40代での資産運用で、おすすめのポートフォリオはありますか？

40代の資産運用は「いくら増やすか」よりも、「いつ使うお金か」で資金を分けて考えることが重要です。近い将来に使うお金は安全性を優先し、老後まで使わない資金だけを分散投資で育てることで、リスクを抑えながら着実な資産形成につながります。

まず、資産全体を三つに分けて整理します。生活防衛資金として生活費の6〜12か月分を確保し、10年以内に使う予定のある教育費や住宅資金は、値下がりすると困るため、預金や個人向け国債、短中期債など価格変動の小さい資産を中心にします。一方、10年以上使わない老後資金は、時間を味方につけられる唯一の資金です。

老後資金の配分は、リスク許容度によって変わります。値動きを抑えたい場合は株式40％・債券60％程度、成長も取り込みたい場合は株式60％・債券40％程度が一つの目安になります。ただし重要なのは数字そのものではなく、相場が下落しても売らずに続けられる比率かどうかです。この感覚に合った配分こそが、結果的に最も合理的な選択になります。配分のズレを整えるために、年1回程度のリバランスも有効です。

投資のコンシェルジュでは、教育費の時期と必要額、老後資金の不足額、家計がどこまで変動に耐えられるかを整理したうえで、あなたに合った資産配分と商品選びを具体化します。まずは無料相談で、目的別の資金計画とポートフォリオ案を一緒に作ってみてはいかがでしょうか。