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20代の生命保険加入率はどの程度か、教えてください。
回答済み
1
2025/12/10 13:45
男性
20代
20代の人たちは、どのくらい生命保険に加入しているのでしょうか。自分はまだ保険に入っていないため、同世代の加入率やどの種類の保険が多いのか気になっています。
回答をひとことでまとめると...
20代の生命保険加入率は約半数で、未加入でも珍しくありません。必要性が高いのは医療費・就業不能の備えで、死亡保障は独身なら最小限で十分です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
20代の生命保険加入率は約51%で、同年代の半数はまだ未加入です。これは独身者が多く、扶養家族がいないため死亡保障の必要性が低いことや、公的医療保険と高額療養費制度があるため、医療費リスクが限定的と考える人が多いことが理由です。
一方で、生命保険文化センターの調査では、20代で加入している人の多くが「医療保険」や「共済」を中心に最低限の保障だけ備えており、死亡保障に加入している人は3割前後にとどまります。加入している人の年間保険料はおおむね10万円前後と、家計に負担をかけない範囲に抑える傾向があります。
20代で必要性が高いのは「医療費の自己負担」と「働けなくなるリスク」への備えです。入院・手術費用は高額療養費制度で上限が決まるものの、差額ベッド代や生活費の減少は貯蓄でカバーする必要があります。また、フリーランスや転職直後は収入減リスクが大きく、就業不能保険を検討する価値があります。
死亡保障は独身なら最小限で問題ありませんが、結婚・出産の予定がある人は、ライフイベントを見据えて必要保障額を把握することが重要です。保険料は手取りの3〜5%以内を目安に、貯蓄や投資とのバランスを優先して選ぶと無理のない加入ができます。
自分に必要な保障額を知りたい場合は、「投資のコンシェルジュ」の無料相談で、家計やライフプランに合わせた最適な保険設計を一緒に確認しましょう。
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関連質問
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“20代におすすめの生命保険を教えてください。”
A. 20代・独身は大きな死亡保険は不要で、まず貯金と公的保障の確認が優先です。不安がある部分のみ最低限の掛け捨て保険で補うのが合理的です。
2025.11.05
“20代におすすめの貯蓄型保険の特徴を教えてください。”
A. 20代での貯蓄型保険加入は、低保険料で長期の複利効果を得やすく、将来資金づくりに有効です。ただし流動性が低いため、無理のない範囲で計画的に活用しましょう。
2025.11.05
“20代で保険に加入する場合、掛け捨て型が向いていますか?”
A. 20代の保険加入は、掛け捨て型で必要最低限の保障を確保し、貯蓄や資産形成は新NISAなど別の手段で行うのが最も合理的です。リスクが低い時期に保険料を抑え、将来の変化に応じて柔軟に見直すのが賢明です。
2025.12.10
“「独身の人に生命保険はいらない」という情報を見ましたが、本当でしょうか?”
A. 独身は扶養家族がいないため、死亡保障は基本的に不要です。ただし葬儀費用を貯蓄で賄えない場合や就業不能リスクへの備えが不足する場合は、必要なケースがあります。
2025.07.30
“医療保険が不要な人の特徴と、必要な場合の選び方を年代別に教えてください。”
A. 高額療養費制度で自己負担を賄え、貯蓄や付加給付が万全なら医療保険は不要です。加入する場合は年代別に保障額と保険料を調整し、若年期は低コスト重視、中高年期は三大疾病や長期治療に備える設計が適切です。
2025.06.25
“就業不能保険に加入する必要性が大きい人の特徴を教えてください。”
A. 専業主婦(夫)世帯や収入集中型の共働き、傷病手当金がないフリーランス、固定支出が大きい家庭は就業不能保険に加入すると安心です。一方で、十分な貯蓄や公的休職制度が手厚い人は優先度が下がります。
関連する専門用語
公的医療保険制度
公的医療保険制度とは、すべての国民が安心して医療を受けられるように、国が法律で定めた仕組みに基づいて提供される医療保険の制度です。日本では「国民皆保険(こくみんかいほけん)」と呼ばれ、国民全員がいずれかの医療保険に加入することが義務付けられています。 主な保険には、会社員などが加入する「健康保険」、自営業者や無職の人などが加入する「国民健康保険」、75歳以上の高齢者向けの「後期高齢者医療制度」などがあります。この制度により、医療費の一部(たとえば3割)を自己負担するだけで、必要な医療サービスを受けることができます。公的医療保険制度は、社会全体で医療費を支え合う「相互扶助」の仕組みであり、生活の安心を支える基本的な社会保障のひとつです。
高額療養費制度
高額療養費制度とは、1か月に医療機関で支払った自己負担額が一定の上限を超えた場合、その超過分が払い戻される公的な医療費助成制度です。日本では公的医療保険により治療費の自己負担割合は原則3割(高齢者などは1〜2割)に抑えられていますが、手術や長期入院などで医療費が高額になると家計への影響は大きくなります。こうした経済的負担を軽減するために設けられているのが、この高額療養費制度です。 上限額は、70歳未満と70歳以上で異なり、さらに所得区分(年収の目安)によって細かく設定されています。たとえば、年収約370万〜770万円の方(一般的な所得層)では、1か月あたりの自己負担限度額は「約8万円+(総医療費−26.7万円)×1%」となります。これを超えた分は、後から申請によって保険者から払い戻しを受けることができます。 また、事前に健康保険の窓口で「限度額適用認定証」を取得し、医療機関に提示しておけば、病院の窓口で支払う金額そのものを最初から自己負担限度額までに抑えることも可能です。これにより、退院後の払い戻しを待たずに現金の一時的な負担を軽減できます。 同じ月に複数の医療機関を受診した場合や、同一世帯で同じ医療保険に加入している家族がいる場合には、世帯単位で医療費を合算して上限額を適用することもできます。さらに、直近12か月以内に3回以上この制度を利用して上限を超えた場合、4回目以降は「多数回該当」となり、上限額がさらに引き下げられる仕組みもあります。なお、払い戻し申請から実際の支給までには1〜2か月程度かかるのが一般的です。 資産運用の観点から見ると、この制度によって突発的な医療費リスクの一部を公的にカバーできるため、民間の医療保険や緊急時資金を過剰に積み上げる必要がない場合もあります。医療費リスクへの備えは、公的制度・民間保険・現金準備のバランスで考えることが大切です。特に高所得者や自営業者の場合は、上限額が比較的高めに設定されている点や支給までのタイムラグを踏まえ、制度と現金の両面から備えておくと安心です。
医療保険
医療保険とは、病気やケガによる入院・手術などの医療費を補償するための保険です。公的医療保険と民間医療保険の2種類があり、日本では健康保険や国民健康保険が公的制度として提供されています。一方、民間医療保険は、公的保険でカバーしきれない自己負担分や特定の治療費を補填するために活用されます。契約内容によって給付金の額や支払い条件が異なり、将来の医療費負担を軽減するために重要な役割を果たします。
就業不能保険
就業不能保険とは、病気やけがで働けなくなり、収入が得られなくなった場合に、一定期間ごとに保険金が支払われる民間の保険商品です。この保険は、入院や自宅療養などで仕事を続けられない状況が長引いたときに、生活費やローン返済などの家計の負担を軽減するために設けられています。 公的な障害年金制度ではカバーしきれない部分を補う目的があり、自営業者やフリーランスなど、収入の保障が不安定な人に特に注目されています。保障内容や支払期間、免責期間などは契約ごとに異なるため、自分の職業やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
必要保障額
必要保障額とは、万一の際に残された家族が現在と同等の生活水準を維持しながら、将来の教育費や住宅費といった支出も含めて安心して暮らしていけるよう、生命保険などで準備すべき金額を指します。具体的には、遺族の生活費、子どもの教育資金、住宅ローンの残債、葬儀費用などの「必要資金」から、公的遺族年金、勤務先の死亡退職金、既存の貯蓄や保険などの「準備済み資金」を差し引くことで算出します。 この必要保障額は、家族構成や年齢、子どもの進学予定、住宅ローンの残り期間など、個々のライフプランによって大きく異なります。たとえば、子どもが小さいうちは教育費や生活費の負担が長期にわたるため保障額は大きくなりがちですが、成長とともに必要な保障額は徐々に減少していきます。また、配偶者の就労状況や資産形成の進捗によっても必要な金額は変動します。 そのため、保険を一度加入したら終わりではなく、ライフステージの変化に応じて定期的に見直すことが重要です。保障が過剰であれば保険料の無駄払いになり、逆に不足していればいざというときに家族が困ることになります。こうしたリスクを避けるためにも、保険はライフプラン全体の中での位置づけとして考えることが不可欠です。 保険加入を検討する際には、営業担当者の提案を鵜呑みにせず、自分の生活設計に照らして必要な保障内容を見極めることが大切です。保障の目的や期間、公的制度とのバランス、そして家計や資産運用との整合性を踏まえた設計にすることで、無理なく持続可能な保険の活用が実現できます。必要に応じて、ライフプランニングに精通した中立的な専門家に相談し、現状の見直しと将来設計を行うのも有効な方法です。
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“20代におすすめの生命保険を教えてください。”
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