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扶養家族は健康診断を受けられますか?

扶養家族は健康診断を受けられますか?

回答受付中

0

2025/09/04 09:09


男性

50代

question

健康保険の扶養家族になっている場合、会社が実施する定期健康診断を受けられるのでしょうか?被保険者本人は会社負担で受診できますが、扶養家族も同じように無料や補助付きで受けられるのか教えて下さい。


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

扶養家族が健康診断を受けられるかどうかは、加入している健康保険組合や協会けんぽの制度によって異なります。まず理解しておくべき点は、会社が法律で義務付けられている定期健康診断は「従業員本人」だけを対象にしているということです。そのため扶養家族は会社の健康診断の対象外です。

ただし、健康保険組合や協会けんぽでは、被扶養者を対象とした健康診断制度を設けている場合があります。例えば「生活習慣病予防健診」や「特定健診」といった制度があり、年齢や性別、条件に応じて受診が可能です。これらは一部自己負担が必要なケースが多いですが、補助があるため比較的安く受けられるのが特徴です。

さらに、市区町村が実施する健康診断も利用できます。特に40歳以上の扶養家族は、生活習慣病予防を目的とした「特定健康診査(特定健診)」の対象となり、無料または低価格で受診できます。年齢や条件によっては、がん検診などのオプションが追加されることもあります。

まとめると、扶養家族は会社の定期健診は受けられませんが、健康保険組合や協会けんぽの制度、または自治体の健診を通じて健康診断を受けることができます。受診の可否や費用は制度ごとに異なるため、まずは加入している健康保険組合や自治体の窓口に確認することが大切です。

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関連する専門用語

健康保険組合

健康保険組合とは、主に大企業や業界団体が、従業員やその家族の医療費をまかなうために設立・運営している独自の健康保険の運営団体です。一般的な会社員は全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入しますが、一定の条件を満たす企業は、自社や業界内で健康保険組合を設立することができます。 健康保険組合は、保険料の率を独自に決めたり、付加給付と呼ばれる独自の医療費補助や保健事業(健康診断、予防接種補助など)を行ったりすることで、加入者にとってより手厚い保障が受けられる場合があります。運営費は主に事業主と従業員が支払う保険料でまかなわれ、加入者の健康維持や医療費の適正化を目的としています。加入者にとっては、より柔軟で充実した医療支援を受けられる仕組みとなっています。

協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)

協会けんぽとは、正式名称を「全国健康保険協会管掌健康保険」といい、主に中小企業に勤める会社員やその家族が加入する公的医療保険制度です。企業と被保険者が折半で保険料を納めることで、病気やけがの治療費の一部を負担したり、傷病手当金や出産手当金などの給付を受けられる仕組みになっています。 保険料率や給付内容は全国一律ではなく、都道府県ごとの医療費水準に応じて毎年度見直されるため、加入者は自分の居住地の料率やサービスを確認しておくと安心です。大企業が独自に設立する健康保険組合と異なり、規模の小さな事業所でも安定した医療保障を受けられることが特徴で、退職後には任意継続被保険者として最長2年間まで加入を継続できます。

被扶養者

被扶養者とは、健康保険に加入している人(被保険者)に生活の面で養われていて、自分では保険料を払う必要がない家族のことを指します。 一般的には、配偶者、子ども、親などが該当しますが、その人の年収が一定額以下であることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。たとえば、専業主婦(または主夫)や収入の少ない学生の子どもなどが典型的な例です。 被扶養者は、自分で健康保険に加入していなくても、扶養している被保険者の健康保険を通じて医療を受けることができ、医療費の一部負担で済みます。 この仕組みによって、家族全体の保険料負担が軽減されるメリットがあります。ただし、就職などで収入が増えた場合には扶養から外れ、自分自身で保険に加入する必要があります。

生活習慣病予防健診

生活習慣病予防健診とは、糖尿病や高血圧、脂質異常症など、生活習慣の影響で発症しやすい病気を早期に発見し、予防することを目的とした健康診断のことを指します。 主に健康保険組合や全国健康保険協会(協会けんぽ)が実施しており、加入者やその家族が対象となります。検査内容には血液検査、尿検査、胸部X線、心電図、身体測定などが含まれ、将来の重篤な病気を未然に防ぐための重要な手段です。 費用の一部または全額を保険者が負担するため、比較的低コストで受診できます。投資や資産運用とは直接関係しませんが、健康を維持することは医療費の増加を防ぎ、長期的に家計を守ることにつながるため、資産形成の基盤として大切です。

特定健康診査(特定健診)

特定健康診査(特定健診)とは、40歳から74歳までの公的医療保険加入者を対象に、生活習慣病の予防や早期発見を目的として実施される健康診断のことを指します。メタボリックシンドロームに着目しており、腹囲測定、血液検査、血圧測定、尿検査などを通じて、糖尿病や高血圧、脂質異常症などのリスクを把握します。特定健診の結果に応じて、必要な人には「特定保健指導」が行われ、生活習慣の改善を支援する仕組みになっています。 費用は公的医療保険者が一部を負担するため、比較的安価で受診できます。健康は長期的な資産形成の土台であるため、投資や資産運用の観点からも、この健診を受けることは将来のリスク管理につながります。

がん検診

がん検診とは、症状が出る前にがんを早期に発見するために行う検査のことを指します。市区町村が実施する住民検診や、勤務先の健康診断に含まれる場合があり、胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がんなど、種類ごとに検査方法が異なります。 早期に発見することで治療の選択肢が広がり、治癒率が高まるだけでなく、医療費の負担も軽減できる可能性があります。費用の一部は自治体の補助で賄われることが多く、比較的安価に受けられるのも特徴です。投資や資産運用とは直接の関係はありませんが、健康は将来の資産形成や働き方に直結するため、がん検診を定期的に受けることは「人生のリスク管理」として大切です。

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