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株とNISAの違いについて、教えて下さい。

株とNISAの違いについて、教えて下さい。

回答受付中

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2026/02/24 13:42


男性

40代

question

株(個別株)とNISAは何が違うのか知りたいです。初心者はどちらから始めるべきかの判断軸も含めて教えてください。


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

株(個別株)とNISAの違いは、「投資対象」と「制度」を切り分けて考えると理解しやすくなります。株(個別株)は企業が発行する株式そのものを指し、値上がり益や配当を狙う投資対象です。企業業績や市況の影響を直接受けるため、銘柄選択や売買判断が成果を左右します。

一方、NISAは投資商品ではなく、投資で得た利益を非課税にするための制度です。NISA口座の中で、株式や投資信託、ETFなどを購入する形になります。同じ株式でも、特定口座で持つかNISA口座で持つかによって、利益にかかる税金が異なります。

つまり「株とNISA」は対立関係ではなく、株などの商品をNISAという制度の中で運用するかどうかの違いです。

初心者がどちらから始めるかは、商品そのものより運用スタイルで判断することが重要です。価格変動を頻繁に気にせず、長期・分散・積立で資産形成を進めたい場合は、NISAを使って投資信託から始める方法が適しています。運用ルールを仕組み化しやすく、判断負荷を抑えられる点が特徴です。

一方、企業分析に関心があり、情報収集や管理に時間を割ける場合は、NISAの枠内で個別株に投資する選択肢もあります。目的、運用にかけられる時間、価格変動への耐性、再現性のあるルールを持てるかを基準に整理すると、自分に合った始め方が見えてきます。

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関連する専門用語

個別株

個別株とは、特定の企業が発行している一社単位の株式のことを指します。たとえば、「トヨタ自動車の株」や「アップルの株」など、企業ごとに投資する対象を選ぶのが個別株投資です。投資信託やETFのように複数の銘柄に分散されていないため、企業の業績やニュース、業界動向などが株価に直接的に影響を与えます。 短期間で大きな値上がり益(キャピタルゲイン)を狙える可能性がありますが、一方で特定企業に依存するリスクも高いため、情報収集と分析が欠かせません。自分の関心のある業界や企業に投資できる自由度の高さが魅力ですが、初心者はまず分散された投資との併用を考えると安心です。

NISA

NISAとは、「少額投資非課税制度(Nippon Individual Saving Account)」の略称で、日本に住む個人が一定額までの投資について、配当金や売却益などにかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託などで得られる利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使えばその税金がかからず、効率的に資産形成を行うことができます。2024年からは新しいNISA制度が始まり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つを併用できる仕組みとなり、非課税期間も無期限化されました。年間の投資枠や口座の開設先は決められており、原則として1人1口座しか持てません。NISAは投資初心者にも利用しやすい制度として広く普及しており、長期的な資産形成を支援する国の税制優遇措置のひとつです。

非課税枠

非課税枠とは、税金が課されない金額の上限を指し、様々な税制に適用される制度。 例えば相続税では基礎控除額として「3,000万円+600万円×法定相続人数」が非課税枠となる。贈与税では年間110万円までの贈与が非課税。また、NISA(少額投資非課税制度)では年間の投資上限額に対する運用益が非課税となる。 このような非課税枠は、税負担の軽減や特定の政策目的(資産形成促進など)のために設定されており、納税者にとって税金対策の重要な要素となっている。

特定口座

特定口座とは、投資家の税金計算を簡便にするための口座形式です。証券会社が運用益や損益を自動計算し、年間取引報告書を発行します。特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類があり、「源泉徴収あり」を選択すれば、税金が取引時点で自動的に納付されます。これにより、確定申告が不要になるため、多くの投資家に利用されています。ただし、損益通算や損失の繰越控除を行う場合は確定申告が必要です。

投資信託

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用によって得られた成果は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。 この商品の特徴は、少額から始められることと分散投資の効果が得やすい点にあります。ただし、運用管理に必要な信託報酬や購入時手数料などのコストが発生することにも注意が必要です。また、投資信託ごとに運用方針やリスクの水準が異なり、運用の専門家がその方針に基づいて投資先を選定し、資金を運用していきます。

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