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不動産の登記費用は取得費に含まれますか?

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不動産の登記費用は取得費に含まれますか?

回答済み

1

2026/07/14 13:05


男性

60代

question

不動産を購入した際に支払った登記費用について、譲渡所得の計算における取得費に含めることができるのか知りたいです。登録免許税や司法書士報酬など、どこまで対象になるのか判断基準や注意点も教えてください。

answer

回答をひとことでまとめると...

不動産購入時の登記費用は、所有権移転登記に係る登録免許税や司法書士報酬であれば取得費に含めることができ、抵当権設定など資金調達目的の費用は原則として取得費に含めない点に注意が必要です。

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

不動産の譲渡所得における取得費には、その不動産を購入するために直接かかった費用を含めます。そのため、購入時の登記費用は、内容によって取得費に算入できるものがあります。

代表例として、所有権移転登記や所有権保存登記にかかった登録免許税、これらの登記を依頼した司法書士報酬は、取得に直接必要な費用として取得費に含めるのが一般的です。購入代金や仲介手数料と同様に、取得時のコストとして考えます。

一方で、抵当権設定登記の登録免許税や司法書士報酬は、住宅ローンなど資金調達のための費用であり、不動産そのものの取得費とは区別して考えるのが基本です。このため、原則として取得費には含めません。

判断のポイントは、その支出が「所有権を取得するために直接必要だったか」です。所有権に関する登記費用は取得費に含めやすく、借入れや維持管理に関する費用は対象外になりやすいと整理できます。

実務では、登記費用の内訳が分かる請求書や領収書、売買契約書を保管しておくことが大切です。取得費に含められるか迷う費用がある場合は、登記の目的ごとに分けて確認すると判断しやすくなります。

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関連する専門用語

キャピタルゲイン(売却益/譲渡所得)

キャピタルゲインとは、株式や不動産、投資信託などの資産を購入した価格よりも高く売却したことによって得られる利益のことです。一般的な経済用語としては「売却益」と呼ばれ、資産運用における収益のひとつとして広く使われています。日本の税法においては、このキャピタルゲインは「譲渡所得」として分類され、確定申告などで所得として扱われます。つまり、経済的な意味ではキャピタルゲインと譲渡所得は同様の概念を指しますが、前者が広義の利益、後者が課税対象としての所得という違いがあります。投資の成果を判断したり、税金を計算したりするうえで、両者の使われ方を正しく理解することが大切です。

登記(登記手続き)

登記とは、会社の設立や変更、財産の所有権などの法的事項を公的な記録として登録する手続きのことを指します。会社の登記は法務局で行われ、商号、本店所在地、役員構成などが記録されます。これらの登記情報は誰でも確認でき、取引の透明性を確保するために重要な役割を果たします。 投資家にとっても、登記情報は企業の実在性や信用を確認するための客観的な根拠のひとつであり、投資判断の信頼性を高める助けになります。また、不動産投資においても、登記を通じて所有権や担保権の状態を確認できます。

登録免許税

登録免許税(とうろくめんきょぜい)は、土地や建物などの不動産、あるいは会社などに関する「登記」や「登録」の手続きを行うときにかかる税金です。たとえば、不動産を購入したときには、その所有権を自分の名義にするための登記をしますが、このときに登録免許税を支払う必要があります。また、新しく会社を設立する際にも、設立登記をすることで正式な法人として認められますが、そのときにも税金が発生します。 この税金の金額は、登記や登録の内容によって異なります。たとえば、不動産の登記であれば、その不動産の評価額に一定の税率をかけて金額が決まります。不動産の価値が高ければ、それに応じて税金も高くなります。会社の設立登記の場合は、資本金の金額をもとに税額が計算されますが、たとえ資本金が少なくても、最低でも15万円の税金が必要とされています。 なお、登記や登録は、法律上の効力を持たせるために必要な手続きであり、それを行うにはこの税金の支払いが避けられません。ただし、登記の内容によっては、税率が軽減される「軽減措置」が適用されることもあります。これはたとえば、一定の条件を満たした住宅の購入や中小企業の設立などに当てはまることがあります。 このように、登録免許税は何かを「正式に記録する」ために必要な費用であり、不動産取引や会社の設立を考えている場合には、あらかじめかかる費用として意識しておくと安心です。

司法書士

司法書士とは、不動産の名義変更や会社設立などの登記手続き、さらには裁判所に提出する書類の作成などを専門に扱う法律の専門家です。 相続の場面では、相続登記(不動産の名義変更)を代行したり、家庭裁判所への遺産分割調停申立書や遺言書の検認申立書などの作成を支援したりするなど、法的手続きをスムーズに進める役割を担います。 また、成年後見制度の申立てや、商業登記(会社役員変更など)にも対応できるため、相続以外の場面でも幅広くサポートを受けられます。特に相続に関する不動産がある場合、登記の専門家である司法書士の力は欠かせない存在です。

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