投資の知恵袋
Questions
外貨預金で得られた為替差益に、税金はかかりますか?また、確定申告は必要ですか?
回答済み
1
2026/09/10 12:45
男性
40代
外貨預金で為替差益が出た場合、税金はかかるのでしょうか。また、どのようなケースで確定申告が必要になるのか知りたいです。課税対象となる所得区分や申告の判断基準についても整理して教えてください。
回答をひとことでまとめると...
外貨預金の為替差益は原則として雑所得として課税されます。給与所得者は他の所得と合わせて20万円を超える場合などに、確定申告が必要です。
佐々木 辰
38歳
株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長
外貨預金で円に戻した際、預入時より円安になっていれば為替差益が発生します。この為替差益は原則として課税対象で、通常は「雑所得」として総合課税の対象になります。一方、外貨預金の利息は利子所得として源泉分離課税されるため、為替差益とは税区分が異なります。
確定申告が必要かどうかは、為替差益の金額やほかの所得状況で判断します。給与所得者の場合、給与・退職所得以外の所得が為替差益を含めて年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。
20万円以下でも、医療費控除やふるさと納税などで確定申告をする場合は、為替差益も含めて申告する必要があります。
また、外貨を円に戻した場合だけでなく、外貨のまま別の金融商品を購入した場合にも、為替差益を認識することがあります。為替差損は雑所得内で通算できる場合がありますが、給与所得などとは損益通算できません。
取引時の為替レート、円換算額、手数料を記録し、申告要否に迷う場合は税務署や税理士に確認すると安心です。
関連ガイド
関連質問
2025.07.31
“外貨預金はメリットがなくおすすめできないと言われましたが本当ですか?”
A. 外貨預金には金利や為替差益のメリットもありますが、手数料や為替リスクが大きいため、目的と使い方次第で向き不向きがあります。
2026.07.14
“外貨預金は、手数料が高いと聞きましたが本当でしょうか。”
A. 外貨預金の手数料は為替交換時に往復で発生し、金利だけでは判断できません。円預金や投資信託等との違いを踏まえ、実質利回りで比較する必要があります。
2025.10.30
“外貨預金で外貨を保有することにはどんなメリットがありますか?”
A. 外貨預金は高金利の通貨に投資でき、通貨分散や将来の外貨支出に備えられる点が魅力です。ただし為替変動や手数料で元本割れのリスクがあり、短期運用には不向きです。
2025.11.04
“外貨預金するならどこの国や通貨がいいですか?おすすめがあれば比較の観点とともに教えて下さい。”
A. 外貨預金は米ドル・豪ドル・NZドルなど先進国通貨が安定的で初心者向き。新興国通貨は高金利だが変動大。預金保護対象外で為替・税制リスクも考慮が必要。
2025.08.15
“外貨預金は円高のときに始めるのがおすすめですか?”
A. 円高時は同じ円で多くの外貨を買えるため、円安に戻れば利益の可能性があります。ただし為替変動や手数料で損失のリスクもあります。
2025.07.31
“外貨預金を外貨のまま引き出すことはできますか?”
A. 外貨預金は外貨のまま引き出せますが、対応銀行や通貨が限られ、事前予約や手数料が必要です。利用目的に応じて手段を選びましょう。
関連する専門用語
外貨預金
外貨預金とは、日本円ではなく米ドルやユーロなどの外国の通貨で預ける預金のことをいいます。通常の預金と同じように銀行にお金を預ける形式ですが、外貨で運用されるため、為替レートの変動によって元本や利息の受取額が増えたり減ったりします。 たとえば、円安になると、外貨を円に戻したときの受取額が増える一方で、円高になると損をすることもあります。また、外貨預金は日本の預金保険制度の対象外であり、元本保証がない点にも注意が必要です。利率が高めに設定されていることが多く、円預金よりも高い利回りを狙える反面、為替リスクという特有のリスクを伴うため、初心者の方には慎重な検討が求められる商品です。
雑所得
雑所得(ざつしょとく)とは、所得税法において定められた10種類の所得のうち、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得、一時所得のいずれにも該当しない所得を指します。具体的には、公的年金や副業による収入、仮想通貨の売却益、FXの利益、非営業用貸金の利子などが該当します。 経費を差し引いた金額が課税対象となり、総合課税の対象となります。また、雑所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
総合課税
総合課税は、給与や年金、事業収入、不動産収入、利子、配当など、1年間に得たさまざまな所得を合算し、その合計額に累進税率を適用して所得税を計算する方式です。 所得が増えるほど税率が高くなるため、高所得者ほど税負担が大きくなる点が特徴です。一方、金融所得には総合課税以外の課税方法を選択できる場合があります。 たとえば、株式譲渡益や先物取引益などは「申告分離課税」を選ぶことで、ほかの所得と区分して一律20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)で申告できます。 また、預貯金利息や一部の公社債利子などは、支払元が税金を源泉徴収する「源泉分離課税」となり、原則として確定申告は不要です。配当や利子のように課税方式を選択できるケースでは、ご自身の所得水準や控除の有無、損益通算の可能性を踏まえ、総合課税・申告分離課税・源泉分離課税のどれを採用するかを検討することが、最終的な税負担を抑えるうえで重要になります。
確定申告
確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得を計算して翌年の2月16日から3月15日に申告し、納税する手続き。多くの会社では年末調整を経理部がしてくれるが、確定申告をすると年末調整では受けられない控除を受けることができる場合もある。確定申告をする必要がある人が確定申告をしないと加算税や延滞税が発生する。
関連質問
2025.07.31
“外貨預金はメリットがなくおすすめできないと言われましたが本当ですか?”
A. 外貨預金には金利や為替差益のメリットもありますが、手数料や為替リスクが大きいため、目的と使い方次第で向き不向きがあります。
2026.07.14
“外貨預金は、手数料が高いと聞きましたが本当でしょうか。”
A. 外貨預金の手数料は為替交換時に往復で発生し、金利だけでは判断できません。円預金や投資信託等との違いを踏まえ、実質利回りで比較する必要があります。
2025.10.30
“外貨預金で外貨を保有することにはどんなメリットがありますか?”
A. 外貨預金は高金利の通貨に投資でき、通貨分散や将来の外貨支出に備えられる点が魅力です。ただし為替変動や手数料で元本割れのリスクがあり、短期運用には不向きです。





