学資保険は返戻率の高さで選べばよいですか?他に選び方のポイントはありますか?
学資保険は返戻率の高さで選べばよいですか?他に選び方のポイントはありますか?
回答受付中
0
2025/09/09 09:01
男性
30代
学資保険を検討しています。ネットなどで「返戻率が高いものを選ぶとよい」とよく見かけますが、返戻率だけで決めてしまってよいのか、他に注意すべき点があるのかがよく分かりません。他に見るべきポイントはありますか?
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
学資保険は「返戻率の高さ」がよく注目されますが、実際にはそれだけで決めてしまうのは危険です。確かに返戻率が高ければ支払った保険料に対して多くの金額を受け取れます。しかし、それは保障内容や受け取り方など、他の条件にも大きく左右されます。
まず、契約期間と保険料の払込期間に注目しましょう。短期間で一気に保険料を払い込むと返戻率は上がりやすいですが、その分、毎月の家計への負担が重くなります。無理のない範囲で続けられる支払い計画を立てることが大切です。
次に、保障内容を確認することも重要です。学資保険の中には、契約者である親に万一のことがあった場合、それ以降の保険料が免除される仕組みがあるものがあります。教育資金の積立だけを目的とするのか、保障も備えたいのかによって、選ぶべき商品は変わってきます。
また、受け取り方法も大きなポイントです。大学入学時にまとまった金額を受け取れるタイプもあれば、高校・大学など進学のタイミングごとに分割で受け取れるタイプもあります。どの時期に教育費が必要になるのか、家庭のライフプランに合わせて考えることが必要です。
さらに、保険会社の信頼性や、途中で解約した場合の返戻金についても確認しておきましょう。多くの場合、途中解約では元本割れしてしまいます。長期で継続できる見通しがあるかどうかも、判断材料のひとつです。
まとめると、学資保険を選ぶときには返戻率だけでなく、支払いのしやすさ、保障内容、受け取り方、保険会社の安心感などを総合的に見て検討することが大切です。家庭の状況や将来設計に合った商品を選ぶことが、後悔のない学資保険選びにつながります。
関連記事
関連質問
2025.09.09
男性30代
“学資保険はいつからいつまで入れるのでしょうか?”
A. 学資保険は子どもが小さいうちに加入するのが一般的で、大学入学など教育費が必要な時期に受け取れるよう設計されています。
2025.08.20
女性30代
“「学資保険はいらない」という意見がありますが、本当ですか?”
A. 一律に「いらない」とは言えません。学資保険は、低金利環境では運用効率が悪く、インフレリスクもあります。ただし、強制貯蓄効果や保障機能には価値があり、個人の状況や価値観次第では使いやすい商品です。
2025.09.10
女性30代
“学資保険をおすすめしない人やいらない人はどんな人ですか?”
A. 学資保険は「確実に学費を準備したい人」には有効ですが、柔軟性や高い利回りを重視する人には不向きです。
2025.08.20
女性30代
“学資保険の代わりとなる金融商品を教えてください。”
A. 代表的な代替手段は、定期預金や個人向け国債などの安全資産、NISAを活用した投資信託などが挙げられます。保険商品を含めて、複数の手段を組み合わせるのが一般的です。
2025.09.12
男性30代
“学資保険を一括払いするメリットはなりますか?”
A. 学資保険を一括払いにすると総支払額が抑えられ返戻率も高まりますが、資金拘束や解約時の元本割れに注意が必要です。
2025.09.12
男性30代
“学資保険は元本割れする可能性がありますか?”
A. 学資保険は返戻率や解約時期によって元本割れする可能性があります。ただし万一時の保障など安心の仕組みも備わっています。
関連する専門用語
返戻率
返戻率とは、生命保険や学資保険などの貯蓄型保険において、支払った保険料の総額に対して、満期や解約時に受け取れる金額(解約返戻金や満期保険金)がどのくらいの割合で戻ってくるかを示す指標です。たとえば、200万円の保険料を支払って、満期時に220万円を受け取れる場合、返戻率は110%となります。 この数値が100%を上回れば「支払った保険料より多く戻る」、下回れば「元本割れ」ということになります。返戻率は商品選びの際の比較指標としてよく使われ、特に学資保険や個人年金保険など、将来の資金準備を目的とした保険において注目されます。 ただし、返戻率が高い商品は契約条件が厳しかったり、途中解約に弱かったりする場合もあるため、利率だけでなくライフプラン全体を見据えて判断することが大切です。保険を「貯蓄」としても考える初心者にとって、返戻率は理解しておくべき基本的な指標です。
保険料払込期間
保険料払込期間とは、契約者が保険会社に対して保険料を支払い続ける必要がある期間のことです。この期間が終わるまでは、保険契約を維持するために定期的な保険料の支払いが求められます。払込期間には、「終身払い」と呼ばれる一生涯支払い続けるタイプと、「有期払い」といって一定の年齢や年数までで支払いを終えるタイプがあります。 有期払いの場合、払込期間が終了しても保障は継続することが多く、将来の支出を軽減する目的で選ばれることもあります。一方で、払込期間が短いほど、月々の保険料は高くなる傾向があります。保険を選ぶ際には、保障内容だけでなく、支払い負担やライフプランに合った払込期間を考慮することが大切です。
払込免除
払込免除とは、生命保険や医療保険などの契約において、契約者や被保険者が高度障害状態になったり、所定の重い病気にかかったりした場合に、それ以降の保険料の支払いが免除される制度のことを指します。免除されたあとも、保険契約は有効に継続され、保障内容はそのまま維持されるのが特徴です。 たとえば、がんなどの重病を患い、働くことが困難になった場合でも、保障を失うことなく保険を続けられる仕組みとして、多くの保険商品に組み込まれています。払込免除はあくまで保険料の支払い義務を免除する制度であり、解約や満期金の支払いとは異なります。契約時にこの特約が付いているかどうか、また発動条件がどうなっているかを確認しておくことが大切です。経済的な負担が大きくなる場面で、保険契約の継続を支える安心の仕組みです。
解約返戻金
解約返戻金とは、生命保険などの保険契約を途中で解約したときに、契約者が受け取ることができる払い戻し金のことをいいます。これは、これまでに支払ってきた保険料の一部が積み立てられていたものから、保険会社の手数料や運用実績などを差し引いた金額です。 契約からの経過年数が短いうちに解約すると、解約返戻金が少なかったり、まったく戻らなかったりすることもあるため、注意が必要です。一方で、長期間契約を続けた場合には、返戻金が支払った保険料を上回ることもあり、貯蓄性のある保険商品として活用されることもあります。資産運用やライフプランを考えるうえで、保険の解約によって現金化できる金額がいくらになるかを把握しておくことはとても大切です。
学資保険
学資保険とは、子どもの教育資金を計画的に準備するための保険商品で、一定期間保険料を支払うことで、子どもの進学時期(中学・高校・大学入学など)に合わせて祝い金や満期保険金が受け取れる仕組みになっています。保険であるため、契約者(通常は親)に万が一のことがあった場合でも、以後の保険料の支払いが免除され、満期時には予定どおりの給付金が支払われる点が大きな特徴です。 貯蓄機能と保障機能が組み合わさっており、「教育費を積み立てながら万一に備えたい」と考える家庭に人気があります。ただし、途中解約すると元本割れするリスクがあるため、長期的な資金計画としての活用が前提となります。初心者の方にとっては、預貯金とは違う形で将来の教育資金を準備できる手段のひとつとして、選択肢に入れて検討する価値があります。
関連質問
2025.09.09
男性30代
“学資保険はいつからいつまで入れるのでしょうか?”
A. 学資保険は子どもが小さいうちに加入するのが一般的で、大学入学など教育費が必要な時期に受け取れるよう設計されています。
2025.08.20
女性30代
“「学資保険はいらない」という意見がありますが、本当ですか?”
A. 一律に「いらない」とは言えません。学資保険は、低金利環境では運用効率が悪く、インフレリスクもあります。ただし、強制貯蓄効果や保障機能には価値があり、個人の状況や価値観次第では使いやすい商品です。
2025.09.10
女性30代
“学資保険をおすすめしない人やいらない人はどんな人ですか?”
A. 学資保険は「確実に学費を準備したい人」には有効ですが、柔軟性や高い利回りを重視する人には不向きです。






