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ビットコインも、相続税の対象ですか?
回答済み
1
2026/09/10 12:45
男性
30代
ビットコインなどの暗号資産も相続税の課税対象になるのか知りたいです。現金や株式と同様に評価されるのか、申告や評価方法に違いがあるのか不安なので、基本的な仕組みや注意点を教えていただけますか?
回答をひとことでまとめると...
ビットコインなどの暗号資産は相続税の課税対象です。相続開始日の時価で評価し、取引履歴やウォレット情報を確認して申告します。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
ビットコインなどの暗号資産は、現金や株式と同様に経済的価値のある財産として扱われるため、相続税の課税対象になります。被相続人が取引所口座やウォレットで保有していた暗号資産は、相続財産に含めて、他の財産と合算したうえで申告要否を判断します。
評価は、原則として相続開始日、つまり亡くなった日の時価を基準に行います。活発な取引市場がある暗号資産であれば、暗号資産交換業者が公表する取引価格などを参考に評価します。一方、取引量が少ない銘柄や価格把握が難しいものは、取引実態や換金可能性を踏まえて個別に確認する必要があります。
注意点は、価格変動が大きく、相続開始日と売却時点で価値が大きく変わる可能性があることです。また、秘密鍵やウォレット情報、取引所のログイン情報が不明だと、相続人が資産を把握・移転できないリスクもあります。
そのため、相続時には残高証明、取引履歴、相続開始日の価格資料を保存し、評価額を明確にして申告することが重要です。海外取引所や複数ウォレットを利用している場合は、漏れがないよう専門家に確認することをおすすめします。
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関連する専門用語
暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)
暗号資産とは、インターネット上でやり取りされるデジタルな財産のことで、代表的な例にビットコインやイーサリアムがあります。これらはブロックチェーンという分散型台帳技術を基盤とし、国家や中央銀行といった特定の管理主体を持たずに取引されるのが特徴です。 日本では「暗号資産」という名称が資金決済法上の正式な用語として定義されており、これに該当するトークンは法的に一定の規制下に置かれています。たとえば、暗号資産交換業者には登録制が課され、ユーザー保護やマネーロンダリング防止の観点からの監督も強化されています。 資産としての取り扱いについては、税務上は原則「雑所得」として扱われ、短期売買による利益も総合課税の対象となります。また、会計上は現金や有価証券ではなく、「その他の資産」として分類されるのが一般的です。 現在では、決済手段や資金移動のほか、価格変動を狙った投資対象としての側面が大きく、資産運用の一選択肢として注目を集めています。しかしその一方で、価格の急激な変動、ハッキング、保管の難しさといったリスクも内在しており、法律・税務・セキュリティの観点から十分な知識と準備が求められます。
相続財産
相続財産とは、被相続人(亡くなった方)が死亡時点で保有していた財産のうち、法律上相続の対象となるものを指します。 具体的には、現金や預貯金、不動産、株式、車、貴金属などのプラスの財産だけでなく、借金やローン、保証債務といったマイナスの財産も含まれます。 相続人は、これらの財産すべてを一括して引き継ぐ「単純承認」だけでなく、財産の範囲内で債務を引き継ぐ「限定承認」や、相続自体を放棄する「相続放棄」などの選択も可能です。 なお、生命保険金や死亡退職金など、一定の財産は「相続財産」に含まれず、相続税の計算上も特別な扱いになることがあります。 相続財産を正しく把握することは、遺産分割協議や相続税申告を円滑に進めるうえで、最初の重要なステップとなります。
相続税評価額
相続税評価額とは、亡くなった方の財産を相続する際に、その財産がいくらの価値があるかを税務上で計算した金額のことです。 この金額を基にして、相続税がいくらになるかが決まります。現金や預金はそのままの金額で評価されますが、不動産や株式などは国が定めた評価方法に基づいて計算されるため、実際の市場価格とは異なることがあります。 たとえば、不動産は「路線価」や「固定資産税評価額」を用いて算出されるため、相場よりも低くなる場合もあります。この評価額を正しく把握しておくことで、相続税の対策や資産の分配を円滑に行うことができます。
時価
時価とは、特定の資産や証券が市場で取引される際の適正な価格を指す。一般的には、金融市場における最新の取引価格や、公正な評価方法によって算出された価値を意味する。市場の需給や経済環境の変化によって常に変動し、会計や税務上の評価において重要な指標となる。特に、株式や不動産、債券などの資産価値を適切に把握するために用いられる概念である。
秘密鍵
秘密鍵(プライベートキー)は、暗号資産(仮想通貨)を管理し、送金などの取引を行うために必要な重要な情報です。これは、暗号資産ウォレットの所有者だけが知っている長い英数字の文字列であり、銀行の暗証番号のような役割を果たします。 秘密鍵は、対応する公開鍵(パブリックキー)を生成し、さらにその公開鍵からウォレットアドレスが作られます。取引を行う際には、秘密鍵を使ってデジタル署名を行い、ブロックチェーン上で正当な所有者であることを証明します。 秘密鍵の管理には細心の注意が必要です。万が一流出すると、資産を不正に送金されるリスクがあります。ハードウェアウォレットやペーパーウォレットを利用し、オフラインで安全に保管することが推奨されます。一度紛失すると復元が困難なため、バックアップも重要です。
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