一時所得で100万円を得た場合、税金はどれくらいかかりますか?
一時所得で100万円を得た場合、税金はどれくらいかかりますか?
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2026/01/29 12:16
男性
一時所得として100万円の収入があったのですが、給与所得など他の所得もある中で、所得税・住民税がどの程度増えるのか目安を知りたいです。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
一時所得の「総収入100万円」があった場合、税金が増えるかどうかは、まず課税対象額を作る手順で決まります。一時所得は、総収入から「収入を得るために直接かかった費用(必要経費)」を引き、さらに特別控除(年50万円まで)を差し引いて一時所得の金額を計算します。
次に、その一時所得の金額は全額が課税に乗るのではなく、原則として「2分の1」だけが給与所得など他の所得と合算され、課税所得を押し上げます。たとえば経費がほぼないなら、(100万−50万)=50万円が一時所得の金額、そこから2分の1の25万円が“上乗せされる課税ベース”の目安です。
税負担の増え方は、この25万円に「あなたの限界税率」を掛けた分だけ所得税が増え、住民税は概ね所得割10%が上乗せされるイメージです。所得税率が5%帯なら増税は数万円台、20%帯なら7〜8万円前後まで増える可能性があります(復興特別所得税も所得税に上乗せ)。
同じ年に他の一時所得がある、または源泉分離課税で完結する類型に該当する場合は計算が変わるため注意が必要です。
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関連する専門用語
一時所得
一時所得とは、継続的な収入ではなく、偶発的または一時的に得た所得のことを指す。例えば、懸賞の賞金、生命保険の満期返戻金、競馬の払戻金などが該当する。50万円の特別控除が適用され、課税対象額は控除後の金額の1/2となる。
必要経費
必要経費とは、収入を得るために直接かかった費用のことを指し、確定申告などで所得から差し引くことができる支出です。たとえば、フリーランスや自営業者が事業を行う際に使った交通費、通信費、仕入れ代、人件費、事務所の家賃などが該当します。 これらは税務上、所得を正しく計算するために必要な項目とされており、収入から必要経費を差し引いた残りが「課税所得」となります。必要経費として認められるには、「収入を得るために必要だった」という合理的な理由があり、領収書や記録で裏付けられることが求められます。 正しく計上することで税負担を適正化でき、節税にもつながるため、特に個人事業主や副業をしている人にとっては重要な考え方です。
特別控除
特別控除とは、一定の条件を満たした場合に特別に認められる所得控除のことを指す。例えば、不動産譲渡所得に対する3,000万円特別控除や、住宅ローン控除などが含まれる。通常の控除とは異なり、特定の政策目的のために設けられており、適用を受けるには条件を満たす必要がある。
課税所得
課税所得とは、個人や法人が一定期間内に得た収入から、法律に基づいて認められた各種控除や必要経費を差し引いた後の金額を指します。この金額に対して所得税や法人税などの税率が適用され、実際に納税すべき税額が計算されます。課税所得の計算方法は国や地域によって異なるため、具体的な控除項目や税率もそれに応じて変わります。 課税所得を計算する際には、まず総収入から非課税所得を除外します。その後、必要経費や特定の控除(例えば、標準控除、医療費控除、教育費控除など)を適用して課税対象となる所得を求めます。これにより、公正かつ実情に即した税額を算出し、納税者が収入に見合った税金を支払うことが可能となります。 課税所得の正確な把握と計算は、個人や企業の税務管理において非常に重要です。税法の変更に応じて控除額や計算方法が更新されることが多いため、適切な税務知識を持つこと、または専門の税理士などの助けを借りることが望ましいです。これにより、適切な税金の納付を確実に行い、法的な問題を避けることができます。
限界税率
限界税率とは、所得が増えたときに、その増えた分に対して適用される税率のことです。たとえば、ある人の所得が500万円から510万円に増えた場合、その追加の10万円にかかる税率が限界税率となります。日本の所得税は累進課税制度を採用しており、所得が高くなるほど高い税率が段階的に適用されます。つまり、すべての所得に同じ税率がかかるわけではなく、所得が増えるごとにその一部にだけより高い税率が適用される仕組みです。限界税率を理解することは、節税対策や投資による収入増加の影響を把握するうえで非常に重要です。また、所得控除やふるさと納税などの制度を利用することで、限界税率が高いほど節税効果が大きくなる傾向もあります。
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