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定年退職し退職金を受け取り、再雇用で働いている場合の年末調整のやり方を教えて下さい

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定年退職し退職金を受け取り、再雇用で働いている場合の年末調整のやり方を教えて下さい

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0

2025/11/12 09:12


男性

60代

question

定年退職に伴い退職金を受け取った後、同じ会社で再雇用で働き続けています。定年退職後の年末調整は退職前となにか変わるのでしょうか?どのような手続きが必要か教えて下さい。


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

退職金は「退職所得」として、すでに源泉徴収で税金精算が完了しているため、年末調整の対象にはなりません。一方、再雇用後の給与は「給与所得」として年末調整の対象になります。

したがって、再雇用先が同じ会社であっても、退職金の分と給与の分は別の扱いになります。再雇用後は通常どおり年末調整の書類を提出すれば足ります。

再雇用先が同一企業で給与支払者も同じ場合は、その会社が1年分の給与所得をまとめて年末調整します。別の会社やグループ会社で給与を受け取る場合は、前職の源泉徴収票を新しい勤務先に提出するか、自分で確定申告を行う必要があります。

また、住宅ローン控除の初年度や医療費控除、ふるさと納税などを利用したい場合は、年末調整ではなく確定申告で手続きを行います。退職金の源泉徴収票は申告不要でも、書類を保管しておくと安心です。

社会保険については、再雇用後の勤務時間や年齢に応じて加入・保険料の扱いが変わるため、会社の人事担当者の案内に従って手続きを行いましょう。

手続きの要点は、退職金は年末調整に含めないこと、再雇用先に必要書類を期限内に提出すること、前職が別会社なら源泉徴収票を提出することです。迷ったときは、税金と年金制度の両面から最適な対応を提案できる「投資のコンシェルジュ」の無料相談をご活用ください。

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関連する専門用語

退職所得

退職所得とは、会社などを退職した際に受け取る退職金に対して発生する所得のことを指します。これは給与所得とは区別され、税法上、特別な扱いがされています。退職金は、長年の勤労に対する労いの意味を持つため、課税される際には「退職所得控除」という優遇措置が設けられています。 さらに、退職所得として課税される金額は、通常の給与よりも軽い税率が適用される「1/2課税」という制度があり、これによって税負担が軽減されます。役員が受け取る退職金についても原則として退職所得となりますが、形式的に退職して実態が伴わない場合や、過大とみなされる金額については税務上認められないこともあります。 資産運用や老後の生活設計において、退職金がどのように課税されるのかを知っておくことは、手取り額を見積もる上で非常に重要です。

源泉徴収

源泉徴収とは、給与や報酬、利子、配当などの支払いを受ける人に代わって、支払者があらかじめ所得税を差し引き、税務署に納付する制度です。特に給与所得者の場合、会社が毎月の給与から所得税を控除し、年末調整で過不足を精算します。 この制度の目的は、税金の徴収を確実に行い、納税者の負担を軽減することです。例えば、会社員は確定申告を行わずに納税が完了するケースが多くなります。ただし、個人事業主や一定の副収入がある人は、源泉徴収された金額を基に確定申告が必要になることがあります。 また、配当金や利子の源泉徴収税率は原則20.315%(所得税15.315%+住民税5%)ですが、金融商品によって異なる場合があるため、事前に確認が必要です。

年末調整

年末調整とは、会社員や公務員などの給与所得者が1年間に納めるべき所得税の額を、年末に雇用主が計算し直して精算する手続きのことです。通常、毎月の給与からあらかじめ見込みで所得税が源泉徴収されていますが、年末に実際の収入や各種控除(配偶者控除、扶養控除、保険料控除など)を反映させて正確な税額を算出し、過不足を調整します。 税金を払いすぎていた場合には還付され、足りなかった場合は追加で徴収されることがあります。年末調整によって、多くの給与所得者は確定申告をしなくても納税が完結する仕組みになっており、手間の軽減と課税の公平性を両立させる重要な制度です。ただし、自営業者や副業収入がある人、医療費控除や住宅ローン控除を受けたい人などは、年末調整だけでは対応できず、別途確定申告が必要になります。

給与所得

給与所得とは、会社などに勤めて働いたことによって得られる収入のことを指します。具体的には、月々の給料やボーナスなどがこれに該当します。会社員や公務員の方が受け取る報酬はすべてこの給与所得にあたります。税金の計算においては、収入金額から「給与所得控除」と呼ばれる必要経費のようなものを差し引いた後の金額が、実際の課税対象となります。投資の世界では、自分が得ている所得の種類を理解することが、資産運用の第一歩としてとても大切です。

確定申告

確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得を計算して翌年の2月16日から3月15日に申告し、納税する手続き。多くの会社では年末調整を経理部がしてくれるが、確定申告をすると年末調整では受けられない控除を受けることができる場合もある。確定申告をする必要がある人が確定申告をしないと加算税や延滞税が発生する。

社会保険

社会保険とは、国民の生活を支えるために設けられた公的な保険制度の総称で、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、介護保険などが含まれます。労働者や事業主が保険料を負担し、病気や高齢による収入減少、失業時の経済的支援を受けることができます。社会全体でリスクを分担し、生活の安定を図る仕組みです。 また、社会保険は万が一の備えとして機能し、資産運用においては「公的保障の不足分をどのように補うか」を考える前提となる存在です。

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