがある

REITを運営する投資法人は、一般企業と同じく倒産する可能性があります。実際にリーマンショック時の2008年には、資金繰りの悪化により上場REITが破綻した事例も発生しました。

倒産に至らなくても、合併や上場廃止によって想定外の損失を被るケースはあり得ます。「不動産だから安全」という思い込みは禁物です。

元本保証がなく、価格変動リスクがある

REITは市場で取引される金融商品であるため、価格は日々変動し、元本は保証されません。不動産市況や金利動向、株式市場全体の地合いによっては、購入価格を大きく下回ることもあります。

預貯金感覚で購入できる商品ではない点を、あらかじめ理解しておきましょう。

現物不動産のような節税・融資のメリットがない

現物の不動産投資では、減価償却費の計上による所得圧縮や、相続税評価額の引き下げといった節税効果が期待できます。一方REITは金融商品の扱いとなるため、分配金や売却益には約20.315%の税金が課されます。

また、REITの購入に銀行融資は原則使えません。投資法人自体がすでに借入れでレバレッジをかけているため、投資家側が追加で融資を使う合理性も乏しいと言えます。なお、税負担についてはNISAの活用で大幅に軽減可能です。

不動産投資を通じた節税に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

運用の裁量がない

REITでは、物件の選定・改修・賃料設定といった判断をすべて運用のプロに委ねます。投資家が「リフォームで物件価値を高める」「賃料を見直して利回りを改善する」といった工夫を行う余地はありません。

自らの裁量で不動産経営を楽しみたい人には、REITは物足りなく感じられるでしょう。

金利上昇局面に弱い

REITは投資家から集めた資金に加え、銀行などからの借入も活用して不動産を購入・運用しています。そのため金利が上昇すると借入コストが膨らみ、利益が圧迫されて分配金の減少につながる恐れがある点に留意しましょう。

また金利上昇局面では、預金や債券など他の金融商品の利回りが魅力的になるため、相対的にREITの投資妙味が薄れ、価格が下落しやすくなります。さらに不動産価値そのものも金利上昇で評価が下がりやすく、二重三重に下押し圧力がかかる点が、金利上昇時に弱いとされる理由です。

REIT投資のリスクと注意点

REITの価格や分配金は、不動産市況・金利・運営体制など複数の外部要因に左右されます。リスクの存在自体は避けられませんが、それぞれの中身を理解しておけば、銘柄選びや売買タイミングの判断による軽減が可能です。

ここでは、REIT特有の5つのリスクを解説します。

不動産市況の変動リスク

REITの価格は、保有物件の資産価値や賃料水準、つまり不動産市況全体の影響を受けます。景気後退でオフィス需要が減退したり、空室率が上昇したりすれば、分配金と価格の両方が下落しかねません。

市況をつかむ際に役立つのが「東証REIT指数」です。東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場する全REITの値動きを時価総額加重平均で示した指数で、株式市場におけるTOPIXに相当します。

個別銘柄の値動きが市場全体の動きなのか、その銘柄固有の問題なのかを切り分けるために、必ずチェックしたい指標です。

金利変動リスク

REITは銀行借入れを活用して物件を取得しているため、金利上昇は借入コストの増加を通じて分配金を圧迫します。さらに金利が上がると、国債など他の安定資産との利回り差が縮まり、REITの投資妙味が薄れて価格が下落しやすくなる側面もあります。

日本では長らく続いた超低金利が転換し、日銀が利上げを進める「金利のある時代」に入りました。今後のREIT投資では、金利動向の確認がこれまで以上に重要になります。

なお、各投資法人は借入金利の固定化や返済時期の分散で金利上昇に備えています。決算資料で「固定金利比率」を確認すれば、その銘柄の金利耐性をある程度見極められるでしょう。

スポンサーに関するリスク

REITの安定性は、設立母体である「スポンサー」の信用力に大きく依存します。スポンサーとは、投資法人の設立を主導し、物件の供給や運営ノウハウの提供を行う企業のことです。

大手不動産会社などの有力スポンサーが付くREITは、優良物件の供給ルートを持ち、資金調達面でも有利に働く傾向があります。一方で、スポンサーが自社に有利な価格で物件をREITに売却する「利益相反」が問題となり、行政処分に至った事例も過去にはありました。

スポンサーの実績とガバナンス体制の確認は、REIT選びにおいて利回りの確認と同じくらい重要です。

自然災害リスク

REITは実物の不動産を保有しているため、地震や水害などの自然災害で物件が損傷するリスクを抱えています。修繕費の増加や賃料収入の途絶は、分配金の減少に直結します。

各投資法人は保険加入や物件の地域分散、PML値(地震による予想最大損失率)の管理で対策していますが、リスクをゼロにはできません。保有物件が特定地域に集中していないかは、確認しておきたいポイントです。

流動性リスク

上場REITは換金性が高いとされますが、時価総額の小さい銘柄では売買が少なく、希望する価格・タイミングで売却できない場合があります。これを流動性リスクと呼びます。

特にまとまった金額を投資する場合は、日々の売買代金が十分にある銘柄を選ぶと安心です。

REITの種類|投資対象となる不動産の用途で分類

REITは、投資する不動産の用途によって複数のタイプに分類されます。用途ごとに収益の安定性や景気との連動性が大きく異なるため、種類の理解は銘柄選びの土台と言えるでしょう。

大きくは、特定用途に絞る「単一用途特化型」と、複数用途を組み合わせる「複合型・総合型」の2つに分けられます。

単一用途特化型REITの特徴

単一用途特化型REITとは、オフィスビルや物流施設など、特定の用途の不動産だけに投資するREITです。専門性の高い運用ができる反面、その分野の市況悪化の影響を直接受けるため、値動きはやや大きくなる傾向があります。

主な用途ごとの特徴は次のとおりです。

用途収益の特徴景気変動の影響
オフィス賃料水準が景気に連動しやすい大きい
住宅(マンション)賃料が安定し空室リスクが低い小さい
商業施設テナントの売上に左右される中〜大
物流施設長期契約が多く収益が安定比較的小さい
ホテル宿泊需要・観光動向に連動非常に大きい
ヘルスケア施設長期契約中心で安定的小さい

例えばホテル特化型は、インバウンド需要の拡大局面では大きな収益成長が期待できる一方、感染症の流行などで需要が急減した際の打撃も大きくなります。攻めと守りのどちらを重視するかで、選ぶべき用途は変わるでしょう。

複合型・総合型REITの特徴

複合型REITは2つの用途、総合型REITは3つ以上の用途の不動産を組み合わせて投資するREITです。用途を分散させているぶん、特定分野の市況悪化が全体に与える影響を抑えられます。

ただし「複数用途=安心」とは限りません。例えば保有物件が首都圏に集中していれば、用途を分散していても首都圏経済の低迷時には同時に打撃を受けます。

用途の分散だけでなく、地域の分散状況まで確認してはじめて、実質的な分散効果を評価できると覚えておきましょう。

失敗しないREITの選び方|5つのチェックポイント

REIT選びで失敗しないためには、利回りの高さではなく「分配金の持続可能性」を見極める視点が欠かせません。ここでは、機関投資家も実際に確認している5つの指標・ポイントを、初心者向けにかみ砕いて紹介します。

①NAV倍率で割安・割高を判断する

NAV倍率とは、REITの市場価格が1口あたり純資産価値(NAV:Net Asset Value)の何倍かを示す指標で、株式投資におけるPBR(株価純資産倍率)に相当します。

1倍を下回っていれば「保有不動産の価値より安く買える」状態であり、割安の目安になります。逆に1.5倍を超えるような水準では、割高感に注意が必要です。

ただし、成長期待の高い銘柄は恒常的にNAV倍率が高くなる傾向もあるため、同じ用途の銘柄同士で比較するのが実践的な使い方です。

②LTV(有利子負債比率)で財務の健全性を見る

LTV(Loan to Value)とは、総資産に占める有利子負債の割合を示す指標です。J-REITではおおむね40〜50%程度が標準的な水準とされ、これを大きく上回る銘柄は金利上昇局面での分配金の目減りリスクが高まります。

LTVが低い銘柄は、財務に余裕があるぶん新規物件の取得余力も大きく、守りと攻めの両面で評価できます。各投資法人の決算説明資料に必ず記載されているので、購入前に確認しましょう。

③スポンサーの信用力と実績を確認する

前述のとおり、スポンサーの質はREITの安定性を左右します。具体的には「スポンサーの財務基盤は強固か」「物件供給の実績は十分か」「上場からの運用年数は長いか」の3点を確認してください。

なお、格付機関(JCRやR&Iなど)が公表する投資法人の信用格付けも、客観的な判断材料として有効です。AA格以上の銘柄は、資金調達力の面で相対的に安心感があります。

④分配金の実績と中身をチェックする

過去数年の分配金が安定して推移しているか、減配(分配金の減少)の履歴がないかを確認しましょう。また、分配金の中に物件売却益などの一時的な利益が多く含まれている場合、その水準が今後も続くとは限りません。

決算資料で「巡航分配金」(一時的要因を除いた実力ベースの分配金水準)が示されていれば、そちらを基準に利回りを計算するのがプロの見方です。

⑤新設REITより運用実績のあるREITを優先する

新しく上場したREITは、規模拡大を優先するあまり、物件の取得価格や品質面で投資家に不利な取引が行われるリスクを否定できません。運用実績のデータも乏しいため、初心者ほど判断が難しくなります。

最初の1銘柄には、複数の景気サイクルを乗り越えてきた、運用実績の長いREITを選ぶことをおすすめします。

REITの始め方・買い方|3ステップで簡単にスタートできる

REITは、株式投資の経験がない人でも3つのステップで始められます。特別な手続きや審査は不要で、最短なら数日で投資を開始できるでしょう。

ステップ①証券会社で口座を開設する

REITの売買には証券口座が必要です。ネット証券ならスマートフォンから10分程度で申し込みが完了し、売買手数料も低く抑えられます。

このとき、後述する非課税メリットを得るために、NISA口座も同時に開設しておくとスムーズです。

NISA口の選び方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

ステップ②投資する銘柄・商品を選ぶ

個別REIT・REIT型投資信託・REIT ETFの中から、自分に合った商品を選びます。銘柄分析に時間をかけられる人は個別REIT、手間をかけずに分散したい人は投資信託かETFが向いています。

個別REITを選ぶ場合は、前章の「5つのチェックポイント」を活用してください。

ステップ③注文を出して購入する

株式と同じように、銘柄コードを指定して注文を出せば購入完了です。価格を指定する「指値注文」と、その時々の市場価格で買う「成行注文」を選べます。

購入後は、決算ごとに送られてくる資産運用報告書で運用状況を確認しながら、長期目線で保有するのが基本戦略です。

NISAの成長投資枠でREITに投資するメリット

REIT投資では、新NISAの活用を強くおすすめします。理由は、REITのデメリットである「約20%の税負担」を、合法的にゼロにできるからです。

新NISAの成長投資枠(年間240万円まで)では、上場REITや多くのREIT型投資信託・ETFを購入できます。NISA口座で受け取る分配金と売却益は全額非課税となるため、分配金利回りの高いREITほど恩恵が大きくなります。

例えば利回り4%のREITに100万円投資した場合、課税口座では年間の手取り分配金が約3万2,000円ですが、NISA口座なら4万円を満額受け取れます。長期で積み上がるほど、この差は無視できません。

  1. 上場REITの分配金を非課税にするには、証券会社で分配金の受取方法を「株式数比例配分方式」(証券口座で受け取る方式)に設定しておく必要があります。

REITに関するよくある質問

最後に、REITについて検索されることの多い疑問に、一問一答形式で回答します。

Q. REITはいくらから買えますか?

銘柄により異なりますが、個別のJ-REITは数万円〜十数万円程度から購入できます。REIT型の投資信託であれば、100円からの積立も可能です。

Q. REITの利回りはどのくらいですか?

J-REIT市場全体の分配金利回りは、おおむね年3〜5%程度で推移しています。株式の平均配当利回りと比べて高い水準ですが、銘柄や市況によって変動します。

Q. REITは「やめとけ」と言われることがあるのはなぜですか?

価格変動や金利上昇、投資法人の倒産といったリスクがあり、元本保証がないためです。ただし、これらは仕組みを理解し、財務の健全な銘柄を選び、長期・分散で投資すればコントロールしやすいリスクと言えます。

Q. REITと株式投資はどちらがよいですか?

どちらが優れているかではなく、性質の違いで使い分けるのが正解です。値上がり益を狙うなら株式、安定した分配金を重視するならREITが向いています。両方を組み合わせれば、資産全体の値動きを安定させる分散効果も期待できるでしょう。

投資の種類に関しては、こちらの記事で網羅的に解説しています。

この記事のまとめ

REITとは、数万円から不動産収益を受け取れる不動産投資信託であり、少額・分散・手間いらずの3拍子がそろった商品です。利益の90%超を分配する税制上の仕組みにより、株式より高い利回りが期待できます。一方で、金利上昇や市況悪化、投資法人の倒産といったリスクへの備えは欠かせません。NAV倍率やLTV、スポンサーの信用力を確認すれば、リスクは大きく軽減できるでしょう。まずは新NISAの成長投資枠を活用し、運用実績のある銘柄から少額で始めつつ、迷ったときは専門家に相談しながら自分に合う運用計画を立ててみてください。

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柴田充輝

金融系ライター

厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1,000記事以上の執筆実績あり。

厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1,000記事以上の執筆実績あり。

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公募REIT

一般の投資家を対象に広く募集されるREIT。証券取引所に上場しており、誰でも購入・売却が可能です。流動性が高く、多様な投資家が参加できるため、資金調達が容易です。運用の透明性が高く、定期的な情報開示が義務付けられているため、投資家にとって安心感があります。多様な不動産に分散投資することでリスクを低減します。

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特定の投資家や機関投資家を対象に募集されるREIT。公募REITに比べて流動性は低いものの、柔軟な運用が可能で、特定の戦略や高収益を追求しやすい特徴があります。募集や運用に際しては公的な規制が緩やかであるため、独自の投資方針を採用しやすいです。大口投資家向けのため、少額投資家には適していません。

金利変動リスク

金利変動リスクとは、市場金利の上昇・下降に伴い保有資産の価格や収益が変わる可能性を指します。固定金利債券の場合、金利が上がれば新発債の利息が高くなり既存債券の魅力が薄れるため価格は下落し、逆に金利が下がれば既存債券の利息が相対的に高く映るため価格は上昇しやすくなります。価格の振れ幅は「デュレーション」と呼ばれる指標で測定でき、残存期間が長いほど同じ1%の金利変化でも値動きが大きくなる点が特徴です。短期債は影響が小さく、長期債は大きいという感覚を持つとリスク把握が容易になります。 金利を動かす主因は中央銀行の政策金利変更や景気の強弱、インフレ期待であり、これらのニュースを追うことで金利の方向性をある程度予測できます。ただし金利の動向は株式や不動産投資信託(REIT)にも波及し、企業の資金調達コストや配当余力、賃料収入見通しを通じて価格変動をもたらすため、債券以外にも広く目配りが必要です。さらに変動金利債券や変動金利住宅ローンのように、金利上昇局面で利息が増えるものも存在する一方、支払利息が膨らむ負の側面もある点には注意が求められます。 リスクを抑えながらリターンを狙うには複数の打ち手があります。償還時期の異なる債券を階段状に保有して高金利局面で再投資しやすくするラダー戦略、金利上昇期にはデュレーションを短くして価格下落を抑え、低下期には長くして値上がり益を取りにいく期間調整、株式やREIT、金利ヘッジETFなど異なる値動きを示す資産を組み合わせる分散投資、さらにはポートフォリオの一部を変動金利商品に振り替えて上昇メリットを享受する方法が代表的です。金利変動リスクを定量的に測り、運用計画を経済情勢に合わせて定期的に見直すことで、長期投資でも過度な値下がりを抑えつつ安定的な収益を目指せます。

分配金

分配金とは、投資信託やREIT(不動産投資信託)などが運用によって得た収益の一部を、投資家に還元するお金のことです。これは株式でいう「配当金」に似ていますが、分配金には運用益だけでなく、元本の一部が含まれることもあります。そのため、分配金を受け取るたびに自分の投資元本が少しずつ減っている可能性もあるという点に注意が必要です。分配金の有無や頻度は投資信託の商品ごとに異なり、毎月、半年ごと、年に一度などさまざまです。投資初心者にとっては、「お金が戻ってくる」という安心感がありますが、長期的な資産形成を考えるうえでは、分配金の出し方やその内容をしっかり理解することが大切です。

複数用途型REIT

複数用途型REITは、様々な種類の不動産セクターにまたがって投資を行う不動産投資信託です。このタイプのREITは、オフィスビル、小売施設、住宅、医療施設、倉庫など、多岐にわたるプロパティに投資を分散させることによって、リスクを管理し、安定した収益を追求します。多様なプロパティタイプに投資することで、市場の変動や特定セクターの不況期においても、全体の投資ポートフォリオのバランスを保ちやすくなります。 複数用途型REITは、一つのセクターに依存することなく、経済全体の成長に対応することができるため、広範囲の投資家に魅力的です。また、異なるセクターの不動産が持つそれぞれの収益サイクルを活かすことで、長期的に安定した配当を提供する可能性が高まります。このタイプのREITは、特に経済環境が不安定で予測が難しい時期において、投資リスクを抑えながら成長を目指す戦略として有効です。 投資家が複数用途型REITを選択する際には、管理団体の運用実績や不動産の地理的分布、それぞれのセクターへの露出度を慎重に評価することが求められます。また、市場の動向に応じて柔軟にポートフォリオを調整する能力が管理団体にあるかどうかも、重要な判断基準の一つとなります。

利益相反

利益相反とは、ある人物や組織が複数の立場や利害関係を同時に持っていることによって、どちらか一方の利益を優先することで他方の利益が損なわれるおそれがある状況のことをいいます。たとえば、投資アドバイザーが自分の利益を優先して、自社にとって都合の良い商品を顧客に勧めるようなケースがこれにあたります。 このような状況は、投資判断の公正さを損なう可能性があるため、資産運用の分野では利益相反がないかどうかを確認することがとても重要です。信頼できるアドバイザーや金融機関を選ぶ際には、この点に注意を払うことが大切です。

レバレッジ

レバレッジとは、借入金や証拠金取引など外部資金を活用して自己資本以上の投資規模を実現する手法です。利益の拡大が期待できる一方、市場の下落や金利の変動で損失が膨らみやすく、追加証拠金(追証)が必要になる場合やロスカットが発生するリスクも高まります。 また、借入金利や手数料などのコストが利益を圧迫する可能性があるため、ポジション管理やヘッジ手法を含めたリスク管理が不可欠です。レバレッジによる損益変動幅が大きくなることで精神的な負担も増えやすい点にも注意が必要です。最終的には、投資目的やリスク許容度を考慮し、適切なレバレッジ水準を設定することで、資産運用の効率を高めつつリスクを抑えることが重要となります。

利回り

利回りとは、投資で得られた収益を投下元本に対する割合で示し、異なる商品や期間を比較するときの共通尺度になります。 計算式は「(期末評価額+分配金等-期首元本)÷期首元本」で、原則として年率に換算して示します。この“年率”をどの期間で切り取るかによって、利回りは年間リターンとトータルリターンの二つに大別されます。 年間リターンは「ある1年間だけの利回り」を示す瞬間値で、直近の運用成績や市場の勢いを把握するのに適しています。トータルリターンは「保有開始から売却・償還までの累積リターン」を示し、長期投資の成果を測る指標です。保有期間が異なる商品どうしを比べるときは、トータルリターンを年平均成長率(CAGR)に換算して年率をそろすことで、複利効果を含めた公平な比較ができます。 債券なら市場価格を反映した現在利回りや償還までの総収益を年率化した最終利回り(YTM)、株式なら株価に対する年間配当の割合である配当利回り、不動産投資なら純賃料収入を物件価格で割ったネット利回りと、対象資産ごとに計算対象は変わります。 また、名目利回りだけでは購買力の変化や税・手数料の影響を見落としやすいため、インフレ調整後や税控除後のネット利回りも確認することが重要です。複利運用では得た収益を再投資することでリターンが雪だるま式に増えますから、年間リターンとトータルリターンを意識しながら、複利効果・インフレ・コストを総合的に考慮すると、より適切なリスクとリターンのバランスを見極められます。

東証REIT指数

東証REIT指数は、東京証券取引所に上場している不動産投資信託(REIT)のパフォーマンスを測るための株価指数です。この指数は、上場REITの市場価値に基づいて計算され、REIT市場の全体的な動向と健全性を反映しています。投資家がREIT市場の状況を把握する際に、この指数を参考にすることで、不動産市場の成長や収益性、リスクの変動を理解することが可能です。 東証REIT指数には、住宅、オフィス、商業施設、ホテルなど、さまざまな種類の不動産に投資するREITが含まれており、これによって指数は多様な不動産セクターのパフォーマンスを網羅しています。この指数の動きは、不動産市場の健全性だけでなく、経済全体の状況にも影響を受けるため、経済指標や政策の変更、金融市場の波及効果など、幅広い要因によって変動します。 東証REIT指数は、不動産投資を考える際の重要なベンチマークとして機能し、特に不動産市場に特化した投資を行う際に有効な指標となります。また、この指数を通じて、国内外の投資家は日本の不動産市場の動向をリアルタイムで把握し、投資判断の材料とすることができます。このように、東証REIT指数は、REIT市場の健全性を評価し、適切な投資機会を見極めるために不可欠なツールとして利用されています。

投資法人

投資法人とは、投資家から集めた資金をもとに資産運用を行い、その収益を分配することを目的とした法人形態のことを指します。日本においては、特に不動産を投資対象とする**J-REIT(不動産投資信託)**が代表的な例です。投資法人は、金融商品取引法および投資信託及び投資法人に関する法律(投信法)に基づいて設立され、株式ではなく「投資口」と呼ばれる証券を発行して資金を調達します。 一般の企業と異なり、投資法人は自己の事業を営むのではなく、運用会社に資産の運用を委託する仕組みになっています。利益の90%以上を投資家に分配することで法人税が免除されるという税制上のメリットがあり、安定した分配金が期待できます。ただし、投資法人から受け取る分配金は配当所得ではなく、不動産所得などの扱いとなるため、配当控除の対象にはなりません。 投資法人は主に不動産市場や金利動向の影響を受けやすく、特に景気後退期や金利上昇局面では価格が下落するリスクがあるため、慎重な投資判断が求められます。

元本割れリスク

元本割れリスクとは、投資した資金(元本)の価値が減少し、最終的に投資額を下回る可能性があるリスクを指します。株式や投資信託、債券、不動産などの金融商品は市場環境や企業業績、金利動向などの影響を受けるため、価格が変動し、元本を下回ることがあります。特に、株式市場の暴落や景気後退時には元本割れのリスクが高まります。 このリスクを抑えるためには、分散投資や長期投資を活用し、リスク許容度に応じた運用を行うことが重要です。また、定期預金や個人向け国債などの元本保証型の商品と、リスク資産を組み合わせることで、資産全体のリスクを軽減することが可能です。投資を行う際には、元本割れリスクを十分理解し、自身のリスク許容度に合った商品選びを行うことが求められます。

キャピタルゲイン(売却益/譲渡所得)

キャピタルゲインとは、株式や不動産、投資信託などの資産を購入した価格よりも高く売却したことによって得られる利益のことです。一般的な経済用語としては「売却益」と呼ばれ、資産運用における収益のひとつとして広く使われています。日本の税法においては、このキャピタルゲインは「譲渡所得」として分類され、確定申告などで所得として扱われます。つまり、経済的な意味ではキャピタルゲインと譲渡所得は同様の概念を指しますが、前者が広義の利益、後者が課税対象としての所得という違いがあります。投資の成果を判断したり、税金を計算したりするうえで、両者の使われ方を正しく理解することが大切です。

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