受け取れる失業保険は、給与の何割くらいですか?
受け取れる失業保険は、給与の何割くらいですか?
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2026/02/24 13:44
男性
40代
失業した場合に受け取れる失業保険(基本手当)が、在職中の給与に対してどの程度の割合になるのか知りたいです。給付率は一律なのか、年齢や収入、退職理由によって差が出るのか、目安となる水準を教えてください。
回答
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
失業保険(雇用保険の基本手当)は「給与の何割」と一律ではなく、離職前の賃金水準に応じて給付率が変わります。目安は、賃金が低いほど給付率が高く、高いほど低くなる仕組みです。
算定は、原則として「賃金日額(離職前6か月の賃金合計÷180)」を基に「基本手当日額=賃金日額×給付率」で決まります。給付率はおおむね50〜80%(60〜64歳は45〜80%)が目安です。
年齢は主に「1日あたりの上限額(もらえる上限)」に影響し、賃金が高い人ほど上限に当たりやすく、結果として“給与に対する割合”は下がって見えます。
退職理由(自己都合・会社都合など)は、給付率そのものより「いつから受け取れるか(給付制限など)」や「何日分受け取れるか(所定給付日数)」に影響する点が重要です。
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関連する専門用語
雇用保険
雇用保険とは、労働者が失業した際に一定期間、給付金を受け取ることができる公的保険制度です。日本では、労働者と事業主がそれぞれ保険料を負担しており、失業給付だけでなく、教育訓練給付や育児休業給付なども提供されます。 この制度は、収入が途絶えた際の生活資金を一定期間補う役割を果たし、資産の取り崩しを抑えるという意味でも、資産運用と補完的な関係にあります。雇用の安定を図るとともに、労働市場のセーフティネットとして重要な位置を占めています。
基本手当
基本手当とは、雇用保険の制度において、失業中の生活を支えるために支給されるお金のことです。働く意思と能力がありながらも仕事に就けない「失業状態」にある人が、一定の条件を満たすことで受け取ることができます。 支給額は、退職前の賃金や年齢、被保険者としての加入期間などをもとに計算されます。給付は通常、4週間ごとの「失業認定日」にハローワークで認定を受けることで進められます。なお、自己都合退職か会社都合退職かによって、支給が始まるまでの期間や支給日数が変わる点も特徴です。基本手当は生活費の一部として活用されるほか、再就職までの経済的な安心材料ともなります。
賃金日額
賃金日額は、失業手当を計算する際の基準となるもので、退職前の給与をもとに一日あたりの賃金を算出した金額のことです。過去の一定期間に受け取った給与総額を日数で割ることで求められ、その人が普段どれくらいの収入を得ていたかを示す指標として扱われます。この金額が高いほど受け取れる失業手当も増える傾向があるため、制度を理解する上でとても重要な要素です。 資産運用の観点では、収入の水準を把握することは家計管理や将来の投資計画を立てる際に不可欠であり、賃金日額は収入の実態を客観的に見直す機会を与えてくれる概念といえます。
所定給付日数
所定給付日数は、失業手当を受け取ることができる日数として、法律や制度によってあらかじめ決められている上限の期間のことです。退職理由や年齢、雇用保険に加入していた期間などによって日数が変わり、働いてきた状況に応じて公平に設計されています。 この日数の範囲内で失業認定を受けながら給付が行われるため、失業期間中の収入の見通しを立てるうえで大切です。資産運用の観点では、所定給付日数を理解することで、どれくらいの期間を給付でカバーできるかが明確になり、家計の調整や貯蓄の取り崩し計画、投資の継続性などを的確に判断できるようになります。
基本手当日額
基本手当日額は、失業手当として一日に受け取ることができる金額のことで、退職前の収入をもとに算出されます。賃金日額と呼ばれる基準となる金額に一定の割合を掛けて求められ、年齢や収入によって上限や下限が設けられています。この金額が決まることで、支給される失業手当の総額や生活設計の見通しが具体的になります。資産運用の観点では、収入が一時的に減る失業期間をどのように乗り切るかを考えるうえで重要な指標となり、生活費の確保や投資の継続性を見極めるための判断材料になります。
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