定期預金を途中で解約すると、どのようなデメリットがありますか?
定期預金を途中で解約すると、どのようなデメリットがありますか?
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2026/01/29 12:16
男性
60代
定期預金を利用していますが、急な出費が発生し、満期前に途中解約する可能性が出てきました。途中解約すると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
定期預金を途中解約するデメリットは、当初の金利が適用されず利息が大きく減る点です。多くの場合、預入日から解約日までの利息が普通預金金利や期限前解約利率で再計算され、想定より「ほとんど増えない」こともあります。商品によっては、すでに受け取った利息との差額精算が生じるケースもあるため注意が必要です。
次に、手続き面の制約があります。定期預金は明細単位で全額解約しかできない場合があり、必要額だけ取り崩せず資金を崩し過ぎることがあります。窓口手続きや本人確認が必要、解約の反映が即時でないなど、急な出費では時間面のリスクにもなります。
金融機関によっては、定期預金を担保にした自動貸越(担保貸付)で資金を確保できる場合があります。利息は発生しますが、定期預金の契約金利を維持しやすく、中途解約より不利が小さいこともあるため比較が有効です。
ご自身の定期預金の解約ルールと家計状況を踏まえた最適解を整理したい方は、投資のコンシェルジュの無料相談をご利用ください。必要資金の確保方法や緊急資金の持ち方まで一緒に検討しつつ、将来の資金計画も一緒にご提案できます。
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関連する専門用語
中途解約
中途解約とは、契約期間が満了する前に利用者の都合で契約を終了することを指し、定期預金・保険・投資信託など幅広い金融商品に使われます。中途解約では、利息や運用益が減るだけでなく、元本割れや手数料の発生といったコストが生じる場合があります。 たとえば投資信託では、解約時に「信託財産留保額」と呼ばれる費用が差し引かれます。これは、解約によってファンドが保有資産を売却する際のコストを公平に負担するための仕組みで、一般的には基準価額の0.1〜0.5%程度が設定されています。たとえば120万円分を解約し、信託財産留保額が0.3%の場合、3,600円が差し引かれ、残りの金額が支払われます。 一方、定期預金では中途解約時に約定金利が適用されず、普通預金並みの低い「中途解約利率」が使われるため、受取利息が数円にとどまることもあります。 さらに保険商品では、特に契約初期に解約すると解約返戻率が低く、払込総額を大きく下回ることが多いです。たとえば200万円支払った学資保険を5年目で解約すると、返戻金が170万円前後となり、実質30万円の損失となるケースもあります。 このように中途解約は、利息・手数料・税金・元本割れリスクのいずれかを伴うため、急な資金需要があっても即時解約が最善とは限りません。生活防衛資金や他の調達手段を検討しつつ、満期まで保有した場合の利得や保障との比較を行い、総合的に判断することが重要です。
普通預金
普通預金とは、銀行や信用金庫などの金融機関に預け入れる預金の中で、いつでも自由に出し入れができる最も基本的な預金口座のことです。預けたお金には利息が付きますが、金利は非常に低めに設定されているのが一般的です。その代わり、利便性と安全性が高く、給与の受け取り、公共料金の引き落とし、ATMでの入出金など、日常生活に欠かせない金融機能を担っています。 また、元本1,000万円とその利息までは預金保険制度によって保護されているため、安全性も高いといえます。資産運用というよりは、生活資金や短期的な支出に備えるための管理手段として使われる預金形態です。投資を始める前の資金待機場所や、緊急時に備える資金の置き場としても活用されます。
金利(利率)
金利(利率)とは、お金を貸したり預けたりしたときに発生する利息の割合を表す言葉です。たとえば、銀行にお金を預けると一定の利息がもらえますが、そのときの利息の割合を金利または利率と呼びます。一般的には「金利」が金融機関との貸し借りに使われることが多く、 「利率」は投資商品の収益率などに使われる傾向がありますが、日常的にはほぼ同じ意味で使われています。資産運用の場面では、金利の動きが預金、ローン、債券などの価格や収益に影響を与えるため、金利や利率に注目することはとても大切です。特に経済状況や中央銀行の政策によって金利は変動するため、それを理解しておくことでより良い投資判断につながります。
自動貸越
自動貸越とは、預金口座の残高が不足した場合に、あらかじめ定めた枠内で自動的に借入が行われる仕組みを指します。 この用語は、口座振替や引き落としが発生した際に残高が足りない状況を想定する文脈で登場します。公共料金やローン返済、クレジットカードの引き落としなど、期日どおりの支払いが求められる取引において、支払い不能を回避するための補完的な機能として位置づけられます。利用者が都度借入手続きを行わなくても、口座を通じて自動的に資金が補われる点が特徴です。 誤解されやすい点として、自動貸越が「一時的な立替」や「実質的に預金と同じ感覚で使える仕組み」と理解されることがあります。しかし、この仕組みで補われた金額は借入であり、預金残高ではありません。自動的に行われるため意識されにくいものの、利息が発生し、返済義務を伴う点は通常の借入と変わりません。残高不足を感じないまま利用が重なると、想定以上の負債を抱える判断ミスにつながる可能性があります。 また、「自動貸越が設定されていれば安心」「口座に残高がなくても問題ない」といった受け取り方も注意が必要です。自動貸越は支払いを確実にするための安全装置ではありますが、資金管理そのものを代替する仕組みではありません。恒常的に利用する前提で口座を運用すると、実際の収支状況が見えにくくなり、家計や資金繰りの把握を誤る原因になります。 自動貸越を理解するうえで重要なのは、「支払いを成立させるための借入機能」であるという点です。便利さに目を向けるのではなく、どのタイミングで借入が発生し、どのように返済されるのかという構造を把握することが欠かせません。この用語は、預金の一部ではなく、融資の一形態として捉えることで、初めて適切な判断に役立つ概念になります。
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