債券型投資信託や債券ETFのメリットを教えてください
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2024/06/07 19:24
株式を中心に資産形成しています。より分散させて安定性を高めるために、債券投資を検討しています。個別債券は個人だとなかなか手が出せないので、債券型投資信託や債券ETFへの投資を検討しています。これらのメリットを教えて下さい。
投資のコンシェルジュ編集部
ご質問の通り一般的に株式のみのポートフォリオよりも株式と債券を組み合わせたポートフォリオの方がリスク分散できることが多いです。債券ETFは、個別債券に比べ、少額から投資ができ、個別債券を選ぶ手間やデフォルトリスクを考える必要がありません。また、株式のように日々取引できるため、換金の自由度が高いです。
ただし、クーポンを直接債券から取得できず、一旦投信やETFにプールされるので、投資家が直ぐにクーポンを受け取ることができないというデメリットも存在します。
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関連する専門用語
投資信託
投資信託は、多くの投資家から集めた資金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用によって得られた成果は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。 この商品の特徴は、少額から始められることと分散投資の効果が得やすい点にあります。ただし、運用管理に必要な信託報酬や購入時手数料などのコストが発生することにも注意が必要です。また、投資信託ごとに運用方針やリスクの水準が異なり、運用の専門家がその方針に基づいて投資先を選定し、資金を運用していきます。
ポートフォリオ運用
投資資金を株式や債券など異なる複数のアセット(資産)に分けて投資する運用手法で、広義で分散投資を指す。値動きが異なる資産を組み合わせることで、価格変動リスクを低減させることが可能。
社債
一般の事業会社が発行する債券を指す。債券とは、発行体が投資家から資金提供を受ける代わりに満期までに利子を支払い、満期には元本を返済する有価証券のこと。
劣後債
発行企業の倒産時には、一般の債権と比較して弁済順位が劣る債券。 普通社債の元利金などが全額支払われた後でなければ元利金が支払われず、社債でありながら相対的にリスクは高い。 その分、利回りは相対的に高めに設定されており、また、金融機関が発行する劣後債については、制限付きで自己資本への算入が認められているため、金融機関が自己資本比率を高める手段として発行するケースが目立つ。