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iFreeNEXT FANG+インデックスの今後の見通しについて教えて下さい。

iFreeNEXT FANG+インデックスの今後の見通しについて教えて下さい。

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2025/11/12 09:12

投資信託・ETF
投資信託・ETF

男性

30代

question

iFreeNEXT FANG+インデックスに投資していますが、今後の値動きや成長性について気になっています。米国のハイテク株が多く含まれていると聞きますが、金利や景気動向の影響もあるのでしょうか。今後の見通しや注目すべきポイントを教えてください。


回答

佐々木 辰

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

iFreeNEXT FANG+インデックスは、AIやハイテク分野を中心とする米国の大型成長株に分散投資するファンドで、今後も中期的な成長が期待されます。AI向けデータセンター投資は世界的に拡大しており、マイクロソフトやNVIDIA、アルファベットなどの業績を押し上げています。加えて、AIを活用したサービスの収益化も進み、ソフトウェア企業の利益拡大が見込まれます。

一方で、金利や景気の動向も無視できません。米国では利下げが進む見通しで、成長株にとっては追い風ですが、景気が急激に悪化すると売上の下押し要因になります。また、このファンドは為替ヘッジを行っていないため、円高になると基準価額が下がるリスクがあります。

さらに、AI投資の鈍化や米国の規制強化なども注意が必要です。AI関連の設備投資が一服すれば半導体株を中心に調整が起きる可能性があり、特にFANG+指数はその影響を受けやすい構成です。したがって、短期の値動きに左右されず、積立などで時間分散することが現実的です。

総じて、AI成長を長期的に信じる投資家にとってFANG+は魅力的な選択肢ですが、金利・為替・投資サイクルの転換点には注意が必要です。自身のリスク許容度や保有割合を見直したい場合は、投資のコンシェルジュの無料相談で専門家にポートフォリオの最適化を相談してみましょう。

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iFree

iFreeとは、大和アセットマネジメントが運用する投資信託シリーズの名称です。低コストで幅広い資産に投資できることを特徴としており、株式や債券、リート(不動産投資信託)などさまざまな資産クラスを対象にした商品が揃っています。特に投資初心者でも利用しやすいように、長期の資産形成を意識した設計がされている点が魅力です。シリーズの中には先進国株式や新興国株式に連動するインデックス型の商品も多く、分散投資を簡単に実現できるようになっています。名前の「Free」には、自由に資産形成を行えるという意味が込められており、少額から積み立てが可能なため、コストを抑えて長期的に資産を増やしたい投資家に選ばれやすいシリーズです。

FANG+指数

FANG+指数とは、インターコンチネンタル取引所(ICE Data Indices)が算出・公表する株価指数で、米国を代表するハイテク・グロース企業10社で構成されます。Meta、Apple、Amazon、Netflix、Alphabet、Microsoftの6社は常に固定され、残り4社は時価総額や流動性、売上成長率などの基準で年4回の見直し時に入れ替えが行われます。 指数は等ウェイト方式(各10%)で構成され、四半期ごとにリバランスされるため、特定の大型株に偏らず、各銘柄の値動きが指数全体に均等に反映される仕組みです。過去にはTeslaやSnowflake、Alibaba、Twitterが採用されていた時期もあり、常に成長力の高い企業群を反映するよう設計されています。 投資手段としては、日本では東証上場の「NEXT FUNDS NYSE FANG+(1546)」、米国では「MicroSectors FANG+ ETN(FNGS)」などが代表的です。また、国内の投資信託でも同指数に連動する商品が複数提供されています。 テクノロジー分野の成長企業をまとめて捉えられる一方で、値動きが大きい点には注意が必要で、ハイリスク・ハイリターンの投資対象と位置づけられています。

成長株

成長株とは、現状株価が多少高くても、業績が良好で将来的にさらなる成長や株価の上昇が見込める株のことを指します。グロース株とも呼びます。

為替ヘッジ

為替ヘッジとは、為替取引をする際に、将来交換する為替レートをあらかじめ予約しておくことによって、為替変動のリスクを抑える仕組み。海外の株や債券に投資する際は、その株や債券の価値が下がるリスクだけでなく、為替の変動により円に換算した時の価値が下がるリスクも負うことになるので、後者のリスクを抑えるために為替ヘッジが行われる。

基準価額(NAV)

NAV(基準価額)とは、投資信託やETFなどが保有する資産の「1口あたりの価値」を示す指標です。英語ではNet Asset Valueと呼ばれ、ファンドの純資産総額から負債を差し引き、発行口数で割って算出されます。投資信託の価格の基本となるもので、投資家が保有している資産の時価を把握する際の中心的な指標です。 通常の投資信託では、この基準価額は1日に1回(多くの場合、取引終了後)に算出されます。そのため、日中の値動きは反映されず、翌営業日に公表される形になります。一方で、ETFの場合も同様のNAVが算出されていますが、これは「取引日の理論的終値」を示すもので、リアルタイム取引用にはiNAV(インディカティブNAV)が補完的に使われます。 NAVの値は、ファンドが保有する株式・債券・コモディティなどの時価評価額や、分配金・費用(信託報酬など)を反映して計算されます。そのため、市場の変動や為替の影響により日々変化します。投資家はこのNAVをもとに、「ファンド全体の価値がどの程度増減しているか」を把握することができます。 ただし、NAVはあくまで算出時点の理論価格であり、市場での売買価格(ETFの取引価格や投資信託の購入・解約価格)とは必ずしも一致しません。特にETFでは、取引時間中に市場価格がNAVから乖離することがあります。 まとめると、NAVはファンドの「公的な時価」を示す指標であり、投資信託・ETF双方の基準となる価格です。ETFの場合はこれに加え、リアルタイムの理論値であるiNAVを組み合わせることで、投資家はより正確に市場状況を把握できます。

ポートフォリオ

ポートフォリオとは、資産運用における投資対象の組み合わせを指します。分散投資を目的として、株式、債券、不動産、オルタナティブ資産などの異なる資産クラスを適切な比率で構成します。投資家のリスク許容度や目標に応じてポートフォリオを設計し、リスクとリターンのバランスを最適化します。また、運用期間中に市場状況が変化した場合には、リバランスを通じて当初の配分比率を維持します。ポートフォリオ管理は、リスク管理の重要な手法です。

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