投資の知恵袋
Questions
亡くなった家族の財産がどこにどれだけあるのか分からない場合、まず何から調べればよいですか?
回答済み
1
2026/09/25 17:13
男性
50代
亡くなった家族の預貯金・証券・保険・不動産などの財産がどこにどれだけあるか分からない場合、通帳・郵便物・金融機関照会など、まず何から調べればよいですか?
回答をひとことでまとめると...
亡くなった家族の財産が不明な場合は、通帳や郵便物、金融機関照会などから資産・負債を洗い出し、相続手続きに備えて一覧化することが重要です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
亡くなった家族の財産が分からない場合は、まず自宅に残る資料から手がかりを集めます。通帳、キャッシュカード、証券会社の取引報告書、保険証券、固定資産税の納税通知書、郵便物、メール、スマートフォン内の銀行・証券・保険アプリなどを確認し、金融機関名や口座番号、不動産所在地を整理します。
預貯金は、年金・給与・公共料金・クレジットカードの入出金履歴から利用口座を推測できます。金融機関が分かったら、戸籍謄本など相続人であることを示す書類を用意し、残高証明書や取引履歴を請求します。ネット銀行は紙の資料が少ないため、メールやアプリ履歴も重要です。
証券は、年間取引報告書、配当通知、株主総会書類、NISAや投資信託の書類を確認します。保険は、保険証券、保険料引き落とし、生命保険料控除証明書を確認し、契約先が不明な場合は生命保険契約照会制度の利用も検討します。
不動産は、固定資産税通知書、権利証、登記識別情報、売買契約書を確認します。市区町村で名寄帳を取得すれば、その自治体内の不動産を把握できます。
あわせて借入金、カードローン、未払い税金など負債も調べることが重要です。相続放棄や限定承認は原則3か月以内の判断が必要なため、財産を一覧化し、税理士・司法書士・弁護士へ相談できる状態にしておくと安心です。
関連ガイド
関連質問
2026.09.10
“代償分割をする場合、遺産分割協議書はどのように書きますか?”
A. 代償分割の遺産分割協議書には、取得財産・代償金額・支払期限や方法を具体的に記載し、評価根拠や未払い時の扱いも確認してトラブルを防ぐことが重要です。
2026.02.13
“遺産分割協議がまとまらないと遺産はどうなる?”
A. 遺産分割協議がまとまらない間は遺産は共有状態となり、調停や審判を通じて最終的に裁判所が決定します。
2026.09.10
“相続が起こりました。不動産がある場所がわからないのですが、どこに相談すればよいでしょうか。”
A. 相続不動産の所在地が分からない場合は、納税通知書や名寄帳、登記情報を確認し、必要に応じて司法書士・税理士・弁護士へ相談しましょう。
2026.07.15
“投資信託を相続するとき、どのような手続きが必要ですか?”
A. 投資信託の相続は、証券会社への連絡、必要書類の提出、名義変更・移管または換金の順で進めます。相続税評価額と換金額が異なる点にも注意が必要です。
2026.09.11
“相続が発生したら、個人向け国債はどのような手続きが必要ですか?”
A. 個人向け国債は相続財産として承継または換金できます。金融機関で必要書類を確認し、遺産分割や中途換金調整額に注意して手続きを進めましょう。
2025.07.25
“相続放棄とはどのような仕組みですか?”
A. 相続放棄とは、被相続人の財産・借金の一切を受け継がない旨を、死亡を知った日から3か月以内に裁判所へ申し出る手続きです。
関連する専門用語
相続財産
相続財産とは、被相続人(亡くなった方)が死亡時点で保有していた財産のうち、法律上相続の対象となるものを指します。 具体的には、現金や預貯金、不動産、株式、車、貴金属などのプラスの財産だけでなく、借金やローン、保証債務といったマイナスの財産も含まれます。 相続人は、これらの財産すべてを一括して引き継ぐ「単純承認」だけでなく、財産の範囲内で債務を引き継ぐ「限定承認」や、相続自体を放棄する「相続放棄」などの選択も可能です。 なお、生命保険金や死亡退職金など、一定の財産は「相続財産」に含まれず、相続税の計算上も特別な扱いになることがあります。 相続財産を正しく把握することは、遺産分割協議や相続税申告を円滑に進めるうえで、最初の重要なステップとなります。
名寄帳(なよせちょう)
名寄帳(なよせちょう)とは、市区町村の役所が管理している帳簿のひとつで、ある個人や法人がその自治体内で所有しているすべての不動産(土地・建物)を一覧で確認できる書類のことをいいます。 通常、不動産は「筆(ひつ)ごと」に登記されていますが、名寄帳では所有者ごとにまとめられているため、「自分(または相続人)がどの不動産を持っているか」を一目で把握することができます。 相続や不動産の売買、資産管理などの際に非常に役立つ資料であり、特に相続手続きでは、被相続人の不動産を漏れなく調べるために用いられます。 名寄帳は役所で申請すれば取得でき、登記簿とは異なり、課税の基礎となる情報(固定資産税)も含まれるのが特徴です。資産運用や相続対策を行ううえで、自分や家族の不動産の全体像を把握するための大切な書類です。
相続放棄
相続放棄とは、亡くなった人の財産を一切受け取らないという意思を家庭裁判所に申し立てて、正式に相続人の立場を放棄する手続きのことです。相続には、プラスの財産(預貯金や不動産など)だけでなく、マイナスの財産(借金や未払い金など)も含まれるため、全体を見て相続すると損になると判断した場合に選ばれることがあります。 相続放棄をすると、その人は最初から相続人でなかったものとみなされるため、借金の返済義務も一切負わなくて済みます。ただし、相続があったことを知ってから3か月以内に家庭裁判所に申し立てる必要があり、その期限を過ぎると原則として相続を受け入れたとみなされてしまいます。したがって、放棄を検討する場合は早めの判断と手続きが重要です。
限定承認
限定承認とは、相続人が引き継ぐ財産について、プラスの財産の範囲内でマイナスの財産(借金など)を支払うことを条件に、相続を受ける方法のことです。つまり、相続によって得られる資産が借金を上回っている場合にはその差額を受け取ることができますが、もし借金が多くても、自分の財産を使ってまで返済する必要はありません。 この方法を使えば、相続することで損をするリスクを減らすことができます。ただし、限定承認を行うには、相続の開始を知ってから原則として3か月以内に、他の相続人全員と一緒に家庭裁判所に申立てをする必要があるため、手続きがやや複雑です。
関連質問
2026.09.10
“代償分割をする場合、遺産分割協議書はどのように書きますか?”
A. 代償分割の遺産分割協議書には、取得財産・代償金額・支払期限や方法を具体的に記載し、評価根拠や未払い時の扱いも確認してトラブルを防ぐことが重要です。
2026.02.13
“遺産分割協議がまとまらないと遺産はどうなる?”
A. 遺産分割協議がまとまらない間は遺産は共有状態となり、調停や審判を通じて最終的に裁判所が決定します。
2026.09.10
“相続が起こりました。不動産がある場所がわからないのですが、どこに相談すればよいでしょうか。”
A. 相続不動産の所在地が分からない場合は、納税通知書や名寄帳、登記情報を確認し、必要に応じて司法書士・税理士・弁護士へ相談しましょう。






