三大疾病保険の仕組みと特徴を教えてください。
三大疾病保険の仕組みと特徴を教えてください。
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2025/07/28 13:16
男性
60代
がんや心筋梗塞など重い病気に備える選択肢として三大疾病保険が気になります。ただ医療保険との違いや診断確定後すぐに給付されるのか、心疾患や脳卒中に別条件があるのかが分かりません。一時金は治療費以外にも使えるのか、契約前に何をチェックすべきか教えてください。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
三大疾病保険は、日本人の死因上位を占める「がん」「心疾患」「脳血管疾患」に罹患した際、所定条件を満たすと一時金を受け取れる保険です。
医療保険の多くが入院日額や手術給付を小刻みに支払うのに対し、診断確定時などでまとまった金額を一括受取できるため、治療費だけでなく収入減、差額ベッド代、先進医療費など高額療養費制度の対象外費用にも充当できます。
がんは診断確定での給付が一般的ですが、急性心筋梗塞や脳卒中は60日以上の後遺症や労働制限など追加要件が付く商品がある点に注意が必要です。保障額は家計の固定費や生活費数か月分を目安に設定し、既存の医療保険やがん保険との重複を避けて過不足のない設計を行うことが大切です。
また、一時金受取で保障が終了するタイプと複数回給付タイプがあるため、保険料負担と必要保障期間を比較し、自身のライフプランに合う商品を選びましょう。
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2025.07.28
男性60代
“三大疾病保険の加入方法と、保険金の受取方法を教えてください。”
A. 三大疾病保険は単体の終身型と医療・生命保険に付加する特約型の二通りがあり、一時金100万〜1000万円が主流です。給付回数や支払条件は商品で異なるため、保障継続性と払込免除の有無を確認しましょう。
2025.07.28
男性30代
“三大疾病保険の保障範囲は保険会社ごとに違いますか?”
A. 三大疾病の定義は商品ごとに異なり、がんに上皮内新生物を含むか、心疾患や脳血管疾患をどこまで広げるかで保障額と給付条件が変わります。契約前に疾病範囲を必ず確認しましょう。
2025.07.28
女性40代
“三大疾病保険・医療保険・がん保険の違いは何ですか。”
A. 三大疾病保険は三大疾病限定で一時金、医療保険は全病気・ケガを日額給付、がん保険はがん特化で一時金と日額給付を組み合わせます。保障範囲と給付方法が異なるため、必要な補償と保険料などを確認しましょう。
2025.07.28
女性40代
“三大疾病保険を選ぶ際のポイントを教えてください。”
A. 保障範囲、支払条件、保険料設計、解約返戻金の有無、特約の重複有無を比較し、自分の医療リスクと家計に合うか総合判断することが重要です。
2025.07.28
男性60代
“三大疾病保険はいらないと言われますが、どんな人には必要ですか?”
A. 三大疾病保険は、公的保障だけでは収入減や自費負担に不安が残る人に有効です。特に貯蓄が少ない世帯、休むと収入が減る働き方の人、家族の生活を支える立場の人には備える価値があります。
2025.07.28
女性40代
“三大疾病保険加入で起こりやすい失敗例を知りたいです。”
A. 支払条件の誤解、保険料過多、特約の重複などが典型的な失敗です。契約前に条件を精査し、家計に適した保険料設定と既存保障の棚卸しで回避できます。
関連する専門用語
診断給付金
診断給付金とは、がん保険などの医療関連保険で、医師から病気や特定の状態と診断された時点で一時金として受け取れる給付金です。治療が始まる前後のタイミングでまとまった資金が支払われるため、入院費や通院費だけでなく、仕事を休んだ際の生活費や治療方法の選択肢を広げる目的にも利用できます。 給付を受けるための条件や回数制限、再支給までの待機期間は保険商品によって異なるため、加入前に約款やパンフレットで細かく確認することが大切です。
免責期間
免責期間とは、保険契約が開始してから一定の期間、保険金の支払い対象とならない期間のことを指します。 たとえば生命保険や医療保険では、契約を結んですぐに保障が始まるわけではなく、契約後しばらくの間に起きた死亡や入院に対しては、保険金が支払われなかったり、一部のみの支払いに制限されているケースがあります。 この免責期間は、不正な保険金請求を防ぐことや、加入時の健康状態が不確かな場合のリスクを保険会社が抑えるために設けられています。特に、健康状態の告知が不要な「無告知型保険」や、加入しやすいタイプの保険商品では、免責期間の内容が重要な意味を持つため、加入前にしっかり確認しておくことが大切です。
高額療養費制度
高額療養費制度とは、1か月に医療機関で支払った自己負担額が一定の上限を超えた場合、その超過分が払い戻される公的な医療費助成制度です。日本では公的医療保険により治療費の自己負担割合は原則3割(高齢者などは1〜2割)に抑えられていますが、手術や長期入院などで医療費が高額になると家計への影響は大きくなります。こうした経済的負担を軽減するために設けられているのが、この高額療養費制度です。 上限額は、70歳未満と70歳以上で異なり、さらに所得区分(年収の目安)によって細かく設定されています。たとえば、年収約370万〜770万円の方(一般的な所得層)では、1か月あたりの自己負担限度額は「約8万円+(総医療費−26.7万円)×1%」となります。これを超えた分は、後から申請によって保険者から払い戻しを受けることができます。 また、事前に健康保険の窓口で「限度額適用認定証」を取得し、医療機関に提示しておけば、病院の窓口で支払う金額そのものを最初から自己負担限度額までに抑えることも可能です。これにより、退院後の払い戻しを待たずに現金の一時的な負担を軽減できます。 同じ月に複数の医療機関を受診した場合や、同一世帯で同じ医療保険に加入している家族がいる場合には、世帯単位で医療費を合算して上限額を適用することもできます。さらに、直近12か月以内に3回以上この制度を利用して上限を超えた場合、4回目以降は「多数回該当」となり、上限額がさらに引き下げられる仕組みもあります。なお、払い戻し申請から実際の支給までには1〜2か月程度かかるのが一般的です。 資産運用の観点から見ると、この制度によって突発的な医療費リスクの一部を公的にカバーできるため、民間の医療保険や緊急時資金を過剰に積み上げる必要がない場合もあります。医療費リスクへの備えは、公的制度・民間保険・現金準備のバランスで考えることが大切です。特に高所得者や自営業者の場合は、上限額が比較的高めに設定されている点や支給までのタイムラグを踏まえ、制度と現金の両面から備えておくと安心です。
先進医療
先進医療とは、公的医療保険ではまだ給付対象になっていない最先端の治療法や検査を指し、厚生労働大臣が安全性と有効性を一定程度認めたものとして個別に承認しています。保険診療と同時に受ける場合でも、先進医療にかかる部分の費用は全額自己負担となる一方、その他の一般的な診療費については通常どおり保険が適用されるため、患者さんは高額な最先端技術を必要最小限の自己負担で利用できる可能性があります。 ただし先進医療は提供できる医療機関が限られており、治療の内容や費用、リスクを十分に理解したうえで選択することが大切です。
差額ベッド代
差額ベッド代とは、病院で個室や少人数部屋などの特別療養環境室を利用するときに発生する追加料金のことです。一般的な大部屋は公的医療保険の入院基本料に含まれますが、快適性やプライバシーを重視してよりグレードの高い病室を選ぶと、その差額分は保険が適用されず全額自己負担になります。 病院は入院前に料金や部屋の条件を記載した同意書を提示し、患者さんが署名して初めて請求できますので、費用や希望条件を事前に確認し、自分の予算や必要性に合った病室を選ぶことが大切です。
一時金形式
保険金や退職金などを一括で受け取る方式。まとまった資金を一度に受け取ることができるため、住宅ローンの返済や子どもの教育資金など、大きな支出に充てやすいメリットがある。年金形式と比べて、総受取額は少なくなる場合が多いが、資金の即時活用や自己運用が可能。税制面では退職所得控除(退職金の場合)や相続税・贈与税の非課税枠(生命保険金の場合)などが関係し、状況によって有利な選択肢となりうる。インフレリスクや長生きリスクへの対応は自己責任となる点に注意が必要。
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“三大疾病保険の加入方法と、保険金の受取方法を教えてください。”
A. 三大疾病保険は単体の終身型と医療・生命保険に付加する特約型の二通りがあり、一時金100万〜1000万円が主流です。給付回数や支払条件は商品で異なるため、保障継続性と払込免除の有無を確認しましょう。
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A. 三大疾病の定義は商品ごとに異なり、がんに上皮内新生物を含むか、心疾患や脳血管疾患をどこまで広げるかで保障額と給付条件が変わります。契約前に疾病範囲を必ず確認しましょう。
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A. 三大疾病保険は三大疾病限定で一時金、医療保険は全病気・ケガを日額給付、がん保険はがん特化で一時金と日額給付を組み合わせます。保障範囲と給付方法が異なるため、必要な補償と保険料などを確認しましょう。



