投資の知恵袋
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受けられる配当控除の計算方法を教えて下さい。
回答済み
1
2026/07/14 15:24
女性
40代
配当所得に対して適用される配当控除について、具体的な計算方法を知りたいです。総合課税を選択した場合にどのように控除額が算出されるのか、税率や所得区分との関係も含めて教えてください。
回答をひとことでまとめると...
配当控除は、総合課税を選んだ配当所得に一定率を掛けて税額から差し引く制度です。所得区分や税率により有利不利が変わるため、申告分離課税や申告不要との比較が重要です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
配当控除は、国内株式などの配当所得を総合課税で申告した場合に、一定額を所得税や住民税から差し引ける税額控除です。法人税が課された後の利益から配当が支払われるため、個人段階での二重課税を調整する目的があります。
計算は、対象となる配当所得に控除率を掛けて行います。一般的な国内株式の配当では、課税総所得金額等が1,000万円以下の部分について、所得税は配当所得の10%、住民税は2.8%が控除額の目安です。1,000万円を超える部分は、所得税5%、住民税1.4%に下がります。
たとえば対象配当が20万円で、課税総所得金額等が1,000万円以下なら、所得税の配当控除は20万円×10%=2万円です。ただし、総合課税では給与所得などと合算され、累進税率で税額が計算されます。
そのため、配当控除が使えるからといって必ず有利とは限りません。所得税率が低い人は税負担を抑えやすい一方、所得が高い人は申告分離課税や申告不要の方が有利な場合があります。国民健康保険料などへの影響も含めて比較することが大切です。
関連質問
2026.01.29
“みなし配当も、配当控除の対象ですか?”
A. みなし配当でも税務上「配当所得」に当たれば、国内法人分を総合課税で申告する場合に配当控除が可能です。申告不要・申告分離や元本払戻し等は対象外です。
2026.02.09
“株式の配当金について、配当控除を選択するデメリットはありますか?”
A. 配当控除は総合課税を選ぶことで所得税が下がる場合がありますが、高所得者では累進課税や住民税、社会保険料の増加により不利になることがあります。
2026.03.25
“配当控除を適用すると、住民税にも影響しますか?”
A. 配当控除は住民税にも影響し、総合課税を選ぶと住民税の税額控除で負担が軽くなる場合があります。
2026.02.09
“確定申告で配当控除を適用させる方法を教えてください。”
A. 配当控除は総合課税で申告した場合のみ使えますが、売却損がある年や高所得の場合は申告分離課税や申告不要の方が有利なこともあります。所得水準と損益状況に応じて課税方式を選ぶことが重要です。
2026.03.25
“配当控除を適用すると有利・不利になる所得の基準を教えてください。”
A. 配当控除の損得は課税所得で分かれ、目安は所得税の限界税率が25.315%未満(概ね課税所得899.9万円以下)なら有利です。
関連する専門用語
配当所得
配当所得とは、株式や投資信託などから得られる配当金に対して課税される所得のことを指します。企業が得た利益の一部を株主に還元するのが配当であり、それを受け取った人にとっては課税対象となります。日本では通常20%強(所得税と住民税を合わせた税率)が源泉徴収され、証券会社を通じて自動的に差し引かれる仕組みが一般的です。ただし、確定申告を行うことで総合課税や申告分離課税を選択でき、所得の状況によっては税負担を軽くできる可能性があります。投資家にとって配当所得は安定した収益源である一方、課税方法の理解が手取りを増やす工夫につながります。
配当控除
配当控除とは、上場企業や一部の非上場企業から受け取る配当金に対して適用される税額控除の制度です。日本では、配当金には通常約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の税金が源泉徴収されますが、確定申告を行い「総合課税」を選択すると、配当控除を受けることで実際の税負担を軽減できます。 特に、所得税では配当金の最大10%(上場株式の場合)、住民税では最大2.8%が控除されるため、課税所得が一定水準以下の場合、総合課税を選ぶことで税負担が軽くなる可能性があります。ただし、所得が高い場合は累進課税により税率が上がるため、総合課税ではなく「申告分離課税」を選択したほうが有利になることもあります。どの課税方式を選ぶかは、個人の所得状況に応じて慎重に判断することが重要です。
総合課税
総合課税は、給与や年金、事業収入、不動産収入、利子、配当など、1年間に得たさまざまな所得を合算し、その合計額に累進税率を適用して所得税を計算する方式です。 所得が増えるほど税率が高くなるため、高所得者ほど税負担が大きくなる点が特徴です。一方、金融所得には総合課税以外の課税方法を選択できる場合があります。 たとえば、株式譲渡益や先物取引益などは「申告分離課税」を選ぶことで、ほかの所得と区分して一律20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)で申告できます。 また、預貯金利息や一部の公社債利子などは、支払元が税金を源泉徴収する「源泉分離課税」となり、原則として確定申告は不要です。配当や利子のように課税方式を選択できるケースでは、ご自身の所得水準や控除の有無、損益通算の可能性を踏まえ、総合課税・申告分離課税・源泉分離課税のどれを採用するかを検討することが、最終的な税負担を抑えるうえで重要になります。
税額控除
税額控除とは、納めるべき税金の金額そのものを直接減らすことができる制度のことです。通常の「所得控除」は課税所得額を減らして税額を下げる間接的な仕組みですが、税額控除は計算された税額から一定の金額を差し引くため、同じ控除額でもより大きな節税効果があります。 たとえば、住宅ローン控除や配当控除、外国税額控除、寄附金控除などが代表的です。適用には一定の条件や手続きが必要ですが、制度を正しく活用することで、家計の負担を軽減することが可能になります。特に資産運用や不動産投資などでも活用される重要な税制上の仕組みです。
申告分離課税
申告分離課税とは、特定の所得について他の所得と分離して税額を計算し、確定申告を通じて納税する方式です。 主な対象となる所得は以下の通りです: - 譲渡所得: 土地や建物、株式などの譲渡による所得。 - 山林所得: 山林の伐採や譲渡による所得。 - 先物取引による所得: FXや商品先物取引による所得。 例えば、株式の譲渡所得については、他の所得と合算せずに分離して課税されます。また、上場株式等の配当所得についても、申告分離課税を選択することができます。
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“みなし配当も、配当控除の対象ですか?”
A. みなし配当でも税務上「配当所得」に当たれば、国内法人分を総合課税で申告する場合に配当控除が可能です。申告不要・申告分離や元本払戻し等は対象外です。
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“株式の配当金について、配当控除を選択するデメリットはありますか?”
A. 配当控除は総合課税を選ぶことで所得税が下がる場合がありますが、高所得者では累進課税や住民税、社会保険料の増加により不利になることがあります。
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“配当控除を適用すると、住民税にも影響しますか?”
A. 配当控除は住民税にも影響し、総合課税を選ぶと住民税の税額控除で負担が軽くなる場合があります。




