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暴落時は、NISAの積立投資はやめるべきでしょうか。

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暴落時は、NISAの積立投資はやめるべきでしょうか。

回答済み

1

2026/07/14 17:45


女性

30代

question

暴落時、NISAの積立投資はやめるべきなのでしょうか。市場が大きく下落した局面で積立を続けるか迷う投資初心者に向けて、長期投資の仕組みや価格変動リスク、積立継続のメリットと注意点はどのように考えればよいのでしょうか。

answer

回答をひとことでまとめると...

暴落時でもNISAの積立投資は原則継続が基本です。ただし、家計に無理がある場合は、積立額や商品構成を見直しましょう。

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

NISAの積立投資は、暴落時だからといってすぐにやめる必要はありません。積立投資は一定額を継続して購入するため、価格が下がった局面では同じ金額で多くの口数を買える仕組みがあります。長期的な回復を前提にすれば、平均購入単価を下げる機会にもなります。

ただし、積立を続けるには、生活費や緊急予備資金を確保し、当面使う予定のない資金で投資していることが前提です。下落で家計が苦しくなる、数年以内に使う資金を投資している、保有商品の値動きが大きすぎて不安が強い場合は、積立額の減額や商品・資産配分の見直しを検討すべきです。

大切なのは、相場の下落だけで判断せず、投資目的、運用期間、リスク許容度を確認することです。NISAは長期の資産形成に向いた制度ですが、元本保証はありません。無理なく続けられる金額に調整しながら、短期的な値動きに振り回されない運用を意識しましょう。

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関連する専門用語

NISA

NISAとは、「少額投資非課税制度(Nippon Individual Saving Account)」の略称で、日本に住む個人が一定額までの投資について、配当金や売却益などにかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託などで得られる利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使えばその税金がかからず、効率的に資産形成を行うことができます。2024年からは新しいNISA制度が始まり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つを併用できる仕組みとなり、非課税期間も無期限化されました。年間の投資枠や口座の開設先は決められており、原則として1人1口座しか持てません。NISAは投資初心者にも利用しやすい制度として広く普及しており、長期的な資産形成を支援する国の税制優遇措置のひとつです。

積立投資

積立投資とは、一定のサイクル(例:毎月や毎週など)で、あらかじめ決めた金額ずつ同じ銘柄や投資信託などを購入していく投資手法です。 この方法は、一度にまとまった資金を投じる「一括投資」とは異なり、少額から始められるのが特徴です。また、購入時期を複数回に分散できるため、相場が高いタイミングで一度に大量購入してしまうリスク(いわゆる高値づかみ)を抑えられると期待されています。 具体的には、「相場が下がったときはより多くの口数や株数を買える」「相場が高いときは割高な投資を抑えられる」という形で、平均取得単価が平準化される効果があります。この仕組みは英語で「ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging)」とも呼ばれ、特に長期運用を考えている初心者からベテランまで、多くの投資家が活用している戦略です。 ただし、積立投資を行ったからといって必ずリスクが軽減されるわけではなく、投資対象自体の価格が大きく下落した場合には損失が出る可能性もあります。したがって、積立する商品や期間、目標リスクなどをしっかり考えたうえで、自分の資産配分に合った方法を選ぶことが大切です。

暴落

暴落とは、株式やその他の資産の価格が短期間で急激に大きく下がることを指します。経済の悪化、金融危機、自然災害、戦争、パンデミックなどの予期しない出来事や、不安心理が市場に広がることで、多くの投資家が一斉に売却に動き、価格が急落します。 過去の例では、2008年のリーマンショックや、2020年のコロナショックなどが有名です。これらの暴落時には、数日〜数週間で株価が何十%も下がることもあります。 通常の「価格調整(調整局面)」とは異なり、暴落はより激しく、投資家心理や市場に大きな影響を与えます。そのため、暴落時には冷静に状況を見極め、過剰な反応を避けることが重要です。日頃からリスク管理を行い、分散投資などで備えておくことが、長期的な資産形成には欠かせません。

平均取得価額

平均取得価額とは、同じ資産を複数回に分けて購入した場合に、それぞれの購入価格を平均して算出した1単位あたりの購入コストのことです。たとえば、株式をあるときは高く、またあるときは安く買った場合、その合計金額を買った株数で割ることで、平均的にいくらで買ったかを知ることができます。実際の投資では、価格が変動する中で分散して購入することが多いため、この平均取得価額を把握することで、現在の価格と比べて利益が出ているか損失が出ているかを判断しやすくなります。

リスク許容度

リスク許容度とは、自分の資産運用において、どれくらいの損失までなら精神的にも経済的にも受け入れられるかという度合いを表す考え方です。 投資には必ずリスクが伴い、時には資産が目減りすることもあります。そのときに、どのくらいの下落まで冷静に対応できるか、また生活に支障が出ないかという観点で、自分のリスク許容度を見極めることが大切です。 年齢、収入、資産の状況、投資経験、投資の目的などによって人それぞれ異なり、リスク許容度が高い人は価格変動の大きい商品にも挑戦できますが、低い人は安定性の高い商品を選ぶほうが安心です。自分のリスク許容度を正しく理解することで、無理のない投資計画を立てることができます。

アセットアロケーション(資産配分)

アセットアロケーション(Asset allocation)とは、資産配分という意味で、資金を複数のアセットクラス(資産グループ)に投資することで、投資リスクを分散しながらリターンを獲得するための資産運用方法。アセットアロケーションは戦略的アセットアロケーションと戦術的アセットアロケーションの2つを組み合わせることで行われ、前者は中長期的に投資目的・リスク許容度・投資機関に基づいて資産配分を決定し、後者は短期的に投資対象の資産特性に基づいて資産配分を決定する。

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