Loading...

配当控除と外国税額控除は、両方受けられますか?

投資の知恵袋

Questions

配当控除と外国税額控除は、両方受けられますか?

回答済み

1

2026/09/10 12:45


男性

40代

question

配当控除と外国税額控除について、同一の配当所得に対して両方の控除を併用して適用することは可能なのでしょうか。制度上の可否や適用条件、併用時の注意点について知りたいです。

answer

回答をひとことでまとめると...

外国法人からの配当は配当控除の対象外のため、通常は外国税額控除との併用はできません。外国で課税された場合は外国税額控除を検討し、NISAでは原則利用できません。

佐々木 辰

38歳

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

外国株式など外国法人から受け取る配当について、同一の配当所得に配当控除と外国税額控除を併用することは、通常できません。配当控除は、日本国内に本店がある法人から受ける配当等を主な対象とする制度であり、外国法人からの配当は原則として対象外だからです。

一方、外国税額控除は、外国株の配当などについて外国で源泉税が差し引かれ、日本でも課税される場合に、二重課税を調整するための制度です。たとえば米国株の配当では、現地で税金が差し引かれたうえで、日本でも課税されることがあるため、確定申告により外国税額控除を検討する余地があります。

したがって、外国配当では「配当控除と外国税額控除を両方使う」というより、配当控除は使えず、要件を満たす場合に外国税額控除を使えるかを確認する、という整理になります。

注意点は、NISA口座で受け取る外国配当です。日本では非課税となる一方、外国で源泉税が引かれる場合がありますが、日本で課税されていないため、外国税額控除は原則使えません。

佐々木 辰さんに相談する

関連ガイド

配当控除とは税金が戻る仕組み!確定申告の有利・不利の基準とシミュレーション結果を解説

配当控除とは税金が戻る仕組み!確定申告の有利・不利の基準とシミュレーション結果を解説

2026.02.10

難易度:

# 株式# 米国株式# 外国株式# 国内株式# タックスプランニング
配当控除とは税金が戻る仕組み!確定申告の有利・不利の基準とシミュレーション結果を解説

配当控除とは税金が戻る仕組み!確定申告の有利・不利の基準とシミュレーション結果を解説

2026.02.10

難易度:

# 株式# 米国株式# 外国株式# 国内株式# タックスプランニング
外国税額控除のやり方は?確定申告の5ステップや米国など海外の株やETFに二重課税される仕組みを解説

外国税額控除のやり方は?確定申告の5ステップや、米国株・ETF配当の二重課税を調整する仕組みを解説

2025.12.30

難易度:

全世界所得課税とは?居住者・非居住者の国際税務対応と二重課税の回避方法や申告ルールを解説

全世界所得課税とは?居住者・非居住者の国際税務対応と二重課税の回避方法や申告ルールを解説

2026.04.06

難易度:

# 基礎知識# 資産管理# タックスプランニング

関連質問

question

2026.07.14

“配当控除は、外国株式からの配当にも適用されますか?”

A. 外国株式の配当金は、原則として配当控除の対象外です。二重課税の調整は外国税額控除で検討し、NISA口座では控除できない場合がある点に注意が必要です。

question

2026.09.18

“株式の配当金について、配当控除を選択するデメリットはありますか?”

A. 配当控除は総合課税を選ぶことで所得税が下がる場合がありますが、高所得者では累進課税や住民税、社会保険料の増加により不利になることがあります。

question

2026.02.09

“確定申告で配当控除を適用させる方法を教えてください。”

A. 配当控除は総合課税で申告した場合のみ使えますが、売却損がある年や高所得の場合は申告分離課税や申告不要の方が有利なこともあります。所得水準と損益状況に応じて課税方式を選ぶことが重要です。

question

2025.09.30

“特定口座で外国税額控除を使う場合確定申告は必要ですか?”

A. 特定口座で外国税額控除を使う場合は、必ず確定申告が必要です。申告しなければ控除は受けられず、海外で源泉徴収された税は戻りません。

question

2026.03.25

“外国税額控除を使う場合のデメリットはありますか?”

A. 外国税額控除は二重課税を軽減できますが、確定申告必須や控除上限、NISA対象外などの制約があります。

question

2026.09.30

“外国税額控除で確定申告すると税金(住民税、所得税)はいくら戻ってきますか?”

A. 外国税額控除で戻る税金は、外国で払った税額と各税目の控除限度額の小さい方で決まり、住民税は翌年度分が減額されます。

関連する専門用語

配当控除

配当控除とは、上場企業や一部の非上場企業から受け取る配当金に対して適用される税額控除の制度です。日本では、配当金には通常約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の税金が源泉徴収されますが、確定申告を行い「総合課税」を選択すると、配当控除を受けることで実際の税負担を軽減できます。 特に、所得税では配当金の最大10%(上場株式の場合)、住民税では最大2.8%が控除されるため、課税所得が一定水準以下の場合、総合課税を選ぶことで税負担が軽くなる可能性があります。ただし、所得が高い場合は累進課税により税率が上がるため、総合課税ではなく「申告分離課税」を選択したほうが有利になることもあります。どの課税方式を選ぶかは、個人の所得状況に応じて慎重に判断することが重要です。

外国税額控除

外国税額控除とは、日本に住んでいる個人や法人が、海外で所得を得てその国で税金を支払った場合に、同じ所得に対して日本でも課税される「二重課税」を避けるために、日本で支払う税金からその分を差し引くことができる制度のことをいいます。たとえば、外国株式の配当金を受け取った際に、外国で源泉徴収された税金がある場合、その金額を一定の計算に基づいて日本の所得税や法人税から控除することができます。この制度を利用することで、国際的な投資やビジネスを行う際の税負担を適正に調整できるようになります。ただし、控除できる金額には上限があり、正確な申告と証明書類の提出が必要です。資産運用や海外取引を行ううえで、知っておきたい重要な税務上の仕組みです。

配当所得

配当所得とは、株式や投資信託などから得られる配当金に対して課税される所得のことを指します。企業が得た利益の一部を株主に還元するのが配当であり、それを受け取った人にとっては課税対象となります。日本では通常20%強(所得税と住民税を合わせた税率)が源泉徴収され、証券会社を通じて自動的に差し引かれる仕組みが一般的です。ただし、確定申告を行うことで総合課税や申告分離課税を選択でき、所得の状況によっては税負担を軽くできる可能性があります。投資家にとって配当所得は安定した収益源である一方、課税方法の理解が手取りを増やす工夫につながります。

二重課税

二重課税とは、同じ所得や資産に対して、二つ以上の国や課税主体から重ねて税金が課されることを指します。たとえば、外国の株式や債券に投資して得た利息や配当金に対して、まず現地の国で源泉徴収され、その後に日本でも課税されるというケースがあります。このような状況では、同じ収益に対して二重に税金がかかってしまい、実質的な手取りが減ることになります。ただし、日本では外国で課税された分を日本の税額から差し引く「外国税額控除」という制度があり、一定の条件を満たせば二重課税の負担を軽減することができます。海外投資を行う際は、このような税制のしくみにも目を向けることが重要です。

NISA

NISAとは、「少額投資非課税制度(Nippon Individual Saving Account)」の略称で、日本に住む個人が一定額までの投資について、配当金や売却益などにかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託などで得られる利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使えばその税金がかからず、効率的に資産形成を行うことができます。2024年からは新しいNISA制度が始まり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つを併用できる仕組みとなり、非課税期間も無期限化されました。年間の投資枠や口座の開設先は決められており、原則として1人1口座しか持てません。NISAは投資初心者にも利用しやすい制度として広く普及しており、長期的な資産形成を支援する国の税制優遇措置のひとつです。

無料で相談してみる

専門家に相談してみませんか?

無料で相談してみる

投資の知恵袋では、あなたの投資や資産に関する疑問や悩みを専門のアドバイザーに気軽に相談することが可能です。
ぜひご利用ください。

関連質問

資産運用に役立つ情報をいち早くGET!

無料LINE登録

資産運用について気軽にご相談したい方

プロへ相談する

投資のコンシェルジュ

運営会社: 株式会社MONO Investment

Email:

当メディアで提供するコンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。 本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。 また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.

当メディアで提供するコンテンツは、情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。 本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。 また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

「投資のコンシェルジュ」はMONO Investmentの登録商標です(登録商標第6527070号)。

Copyright © 2022 株式会社MONO Investment All rights reserved.