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ストックオプションの権利を行使して利益を得たら、翌年に確定申告は必要ですか?

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ストックオプションの権利を行使して利益を得たら、翌年に確定申告は必要ですか?

回答済み

1

2026/09/12 11:36


男性

30代

question

会社からもらったストックオプションの権利を行使して利益が出た場合、翌年に自分で確定申告をする必要があるのか知りたいです。給与として扱われるのか、株を売ったときだけ申告が必要なのか、税金の基本を教えてください。

answer

回答をひとことでまとめると...

ストックオプションは、税制非適格なら権利行使時の利益が給与所得、売却時の利益が譲渡所得です。税制適格か、源泉徴収の有無や口座区分により、翌年の確定申告が必要か確認しましょう。

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

ストックオプションは、権利をもらった時点では税金がかからないことが多い一方、行使や売却のタイミングで課税関係が生じるため分かりにくい制度です。確定申告が必要かは、税制適格か税制非適格かで判断が変わります。

一般的な税制非適格ストックオプションでは、権利行使時に「行使時の株価-行使価格」の差額が利益とみなされます。会社との雇用関係に基づくものは原則として給与所得になり、会社が源泉徴収や年末調整で処理していれば、行使だけで必ず確定申告が必要とは限りません。

ただし、海外親会社の株式で源泉徴収されていない場合、会社の給与処理に反映されていない場合、年収2,000万円超などの場合は、翌年に確定申告が必要になることがあります。

その後、取得した株を売却して利益が出た場合は、売却益が譲渡所得になります。上場株式を特定口座・源泉徴収ありで売った場合は申告不要を選べることがありますが、一般口座や非上場株式、損失繰越を使う場合は申告が必要です。

一方、税制適格ストックオプションなら、原則として権利行使時には課税されず、株を売却したときに譲渡所得として課税されます。まずは付与契約書で「税制適格」かどうか、会社で源泉徴収されるかを確認することが重要です。

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関連する専門用語

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税制適格

税制適格とは、ある金融商品や制度が、国の定めた税制上の優遇措置や条件に適合していることを指します。たとえば、企業型確定拠出年金やiDeCo(個人型確定拠出年金)などが税制適格制度にあたり、これらに拠出した掛金は所得控除の対象となるため、税金が軽減されるというメリットがあります。 逆に、税制適格でない制度や商品では、通常通りの課税がされ、税制上のメリットは得られません。資産運用においては、こうした税制適格かどうかの違いが、長期的な運用成果に大きな影響を与えることがあるため、商品選びや制度利用時に確認することが重要です。税制適格であることは、税務面で優遇されることを意味するので、計画的な資産形成において有利な条件の一つといえます。

給与所得

給与所得とは、会社などに勤めて働いたことによって得られる収入のことを指します。具体的には、月々の給料やボーナスなどがこれに該当します。会社員や公務員の方が受け取る報酬はすべてこの給与所得にあたります。税金の計算においては、収入金額から「給与所得控除」と呼ばれる必要経費のようなものを差し引いた後の金額が、実際の課税対象となります。投資の世界では、自分が得ている所得の種類を理解することが、資産運用の第一歩としてとても大切です。

キャピタルゲイン(売却益/譲渡所得)

キャピタルゲインとは、株式や不動産、投資信託などの資産を購入した価格よりも高く売却したことによって得られる利益のことです。一般的な経済用語としては「売却益」と呼ばれ、資産運用における収益のひとつとして広く使われています。日本の税法においては、このキャピタルゲインは「譲渡所得」として分類され、確定申告などで所得として扱われます。つまり、経済的な意味ではキャピタルゲインと譲渡所得は同様の概念を指しますが、前者が広義の利益、後者が課税対象としての所得という違いがあります。投資の成果を判断したり、税金を計算したりするうえで、両者の使われ方を正しく理解することが大切です。

特定口座

特定口座とは、投資家の税金計算を簡便にするための口座形式です。証券会社が運用益や損益を自動計算し、年間取引報告書を発行します。特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があり、「源泉徴収あり」を選択すれば、税金が取引時点で自動的に納付されます。これにより、確定申告が不要になるため、多くの投資家に利用されています。ただし、損益通算や損失の繰越控除を行う場合は確定申告が必要です。

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