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年間で受け取れる配当金120万円を達成するには、いくら必要でしょうか。

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年間で受け取れる配当金120万円を達成するには、いくら必要でしょうか。

回答済み

1

2026/10/20 16:00


男性

60代

question

年間120万円の配当金を受け取るには、配当利回りごとにどのくらいの投資元本が必要なのか知りたいです。リスクや注意点もあわせて確認したいです。

answer

回答をひとことでまとめると...

年間120万円の配当金に必要な元本は利回りで大きく変わるため、税引後の手取りと減配・元本下落リスクを踏まえて判断することが重要です。

佐々木 辰

38歳

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

年間120万円の配当金を受け取るには、必要元本を「目標配当額 ÷ 配当利回り」で逆算します。税引前で年間120万円を目指す場合、利回り3%なら約4,000万円、4%なら約3,000万円、5%なら約2,400万円、6%なら約2,000万円が目安です。

ただし、課税口座では配当金に原則20.315%の税金がかかるため、手取りで年間120万円を得るには税引前で約150.6万円の配当が必要です。この場合、利回り3%なら約5,020万円、4%なら約3,765万円、5%なら約3,012万円、6%なら約2,510万円が目安になります。

注意点は、配当利回りが高いほど有利とは限らないことです。株価下落で見かけ上の利回りが高くなっている銘柄や、業績悪化により減配・無配となる銘柄もあります。

そのため、利回りだけで判断せず、配当性向、利益の安定性、財務内容、過去の減配実績、業種分散を確認することが重要です。年間120万円を目指す場合は、税引後の手取り、元本変動、減配リスクを踏まえ、生活資金と分けて無理のない運用計画を立てるべきです。

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A. 年間配当100万円には、利回り3〜4%で約2,500万〜3,300万円が目安です。税引後や減配リスクも踏まえて設計することが重要です。

関連する専門用語

配当利回り

配当利回りは、株式を1株保有したときに1年間で受け取れる配当金が株価の何%に当たるかを示す指標です。計算式は「年間配当金÷株価×100」で、株価1,000円・配当40円なら4%になります。 指標には、実際に支払われた金額で計算する実績利回りと、会社予想やアナリスト予想を用いる予想利回りの2種類があります。株価が下がれば利回りは見かけ上上昇するため、高利回りが必ずしも割安や安全を意味するわけではありません。 安定配当の見極めには、配当性向が30~50%程度であること、フリーキャッシュフローに余裕があることが重要です。また、権利付き最終日の翌営業日には理論上配当金相当分だけ株価が下がる「配当落ち」が起こります。 日本株の配当は通常20.315%課税されますが、新NISA口座内で受け取る配当は非課税です。配当利回りは預金金利や債券利回りと比較でき、インカム収益を重視する長期投資家が銘柄や高配当ETFを選ぶ際の判断材料となります。

投資元本

投資元本とは、投資を始める際に実際に自分が出したお金のことをいいます。たとえば、株式を10万円分買った場合、その10万円が投資元本です。この金額をもとに、投資先の価格が上がれば利益が出て、下がれば損失が出ることになります。投資元本は、いわば投資のスタート地点にある資金であり、価格変動リスクなどによって元の金額より減ることもありますが、逆に増える可能性もあります。投資を行ううえで、まずは自分がいくらまでなら元本として出せるかをしっかり考えることが重要です。

配当課税

配当課税とは、株式や投資信託などから得られる配当金に対してかかる税金のことです。日本では、配当金を受け取ると通常、所得税15.315%と住民税5%があらかじめ差し引かれ、合計で約20.315%が課税されます。これは「源泉徴収」と呼ばれ、手続きをしなくても証券会社が自動的に納税を代行してくれる仕組みです。 ただし、この源泉徴収が自動で行われるかどうかは、証券口座の種類によって異なります。たとえば「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している場合は、配当金にも税金が自動的にかかり、確定申告は原則不要です。一方、「特定口座(源泉徴収なし)」や「一般口座」の場合は、源泉徴収が行われないため、自分で配当金を申告し、納税する必要があります。 また、海外の株式やETFなどに投資している場合は、さらに注意が必要です。海外の配当金には、まず現地の国で源泉徴収がかかります。たとえば米国株であれば、受け取る配当金からあらかじめ10%の税金が引かれたうえで、日本に入金されます。さらにその配当金に対して、日本でも20.315%の課税がかかるため、二重課税となる可能性があります。 この二重課税を避けるためには、確定申告で「外国税額控除」という制度を使い、海外で払った税金を日本の税額から差し引く必要があります。つまり、海外株の配当を受け取っている人は、税金を自動で処理してくれる仕組みが使えないため、自分で確定申告をして納税や控除の手続きを行う必要があるという点に注意が必要です。 また、NISAやiDeCoのような非課税口座を利用している場合、日本での配当課税は免除されます。ただし、外国株の場合は現地での源泉徴収(たとえば米国の10%)は非課税口座でも引かれます。つまり、NISAなどを使っていても、海外の配当には完全な非課税とはならず、一部の税金は戻ってこないことになります。 このように、配当金の課税は、口座の種類や投資対象が国内か海外かによって手続きや負担が大きく変わります。配当は長期投資における重要な収益源であるからこそ、税金の仕組みを正しく理解しておくことが、自分の資産を正確に把握し、損を防ぐうえで非常に大切です。

減配

減配とは、企業が前期より一株当たりの年間配当金を減額することで、主に業績悪化や設備投資・借入返済など資金需要の高まりを背景に、株主還元を抑制する方針を示すものです。 配当が減ると配当利回りは一時的に低下しがちで、市場では経営の先行きに対する警戒感から株価が下落するケースも少なくありません。もっとも、減配は必ずしも財務悪化だけを意味するわけではなく、大型M&Aや研究開発など長期的な成長投資を優先する際に選択されることもあります。 このため投資家は、削減後の配当額と利益水準との関係を示す配当性向やキャッシュフロー計画を確認し、減配が一時的な施策なのか、配当方針そのものの見直しなのかを見極める必要があります。また、無配転落や配当据え置きへの移行リスクも念頭に置きつつ、連続減配年数や将来の増配回復余地を企業の事業構造と資本政策の観点から総合的に判断することが重要です。

配当性向

配当性向とは、会社がその期に稼いだ税引後の利益、つまり当期純利益のうち、どれくらいを株主への配当金として支払ったかを示す割合です。投資家にとっては、企業が利益をどの程度還元してくれるのかを知る目安になります。 計算方法は、1株当たりの配当額を1株当たりの当期純利益で割って求められます。たとえば、配当性向が50%であれば、会社が利益の半分を配当として出しているということになります。配当を重視する投資家にとっては重要な指標であり、企業の利益配分方針を理解するために役立ちます。

分散投資

分散投資とは、資産を安全に増やすための代表的な方法で、株式や債券、不動産、コモディティ(原油や金など)、さらには地域や業種など、複数の異なる投資先に資金を分けて投資する戦略です。 例えば、特定の国の株式市場が大きく下落した場合でも、債券や他の地域の資産が値上がりする可能性があれば、全体としての損失を軽減できます。このように、資金を一カ所に集中させるよりも値動きの影響が分散されるため、長期的にはより安定したリターンが期待できます。 ただし、あらゆるリスクが消えるわけではなく、世界全体の経済状況が悪化すれば同時に下落するケースもあるため、投資を行う際は目標や投資期間、リスク許容度を考慮したうえで、計画的に実行することが大切です。

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