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新NISAで、1800万円をほったらかし運用するとどうなりますか?

新NISAで、1800万円をほったらかし運用するとどうなりますか?

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2026/02/24 13:44


女性

40代

question

新NISAで生涯投資枠1800万円を一括(または短期間で)投資し、以後は積立追加や売買、リバランスをせずに“ほったらかし”にした場合、資産額はどの程度になりますか。


回答

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

新NISAで「生涯投資枠1,800万円を短期間で入れて、その後は追加投資・売買・リバランスなしで放置」した場合、将来額は基本的に「利回り×運用期間」で決まります。NISAは利益が非課税になる一方、元本割れリスクは消えないため、放置=安全ではありません。

注意点として、制度上は年間投資枠が最大360万円のため、1,800万円を完全一括で入れることはできず、最短でも約5年で満額に到達します(ここでは満額が入った時点から放置した前提で試算します)。

目安として年率2%・4%・6%で複利運用すると、以下のとおりです。

運用期間年2%年4%年6%
5年後約1,987万円約2,190万円約2,409万円
10年後約2,194万円約2,664万円約3,224万円
20年後約2,675万円約3,944万円約5,773万円
30年後約3,260万円約5,838万円約1億338万円

一方で放置運用は、資産配分が時間とともにズレて想定以上にリスクが上がる点や、取り崩し開始直後の暴落で資産寿命が短くなる「順番リスク」に注意が必要です。放置するほど、低コスト商品と出口(取り崩し方針)の設計が重要になります。

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NISAでほったらかし投資はできますか?

A. NISAのほったらかし投資は、投資信託の積立購入や高配当株投資などで実践できます。

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女性30代

ほったらかし投資は初心者に向いていますか?

A. はい、向いています。代表的な方法は毎月一定額を自動で積み立てる投資で、時間分散により平均取得価格が安定し、感情に左右されず継続できます。ただし元本割れリスクはあり、年1〜2回の見直しが必要です。

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男性60代

新NISAの積立投資枠は一括投資もできますか?

A. 新NISAの積立投資枠は一括投資できません。最低年2回以上の定期購入が必要で、一括投資するなら成長投資枠を使います。

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男性30代

NISAで投資するなら一括投資と積立投資どちらがいいのでしょうか?

A. 一括投資はリターン最大化に有利、積立投資はリスク分散と安心感に強みがあり、自分の許容度に合わせた選択が重要です。

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新NISAの非課税枠は売却後すぐ復活しますか?

A. 新NISAでは売却後に購入額と同じ非課税枠が翌年復活しますが、年間上限は変わらず、枠が上乗せされるわけではありません。

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男性40代

新NISAで1800万円の上限額に到達したらその後はどのようにするべきでしょうか?

A. 売却で復活する枠を計画活用しつつ、iDeCo等の節税制度と課税口座を組み合わせ、資産ロケーションを最適化しましょう。

関連する専門用語

生涯投資枠

生涯投資枠とは、個人が一生のうちに非課税で投資できる金額の上限を意味します。これは、NISA(少額投資非課税制度)の新制度において導入された仕組みで、年間の投資上限額とは別に、「生涯でこの金額までなら非課税で投資してよいですよ」という合計額が決められているのが特徴です。 投資によって得た利益に税金がかからないというメリットを一生涯にわたって最大限に活用できるようにするための枠組みです。投資を始めた年齢や期間にかかわらず、この上限額の範囲内であれば、何度でも売却と再投資を繰り返すことが可能です。ただし、生涯投資枠の上限を超えると、それ以上の投資については非課税の対象にならない点に注意が必要です。

年間投資枠

年間投資枠とは、つみたてNISAや一般NISAなど非課税制度を利用する際に、その年に非課税で投資できる上限金額を指します。たとえば2024年から始まった新しいNISA制度では、「成長投資枠」で最大240万円、「つみたて投資枠」で最大120万円という年間上限が設定されています。この枠内で購入した投資信託や株式の売却益・配当金は、制度が定める期間中、課税を受けません。 年間投資枠は翌年に繰り越せないため、未使用分は消滅しますが、使い切った場合でも翌年には新たな枠が自動的に付与されます。資産形成を効率化するには、自分の資金計画やリスク許容度に合わせて年間投資枠を無理なく活用し、長期的な非課税メリットと複利効果を最大化することが大切です。

一括投資

一括投資とは、まとまった資金を一度に投資する方法のことです。市場のタイミングが良ければ大きなリターンが期待できますが、反対に、投資直後に相場が下がると大きな損失を抱えるリスクもあります。短期間でリターンを狙いたい人や、投資タイミングを自分で判断できる人に向いています。

複利

複利とは、利息などの運用成果を元本に加え、その合計額を新たな元本として収益拡大を図る効果。利息が利息を生むメリットがあり、運用成果をその都度受け取る単利に比べ、高い収益を期待できるのが特徴。短期間では両者の差は小さいものの、期間が長くなるほどその差は大きくなる。

リバランス

リバランスとは、ポートフォリオを構築した後、市場の変動によって変化した資産配分比率を当初設定した目標比率に戻す投資手法です。 具体的には、値上がりした資産や銘柄を売却し、値下がりした資産や銘柄を買い増すことで、ポートフォリオ全体の資産構成比率を維持します。これは過剰なリスクを回避し、ポートフォリオの安定性を保つためのリスク管理手法として、定期的に実施されます。 例えば、株式が上昇して目標比率を超えた場合、その一部を売却して債券や現金に再配分するといった調整を行います。なお、近年では自動リバランス機能を提供する投資サービスも登場しています。

順序リスク

順序リスクとは、投資の運用成績が得られる「順番」によって、最終的な資産額が大きく変わってしまうリスクのことを指します。たとえば、同じ平均利回りであっても、投資初期に大きな損失がある場合と、後半に損失がある場合では、最終的な資産の残り方がまったく異なります。特に退職後に資産を取り崩しながら生活する人にとっては、投資初期に相場が下落するとその後の回復が追いつかず、資産が大きく減ってしまう可能性があります。そのため、順序リスクを理解し、資産配分や引き出し計画を慎重に立てることが重要です。

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